ジョシの世界一周ってどやねんな!? -2ページ目

1年経って思うこと

3月11日。

あの地震からもう1年。

本当に衝撃的な日でした。

続々と届くニュース映像に鳥肌がたち、

まるでCG映画を見ているような。

自然の脅威と人の無力さ。

なんで小さな子どもが死んだのに、
私は普通に生きているの？

死ぬのはあの子じゃなくても
良かったじゃないか。

すでに3月いっぱいでの退社も決まり、
夢である世界一周に向けて動いていた時で。

貯めたお金は全額募金すべき？

悩んで悩んで。

「夢を叶えられるなら叶えるべき」

「外にいてできることもある」

「海外から日本に元気な姿を見せることが、日本を元気にする」

色んな言葉を胸に出発を決めた。

旅に出ると
どの国に行っても、どの国の人からも、
「日本は大丈夫なのか？」

もっと英語が話せれば、
もっと日本の現状を伝えられるのに！

ツラくても笑っている日本人を
理解してもらえるのに！

もどかくして仕方なかった。

でも遠い遠い国のことを
心配してくれるのが嬉しかった。

一方で、日本人の旅人と地震の話をすれば、

テレビは真実を伝えない。

ズカズカと被災者の心に入っていくのが取材なのか。

マスコミはマスゴミだと。

現場の人間がどれだけ必死に、
心を殺して、
映像を流していると思っているんだ！

悔しくて泣けてくる。

でもそれはきっと
声を大にして言うべきことではなく。

テレビに携わっている人たちは
それをわかってオンエアに向かっている。

なんて私はちっぽけなんだろう。

旅もまもなく10ヶ月。

バタバタな日々の中、

頭のどっか、心のどっかに

常に日本があって。

私の存在、生き方、将来…

自問自答の毎日。

旅でこんなに自分と向き合うなんて

思いもしなかった。

たくさんの人と出会い、

笑って泣いて。

もちろん

いいコトばかりの旅ではないけど。

日本には家族も友達もいて。

世界中には

旅で知り合った友達がたくさんいて。

なんて恵まれた人生。

みんながいるから旅が続けられる。

たくさんの命が奪われた3月11日。

たくさんのコトを考えたこの1年。

結論なんて出ないけど。

一つだけちゃんとわかったのは、

生きているのか、

生かされているのかなんて

どっちでもいい。

夢を叶えている今の自分は

幸せ者だということ。

夢を叶えさせてもらっているのだということ。

ありがとう。

ありがとう。

長々とまとまらないブログでごめんなさい。

帰国まであと1ヶ月ちょい。

悔いの残らないように

毎日全力投球します！

読んでくれてありがとう。

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