こんなことになってしまってすみません。
突然脱退という形になったことに関して、応援してくださっているファンの方々に対しては、申し訳ないという気持ちしかありません。
今回の事で僕に対する非難があってもそれは仕方ないですし、悪者だと思われるのは当然のこととして受け止めます。

ただ、何も原因がなければ僕自身このような行動を起こすことはありませんでした。
これから書く内容は決して僕自身を擁護するために書くものではないという事をご理解ください。

ことの発端はあるメンバーAと口論になったことにあります。
先月のスタジオの後にある作業をするという話になっていたのですが、僕の私的な都合でスタジオを早退せざるを得なかったので結局その日は作業を遂行することはできませんでした。
この件に関しては確かに僕が全面的に悪いと思いますし、勿論謝罪はしました。
それに対してAから嫌味を言われ、僕の中でバンドに対する不満も色々と溜まっていたので、思っていることを全て話しました。
しかし、耳を傾けてくれるメンバーもいましたが、巻き込まれるのは嫌だからノータッチでお願いしますとラインしてきたメンバーもいました。

バンド内における大半の作業は僕が担当していました。
僕が担当していたのは主に作曲、物販・HP素材・フライヤー・ブログヘッダ等の画像のデザイン、動画編集、HP作成です。
フライヤーを配り等、宣伝活動をしてくれていたメンバーがいるのはご存知かと思いますが、その一方で何一つバンド内における業務を担当していないメンバーが居たのも事実です。

正直、これだけの作業をこなすのは負担が大きすぎました。
作業の割り振りを見直してほしいと何度か相談したこともありましたが、改善されることはありませんでした。
諸々の業務を業者に外注するという方法もあったと思います。
その方法を取れば僕自身の負担は減りますがメンバーにも金銭的な負担がかかってきます。
僕が頑張ればその辺りの負担は抑えられますし、自分のバンドの為だからという想いで少しでもバンドに貢献できるように自分なりに尽力してきたつもりです。
そのことに対してメンバーBとCはデータを提出する度に「ありがとう」「こっちの方が良いと思う」と、何かしらの反応をしてくれていました。
お礼を言われるためにやっていた訳ではないですが、残りの2人に関してはほぼ既読スルーの状態で、僕が「これで良いですか?」と返事を催促して初めて反応があることが大半のパターンでした。
それが一度なら何も思いませんでしたが、業務的な反応くらいはきちんとしてほしいということを以前にも伝えたにも関わらずその毎回同じパターンの繰り返しなのでモチベーションも下がる一方でした。

最終的に告げられたのは「でも、(作業を)引き受けたよね?できないなら引き受けなければ良かったんじゃないのか。引き受けたなら最後までやれ」というものでした。
感情論かもしれませんが自分がした作業に対してそういう言い方をされるなら、そんな人たちには曲も使ってほしくないですし、このまま続けていこうという気持ちは一気になくなりました。

オフィシャルツイッターで書かれている内容と僕が実際に言った内容だと少し意味合いにズレがあります。
曲を使ってほしくないとは言いましたが、使ったら法的処置を取るとは言っていません。
ただせっかく作った曲が世の中に出ないのは作曲者として悔しいので、制作会社に楽曲提供という形で曲を買い取って頂くという形になりました。
なので曲の権利自体はすでに僕の手元にはありません。
曲を使うならその制作会社に問い合わせるようにとは告げています。

こういった諸々の事情はありますが、一番の決定打となったのはAと論議を交わしている中でこのスクリーンショットのような暴力的な発言をされたことです。


決して喧嘩を売っているつもりはなかったのですが、このように暴力に訴えようとするメンバーとは一緒にやっていけないと思い、最終的に今回のような形を取らせて頂きました。

ただ、どれだけこのような内容を述べたところで、僕の無責任な行動でファンの方々を悲しませてしまったという事実が変わらないですし、許されない事だというのは承知の上です。
ナタリーを最後のバンドにしようと思っていましたし、これで引退という形をとります。
今後僕がバンドマンとしてステージに立つという事はおそらく無いと思いますが、何らかの音楽活動は続けていくつもりです。

今までありがとうございました。