YES/Topographic Drama


CD 1
①Machine Messiah
②White Car
③Does It Really Happen?
④Into The Lens
⑤Run Through The Light
⑥Tempus Fusit
⑦And You And I
⑧Heart Of The Sunrise

CD 2
①The Revealing Science Of God - Dance Of The Dawn
②Leaves Of Green
③Retual - Nous sommes du soleil
④Roundabout
⑤Starship Trooper

Jon Davison: vo,g
Geoff Downes: key
Steve Howe: g,vo
Billy Sherwood: b,vo
Alan White: ds
Jay Schellen: ds


Produced by YES

Rhino/Warner Music(欧)
081227932480 (2017)
www.yesworld.com



新生イエスの最新アメリカン・ツアーのライブをやっと入手しました。



常にどの時代でも、絶対的なバンマスであった、クリス・スクワイアを失い、その彼自身が自分の後継者と認めていても、同世代で英国音楽に明るく、しかも同じマルチプレイヤーであるロバート・ベリーに比べ、ビリー・シャーウッドは、個人的に今までイエスに参加した作品は、何かスッキリしないものがあったのですが、このライブは素晴らしい。



イエスとしてのアイデンティティーが、スティーブ・ハウのギターのいつものあの音に伝承されていて、また件の彼のベースも、しっかりと師匠の魂と音色を受け継いでいました(「儀式」のソロではもう少し羽目を外しても面白かったかも、笑)。



ジェフ・ダウンズのキーボードも、ここ2作のライブに比べると、「同志」や「燃える朝焼け」等の演奏で聴く限り、かなりこなれていましたね。



本作は身体を傷めているアラン・ホワイトに代わり、ジェイ・シェレンがステージに上がる事が多かったようですが、早い復帰を望んでいます。



そうすると、次のボーカルは誰なのか? どちらにせよジョンである事は間違いないでしょう。
お後がよろしいようで。