横断歩道を渡っていました。
その日は
朝5時30分起、横浜までクルマで1時間30分。
10時スタートで子供たちとミュージカル創り。
お昼休みを挟んで6時間ほど集中しっぱなし。
終了後、
また1時間30分かけてわが町へ。
横断歩道を渡っていました。
道路を渡り始めて３分の1くらいのところで
クルマがスピードを上げて通過。
びっくりして思わず後ろへ飛び、立ち尽くした。
クルマは止まろうともせずT字の交差点へ・・・。
信号が赤に変り、そのクルマは急停車。
怒りがこみあげて来た。
そのクルマに向かう。
窓ガラスを何度かたたく。
「窓を開けろ！」と激しく怒鳴った。
女性だった。
相手のドライバーはビビったのか開けようとしない。
スマホで警察だと思うが連絡をしたようだ。
勿論、こちらが警察に連絡しようと思っていた。
穏やかに相手に「警察に連絡してくれましたね」と問うと
「はい」とうなずく。
「じゃ、待ちましょう」と私。
逆じゃん、相手は暖かいクルマの中、こちらは寒い道路上。
お巡りさんが2人、後ほどもう2人。
私を取り囲む。
内心「まあ、そうだろうな。」と思う。
「怪しいのはどう見てもこっちだ。」
「銀行へ行っても、警備員の緊張感が高まるのが分かる。」
銀行強盗も何度かやった・・・ドラマでだよ。
起こったことを話した。
相手の話も聞いたようで
「全面的に悪いのは私です」と言ったようだ。
「50メートルほど先の信号の青が点滅し始めたので
歩道を見ずにスピードを上げた」。
相手の人が「あやまりたい」と言っていますがどうします。
最初に言うべき言葉だったんだ。
クルマを止め、外に出てきて
「ごめんなさい、大丈夫ですか。」が最初に言うべき言葉だったんだ。
例え、いっぱつ殴られようと（そんなことはしませんが）。
でも、彼女はそうせず
まるで私があおり運転の加害者であるかのように
自分がその被害者であるかのように
閉じこもって自分の安全を守る。
何か違う。
間違っていると思いませんか。
「やったことに対する申し訳ありません」の気持ちをひとかけらも持たない人だ。
自分を守ることにしか思考を働かせない。
久しぶりに怒鳴ってしまった。
お巡りさんが言っていました。
「110番通報がワンサカ」来ましたよって。
無関心ではないんだ。