こんにちは。 Flowerstalk / Kazue です♪
6月のジューン・ブライドにちなんで、いくつかウェディングブーケを
ご紹介してまいりましたが、今日はその第3弾!
実際に私がオーダーした自身のブーケを
ご紹介したいと思います。
女性なら一度はウェディングを夢見るのでは
ないでしょうか?
ドレスやブーケ、会場を華やかに飾ってくれるテーブルフラワーや
色々な小物を選んだりするのは本当に楽しいひと時ですよね。
私の場合はといいますと、好き嫌いがとてもはっきりして
いるので、決めるのは簡単だったんですよ。
まずブーケ。
ブーケには大きく分けて3つのスタイルがあります。
ラウンドブーケ ~その名の通り丸い形のブーケ~
キャスケード ~滝のように流れるという語源の流線の綺麗な
華麗なブーケ~
セミ・キャスケード ~キャスケードより丈が短いブーケ~
そのほかにも、三日月型のものやバンチブーケ、ハートやバッグを
型どったものもあります。
さてそんな色々なスタイルのある中、私のブーケへのこだわりは2つ。
とにかく色は”ホワイトxグリーン”のみ、形はセミキャスケード
でした。
花の好き嫌いも伝えてあとはお任せにしました。
そして出来上がったブーケがこちらっ!!!
じゃーんっ
ホワイトローズとファラノプシス(ラン)をメインに…
ミスカンサスとスマイラックスで綺麗な流れるような
ラインが出てますね。
イメージ通りのブーケを作ってくださって
本当に嬉しかったです。
ドレスに合わせるとこんな感じになります。
ドレスはサテン生地のシンプルなもの。
クラシカルなスタイルのドレスなので、シンプルで
清楚なブーケがよく映えました。
私がオランダ人フローリストのEdwinからブーケを
教わった時、彼は”日本人にはセミキャスケードのブーケが
一番似合う”と言ってました。
通常本やカタログなどを見てブーケのイメージを
考えると思うのですが、実はモデルさんは外人の方が
多くないですか?
そうなんです!
外人モデルは日本人に比べて背も高く大柄なので、
キャスケードの大きさ・長さが丁度いいのですが、
日本人には大きすぎてしまうんです。
ブーケを見た時に、”ちょっと小さいかな???”と思うくらいが
実際にドレスと併せてみると丁度いいんです。
正にその通りでした!
併せてご紹介しますのは、テーブルフラワー。
長テーブルに30名程の着席スタイルでしたので、
テーブルの4か所に大きなグラスアレンジを置きました。
ちょっと見にくいですが、グラスの中には
ホワイトのカラーとスマイラックスが入っていて
縦のラインを強調してます。
そして上にのせたアレンジメントは・・・
ホワイトローズとトルコキキョウ、ランに
ダスティミラー、スマイラックス、ヒペリカム、
そしてレモングラスを使いました。
テーブルの上には、スマイラックスでラインを作り、
ところどころに同じ花材で小さな花束を作ってもらいました。
こちらのお花はゲストの方がお持ち帰りできるように
なってます。
ブーケもテーブルアレンジも基本のリクエストは
お伝えしたのですが、あとは全てお任せでした。
ウェディングが12月だったので、ホワイトxグリーンでも
ちょっと冬っぽさを出したくて、ダスティミラーを
リクエスト。
雪がかかったようなホワイトグレーが冬っぽくないですか?
ベルベットの手触りにも似て、私お気に入りのグリーンの
一つです♪
あとは、必ず”実もの”を入れてくださいと。
実ものはヨーロッパのアレンジでは必ずと言って
使われる大切な役割があります。
特に結婚式では、実もの=実がなるとの事で
おめでたいんですよ。
花に携わる私がこちらのフローリストなら
お任せして大丈夫!と太鼓判を押すのは・・・
ユー花園 YU KA EN さん。
ホテル日航東京に入っているフローリストで、
ホテルでの挙式の場合はこちらのフローリストに
お願いするのですが、とても素敵なブーケ・アレンジを
作ってくださいました。
やっぱりお花って大切なんですよね・・・。
お花一つで会場の雰囲気やドレスの印象も変わってしまう。
これから挙式される方は、是非!
ご自分のイメージするスタイルを上手にフローリストに
伝えて下さいね。
必ずや素敵なブーケが出来あがる事と思います♪
これから夏に向けて、ひまわりやブルーが綺麗な
デルフィニウムなどが人気ですね。
皆さんも素敵なブーケに出会えますように・・・。
それではまた。
Kazue