平成11年4月から、徳島市立高校音楽室の真下の空き教室が、第2音楽室として使えるようになりました。

 

楽器庫兼コントラバス練習室として、大変便利になりました。

 

 

4月20日、前年に亡くなられた川人昭夫先生のご遺族からいただいたお金でホルンを購入しました。

平成11年3月26日、市高の第32回定期演奏会を開催しました。

 

この年は、文化センターが改修中で、郷土文化会館を使いました。

 

ステージが狭いため、OBの出演者を制限したりしました。

 

 

第Ⅰ部は管弦楽で、ワーグナー作曲の「ローエングリンより第3幕への前奏曲」、ボロディン作曲の「ダッタン人の踊り」を演奏しました。

 

第Ⅱ部は合唱で、「宮崎駿映画音楽集より」、「このまま君だけを奪い去りたい」、「とくしまの気持ち」、「だんご3兄弟」、「君は夕焼けを見たか」を演奏しました。

 

「だんご3兄弟」などは、大うけでした。

 

第Ⅲ部は管弦楽で、「タイタニック・メドレー」、ボロディン作曲「交響曲第2番」を演奏しました。

 

アンコールは、「もののけ姫よりアシタカせっ記」、「くるみ割り人形よりパ・ド・ドゥ」、そして「市高賛歌」でした。

 

 

12月に逝去された川人昭夫先生の魂が乗り移ったような演奏会でした。

 

 

平成11年1月31日、県の主催で「中四国ボーカルアンサンブルの祭典」が、郷土文化会館で開かれました。

 

中国四国各地から、高校一般の合唱アンサンブルが集まりました。

 

徳島市立高校合唱部は、「クシコスの郵便馬車」、「森の狩人アレン」、上迫敦史君のソロで「このまま君だけを奪い去りたい」、そして「とくしまの気持ち」を歌いました。

 

「とくしまの気持ち」は、「野菜の気持ち」の替え歌で、お面や振り付け付きで徳島の名産を紹介しました。

 

場内大うけで、終演後にロビーでアンコールをしました。

今日は、Nコン徳島県大会本番でした。

 

今年の会場は、徳島文理大学むらさきホールで、さすがによく響きました。

 

ある人によると、このホールは、1階席では生の声が直接飛んできて聞き苦しく、2階席ではすばらしい共鳴でうまく聴こえるのだそうです。

 

審査員席は1階にあったので、どう聴こえたのでしょうか。

 

 

高校の部結果は、

金賞  城東、名西

銀賞  徳島北、徳島市立

銅賞  城北

でした。

 

城東高校は、このところ快挙が続いています。

 

徳島市立高校は、銀賞が取れてみんな喜んでいました。

 

なにせ、オーケストラ部員13人と合唱部員1人で一週間で仕上げたのですから。

今日は、甲子園で鳴門高校が明徳義塾に負けてしまい、少し重い気分で市高合唱部へ行きました。

 

少しデッドな響きの音楽室で発声をした後、階段で歌ってみました。

 

とてもよく響き、別の合唱団になった気分でした。

 

いろいろな場所で歌ってみることが大切ですね。