発表会が終わってから１回目のレッスンの時、生徒さん方にちょっとだけ面談みたいなことを行いました
発表会に出てみてどうだった？とか、楽しかった？とか、自分の中で演奏は何点だと思う？とか一番印象に残った曲は？とか…そんな感じで
私が尋ねたからといって返事がほしい、というわけではなくて…。
発表会という大きなイベントに出る、ということはそれなりに大事！という子も多いと思います。ねらいは感情のガス抜きです。
緊張した、うまく弾けた、楽しかった、連弾が好き！と思い思いの思い出を語ってくれる子がいる一方でがんばったね！と声をかけたらホッとされたのかポロポロ…と涙が出てきてしまう子もなかにはいらっしゃいました
人前に出ることが怖く、発表会に出演することに対して辞退しようかと悩んでいることを打ち明けてくれた方でした。
ピアノをたくさん練習したこと、人前で演奏することができること…これらももちろん大事なことですが私はなにより悩みを打ち明けてくれたことが一番その子にとって成長の要因に思います
結果的に自信がついた、という声も聞けて嬉しく思うなか、もしこの声を聴き逃したままだったら？と思うとゾッとします。
技術的なことを伝えることはもちろんできますが、それだけではなく生徒さん自身の不安を取りのぞいていける環境をつくりたいと改めて思います。
そろそろ新年度。より良いお教室を目指して参ります