当院では基本的には、すべて手で施術しますが組織の状態によって器具を
使用した方が早い場合のみ骨盤などに、故ロバート・フルフォードDOが
使用していたパーカッション・ハンマーを模して、市販のマッサージ器を
自分で改造したものを使います。
ちなみにこれがパーカッション・ハンマー。
しかし、それだと振動が大きすぎるため頚部、顔、頭部などに適したもの
がないか探していました。
かなり長いあいだ探し続けて、ようやく見つけたのが下の写真の器具です。
試してみたところ、充分な能力があることがわかったので現在、頭頚部には
必要に応じて、こちらを使用しています。
この器具を使用するようになり、非常に時間短縮ができるようになりました。
こんなのです。
1分間に2300回転という振動で、自分の手だけで施術するよりも
早く膜をリリースさせることができます。
なかなかの優れものです。
ところで私はこれを見てあることを思い出しました。
漫画「修羅の門」に出てくる格闘家、片山右京の技に菩薩掌という
ものすごい必殺技があります。
自分の両方の手のひらのあいだで、相手の頭を高速で打ち合わせる
というものです。
生身の人間には、まず不可能と思える技ですが、両方の手にこの
機械を装着すれば、本当に菩薩掌を繰り出すことができるかも
しれません。
菩薩掌を試してみるために、もう一つ買おうかな~。
凄い技です。
この天才、片山右京も陸奥圓明流の究極奥義である
四門により、陸奥九十九に敗れ去ってしまいますが・・・。
陸奥九十九を倒せるのは悟空くらいか?
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