またまた久しぶりのブログとなってしまいました。

前回のイベントから疲労困憊が続き、燃え尽き症候群かと思いながら、

やる気なし子さん状態でチンタラチンタラ過ごしていたら、

燃え尽き症候群ではなくて、完全に燃え尽きていました。。。ガーン

やる気のスイッチが入らないまま過ごしていたのですが、ようやくなんとか最後の最後になってラストスパートをかけて、

エンジンフル回転で作品を作り続け、なんとか間に合いました。

明日から5日連続のイベントに突入です。

 

日曜日に荷物の搬入、セットアップも終え、

なぜかイベントが終わった気分になっているので、

これはマズイ、もう一度エンジンをかけ直さなくては!と言うことで、今朝から気合を入れているところです。

 

クリスマス用の作品、ちょっとしたプレゼントとしてお使いいただけるような作品、

ご自分へのご褒美にちょっと奮発しちゃおう!

みたいな作品などなど、色々とご用意しております。

 

   

  

 

 

「実用的なもの、長くお使いいただけるもの、いただいた方も喜んでいただけるようなもの」がワタクシのモットーです。

安っぽいな〜、チャチだな〜、という印象が残るものは作らいという信念のもと、

長くお手元に置いていただきたいと思いながら、心を込めて作っております。

お足をお運びいただけましたら幸いです。

 

 

生徒さんの作品

お母様とお嬢様でご参加くださっている生徒さんの作品です。

2〜3ヶ月分、まとめてのアップでゴメンなさい。あせるあせるあせる

珍しく(?)可愛らしい、明るめのお色めの生地をお持ちになりました。

 

 

マルシェバスケット

目先を変えて、生地をバイヤスに取ることによって、

柄がとても良い感じに出ました。

派手めになりそうなハワイアンの柄も、落ち着いたシックな仕上がりとなりました。

色々とサイズを変えて作るのが楽しい作品です。

今回は、ミディアムサイズで、ペーパーナプキンが入るサイズを

おつくりになりました。ミニミニサイズもカワイイんですよ〜!

 

 

 

バスタブスタイルのトレイ

お玄関先にハンコやペン、鍵などを入れてちょこっと置いておくのに

便利なサイズ♪

日本の方にとても人気の作品です。

水玉の方は、和っぽい手描き風で温かな風合いのある生地でした。

ピンクのお花柄には、スカイブルーの起毛クロスを合わせて。

さわやかな仕上がりとなりました。

 

 

 

ハロウィンハウス

クレイパーツをつけて、ホンテッドハウス。

大人可愛い生地で作られました。

ありきたりなハロウィン柄でないところが良いですね。

また、それぞれのお家の生地をリバースにしたところがグッド!

 

お家を並べて飾りたいというご希望でしたので、

パーツのない方は、少し大きめサイズにして、中にLEDバッテリーで灯る

キャンドルを入れるようにしました。

お窓からポワ〜んと灯って見えるんですよ。

 

 

11月、12月のレッスンでは大作に挑戦されます。

仕上がりが、今から楽しみです。

 

 

明日はハロウィン。

先月のイベントにもハロウィン用の作品をいくつかお持ちしました。

特に好評だったのが、ハロウィン柄の写真立てとキャンディバスケット。

 

相変わらずですが、写真立てのお写真を撮るのを忘れてしまいました。あせる

全体写真の中に、ひっそりと写っているのを見つけたので、

それでご勘弁くださいませ。

 

生地はこちら。

中世っぽいコスチュームが大人可愛い生地です。

また、キャンディコーンの中にも一つ一つ違う柄が施されていて、

かなり凝った生地となっています。

 

 

キャンディバスケット

 

アメリカでも、こんなにセンスのいいハロウィン柄が買えるようになるとは。。。

こじんまりとした、個人でキルトショップを経営されている方のお店で買いました。

やはり、こういうお店だからこそ、オーナーさんのセンスが光りますね。

Jストアでは絶対見つからない!

カーキ色にタバコの灰を混ぜたような、なんとも言えない色で、

オレンジも、黄色も原色ではないところが、とにかくが素敵です。

 

写真立て、キャンディバスケット共に、完売しました!

ありがとうございました。

最後の一個を発送する前に、珍しく忘れずにお写真を撮りました。ウシシ

 

同じ生地が見つかったら来年用に作って欲しい、

というオーダーを何人かの方達からいただいております。

オットP君も便乗してオーダーを入れてくれました。爆  笑

(なぜうちに一つもないのか、という目をしていましたが。。。ねー

 

ちなみに、このふさふさしているセージグリーンのブレードがかなり良い仕事をしているのです。おリボンの部分は、図らずも生地と同じ色。

さすが「おフランス」のブレードだけあります。ラブラブ 

 

晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ

 

みなさん、週末はいかがお過ごしでしたでしょうか。

 

暑い日が続いていたここ南カリフォルニアも、

ようやく過ごしやすい気候になりました。

ワタクシたちは、Getty Museumでエキシビジョンを鑑賞し、

ビバリーヒルズのカフェでお茶をしながら、のんびりと過ごしました。

P君は難しそうな本を読みながら、バゲットをかじり、

ワタクシは人間ウォッチングをしながら、

ショートブレッドをボリボリサクサクいただきました。

 

噴水の音がなんとも心地よかったです。

 

 

この長〜い回廊風の廊下、好きです。


 

この後、夕方からP君のお友達ご夫婦と一緒にマリブにあるレストランでお食事をして

1日が終わりました。

 

 

カフェで、色々とケーキも買って帰ってきました。

 

久しぶりに食べたカヌレ、おいしかったです!

