そして少年はギャップ萌え
今日は娘にゃんと嫁にゃんと一緒にお出掛けした(`・ω・´)
行きも帰りも市電で。
ひとしきり用事を済ませて帰りの市電に乗り込む…
時間は19時40分。
遊び帰りの方々がすすきのから乗り込み…
娘にゃんを肩から吊り下げた僕と荷物を持った嫁にゃんは立って乗る。
…別に譲ってほしい訳じゃない。
娘にゃんは軽いし、僕だってそれなりに力はある方だ。
…しかし、しかしだ。
予想通りこちらを見る輩はたくさんいるのに
誰も席を立ち、譲ろうとはしない。
新生児を抱えた者が乗ってきたにも関わらずだ。
特に手前に座ってるお前!
チャラいかっこしやがって…
要らんものジャラジャラぶら下げて…腕にはタトゥー…
絶対音楽聞いて気づかないふりするんだろう。となりの彼女も然りだ。
他の若めの野郎共も
「誰かが譲るだろう。」
そんな心の声が滲み出てやがる。
どいつもこいつも都会の輩ってのは心が冷めきってやがる(`・ω・´)
別に譲ってほしい訳じゃないんだからねっ(`・ω・´)
そうしてるうちに
「どうぞ。」
それは蚊の鳴くような小さな声だった
僕は一瞬疑った。
聞き間違いだと思った。
席を譲ってくれたのは
手前に座っていたチャラい男だった
しかも
隣に座っていた彼女(絶対見て見ぬふりを決め込んでいた)に
「おい。」
と立つように促す。
なんて粋な野郎だ…!
見た目で判断した自分を殴り倒してやりたい気分だ…!
図らずも胸キュンした…!
これがギャップ萌えなのか?(`・ω・´)
なんと素晴らしいものなんだ…!
この世の中に彼のような若者が増えたらどんなに心が豊かになるだろう…!
ありがとうチャラいあんちゃん!
彼女は評価上がらないけどな!
そして他に乗ってた君たち!
少しは見習え!
見た目はチャラいし明らかに素行不良だが君らより人間の心を持った若者だ!
日本も捨てたもんじゃない!
問題視すべきは中年世代じゃあないのかね!(`・ω・´)
娘にゃんも心優しい清楚な子に育っていって欲しいな(*´∀`*)
いや、そうなるに決まってるけどね(`・ω・´)!
人の暖かみに触れたお出掛けでした(*´∀`*)