どうしてこんなにエクレアが美味しいのかしら。

日本ではあまり好きではなかったのに。。。

 

土曜日に引き続き、日曜日もスィーツ三昧。びっくり

P君は、ハロウィン仕様で、ゴーストのカップケーキ。オバケ

 

 

ワタクシは、エスプレッソのシュークリーム。

あまり甘くなく、苦味がきいた大人なシュークリームでした。

ちょっとクリームが重めだったので、最後の3口は辛かったですが、

お味は抜群に美味でした!

 

 

同じ場所にいながら、

それぞれに思い思いのことをして、

それぞれ好きなものを食べ、

他愛もない会話をポツリポツリとして。。。

盛り上がりには欠けるけれど、

これが結婚18年目の夫婦の形なのだと実感した48回目の誕生日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒さんの作品

気力が戻らないまま、アレヨアレヨと10月も半ば。。。

困ったものです。

とはいえ、アトリエでは生徒さんの素敵な作品が出来上がっています。

 

 

ティッシュボックス

 

南北戦争時代の復刻版の生地を使って。

とても爽やかな仕上がりとなりました。

ゲストルーム、通称「ブルールーム」に置くそうです。

 

 

フレンチジェネラルのポンディチェリの生地で。

大きな柄の生地もストライプも、綺麗に収まりました。

 

 

 

ゴミ箱

 

びっくりなことに、「J」ストアで見つけられた生地だそうです。

内側はラミネートされました。外に使われた生地と同じラインで、

ちょっとかすれた感じの水玉がとても素敵でした。

 

ちなみに、Jストアとは、Jo-Annというお店のこと。大きな声でジョアンで買った!とは言いたくないからJストアと言うそうです。

 

個人的な意見ですが、ジョアンの生地はあまり質が良くない気がします。また、ありきたりな生地が多く、何よりセンスの良いといいますか、品の良い生地は置いていないという印象があります。生徒さんたちもまた、ジョアンには素敵な生地が置いていないと言って好んで行かれない方が多いのですが、たまに立ち寄ってみると目先が変わったものもあるようです。

 

それにしてもアメリカの方、ブルーがお好きな方が多いです。

みなさん、お疲れ様でした。

 

 

余談です。。。

ブルーのティッシュボックスがあまりに素敵だったので、欲しい欲しい欲しい、とおねだりし続けたら、生地をくださいました。自分で作りなさい、と。びっくり 

一本取られました。敵もなかなかのうわてじゃの〜グラサン

 

怒涛のような夏が過ぎ、

9月はどのように過ごしたのかも記憶がなく、

気がつけば10月。。。

 

9月のイベント、

たくさんの方に応援していただき、支えていただき、助けていただきながら、

無事になんとか終わりました。

 

今までにもイベントのようなものにはチョコチョコ参加させていただいいましたが、今まで以上に大きなブーススペース、開催期間などなど、今回のような大きなショーは初めてのことでしたので、何をどのように、どの程度、どんな感じに。。。とにかく準備段階ですでに頭がパンク寸前でした。

 

気持ちは焦り、指は悪化するばかりで悪夢までみる始末。

そんな中、焦っても仕方ないから、と励まし続けてくれた友達に感謝してもしきれません。

 

アメリカ人の生徒さんたちも、日にちが迫るにつれて、携帯にメッセージを送ってくださったり、電話をくださったり、当日の搬入の心配までしてくださったり。。。

 

みんな本当に家族のように心配してくださいました。

 

ショーの前日は、お友達のお家にご厄介になりました。

ブースのセットアップもお手伝いくださった後、お夕飯には、ツルツルっとしたものが良いでしょうと「肉うどん」をご用意くださいました。大根おろしいっぱい、レモンもきかせて、さっぱり冷たい肉うどん、美味しかったです。お手製の天かすがコクを足していい仕事をして、またお手製のお出汁にほっこりしました。(お写真がなくてすみません。あまりに疲れてていたのと、空腹で、写真を撮ることを忘れ、一気にいただいてしまいました。)

 

「疲れているときは、ツルツルっとさっぱり食べたいでしょ。」と思っていてくれた気持ちがとても嬉しかったのもあるのですが、こういう感覚は、やはり日本人にしかわからない感覚だろうな〜としみじみと心に染み入りました。アメリカ人だったら、こう言うときは、チキンシーザーサラダか、チキンスープでもと言う発想になるんだろうな〜。。。

 

食後には、ご主人様が美味しいデザートを買ってきてくださっていました。

レモンタルト、フランボワーズのエクレア、チョコレートのロールケーキ。

レモンタルトが、とーっても美味しかったです。フランボワーズのエクレア、初めて食べたのですが、甘酸っぱくて、おしゃれなエクレアでした。

 

 

翌日、朝早かったにもかかわらず、ご飯を炊いてくださって、しっかりと和定食をご用意くださいました。

 

朝からトンカツと言うわけにはいかないから、トントンとうまくいきますように、と思って「豚汁」を作ったよ、と。

 

涙が出てしまいました。。。

 

豚汁は、お手製のお味噌と麦味噌の合わせ。コクがあって、ちょっと甘めで、なんとも言えなくホッとするお味でした。かぼちゃのお煮物も薄味だけどジュワーっと甘さが広がる、とっても幸せな気持ちになるお味。牛肉のしぐれ煮は、生姜がきいていて、甘めなんだけど辛くなく、絶妙なお味付けで、さすがお料理上手だわ〜。白菜のお漬物も、本当に美味しくて、バリバリいっぱいいただきました。
 

 

お昼ごはん用にと、おにぎりも持たせてくださって、何もかも完璧!

やっぱり日本人。ここぞと言う時には「お米」を食べないと元気が出ません。

豚汁でしっかりと朝ごはんをいただいたおかげで、夕方近くまで全然お腹が空きませんでした。おにぎりは、おやつにいただきました〜。

 

翌日には、ご主人様と一緒にショーにいらしてくださったのですが、

その時には、前日同様、おにぎりを持ってきてくださいました。

そして、脳のためにも甘いものがあったらいいでしょう、とお豆腐で作ったドーナッツが有名なお店に寄って、ラムレーズンとアールグレイのドーナッツ、抹茶ドリンクを買ってきてくださいました。もちもち食感がたまらなく美味しかったです。抹茶ドリンクも甘すぎず、でも甘くて、抹茶の苦味もあって、朝から元気になりました!

 

 

ご夫婦して、心の温かい方たち。

素敵なおもてなしでした。

本当に感謝の言葉しかありません。

 

 

肝心のショーの方は。。。

たくさんの方にカルトナージュをご紹介する機会に恵まれ、とても嬉しく、ありがたく思うと共に、素晴らしい経験となりました。たくさんの方に助けていただき、支えていただきながら得ることができた経験だと思っています。

 

また、ここでこうしてカルトナージュをご紹介できているのは、フランスでカルトナージュを教えてくださった先生、日本でカルトナージュを教えてくださった先生方のおかげの上にあることだと、改めて思いました。特に、カルトナージュ講師として、今、自信を持ってやっていられるのは、認定講師サーティフィケイトをくださった先生のおかげで、今でも本当にありがたいと思っています。

 

最初は盛りだくさんだったテーブルも、翌日には「だいぶ減ったね〜、1/3くらいになったね〜。」と周りの方達から言っていただきました。

少し空いたかなと言う感じはあったものの、商品が売れたと言う実感がイマイチなかったので、皆さんからお声をかけていただいて、びっくりと言う感じした。

 

お写真では、はっきりと綺麗に写っていないのが残念なのですが、お友達が、カリグラフィーで商品名をカードに書いてくださいました。とっても素敵だったのですよ〜。イメージ通りと言うか、想像していた以上に素敵で感動しました。

 

 

商品をお買い上げいただいたことも嬉しかったのですが、何よりも、カルトナージュを知らなかった方たちの目に触れ、そしてご興味を持っていただき、カルトナージュをやってみたいと思ってくださった方が多かったこと。それが今回、このショーに参加した大きな収穫でした。

 

ちなみに、カルトナージュもさることながら、紺のテーブルクロスの上にひいたレースに興味を持たれた方も多かったんです。レースは、母が編んだものです。昔から、家のいたるところにレースで編んだものが置いてあったり、かかっていたり。。。子供の頃は、全く興味がなかったのですが、今になって、貴重なものであることを知り、ありがたく、大切に使っています。母のレース編みにたくさんの方からお褒めをいただいて、なんだか私自身も誇らしく思いました。

 

9月は、燃え尽き症候群状態だったのですが、ようやく少しずつペースを取り戻しつつあり、次回11月末のイベント、来年1月、4月のイベントに向けて準備を始め出しました。

 

通常クラスも12月まで残すところ数えるばかりとなってきました。生徒さんたちもホリデーギフトの準備などを本気で考え始め出されて、エキストラキットのオーダーなどたくさんいただいています。何か手作りのものをプレゼントしたいと言う気持ち、素敵ですよね。私もその皆さんの気持ちに応えられるよう、気合を入れなくては!

 

兎にも角にも、怪我をしないよう、気を引き締めて頑張ります!