怒涛のような夏が過ぎ、
9月はどのように過ごしたのかも記憶がなく、
気がつけば10月。。。
9月のイベント、
たくさんの方に応援していただき、支えていただき、助けていただきながら、
無事になんとか終わりました。
今までにもイベントのようなものにはチョコチョコ参加させていただいいましたが、今まで以上に大きなブーススペース、開催期間などなど、今回のような大きなショーは初めてのことでしたので、何をどのように、どの程度、どんな感じに。。。とにかく準備段階ですでに頭がパンク寸前でした。
気持ちは焦り、指は悪化するばかりで悪夢までみる始末。
そんな中、焦っても仕方ないから、と励まし続けてくれた友達に感謝してもしきれません。
アメリカ人の生徒さんたちも、日にちが迫るにつれて、携帯にメッセージを送ってくださったり、電話をくださったり、当日の搬入の心配までしてくださったり。。。
みんな本当に家族のように心配してくださいました。
ショーの前日は、お友達のお家にご厄介になりました。
ブースのセットアップもお手伝いくださった後、お夕飯には、ツルツルっとしたものが良いでしょうと「肉うどん」をご用意くださいました。大根おろしいっぱい、レモンもきかせて、さっぱり冷たい肉うどん、美味しかったです。お手製の天かすがコクを足していい仕事をして、またお手製のお出汁にほっこりしました。(お写真がなくてすみません。あまりに疲れてていたのと、空腹で、写真を撮ることを忘れ、一気にいただいてしまいました。)
「疲れているときは、ツルツルっとさっぱり食べたいでしょ。」と思っていてくれた気持ちがとても嬉しかったのもあるのですが、こういう感覚は、やはり日本人にしかわからない感覚だろうな〜としみじみと心に染み入りました。アメリカ人だったら、こう言うときは、チキンシーザーサラダか、チキンスープでもと言う発想になるんだろうな〜。。。
食後には、ご主人様が美味しいデザートを買ってきてくださっていました。
レモンタルト、フランボワーズのエクレア、チョコレートのロールケーキ。
レモンタルトが、とーっても美味しかったです。フランボワーズのエクレア、初めて食べたのですが、甘酸っぱくて、おしゃれなエクレアでした。

翌日、朝早かったにもかかわらず、ご飯を炊いてくださって、しっかりと和定食をご用意くださいました。
朝からトンカツと言うわけにはいかないから、トントンとうまくいきますように、と思って「豚汁」を作ったよ、と。
涙が出てしまいました。。。
豚汁は、お手製のお味噌と麦味噌の合わせ。コクがあって、ちょっと甘めで、なんとも言えなくホッとするお味でした。かぼちゃのお煮物も薄味だけどジュワーっと甘さが広がる、とっても幸せな気持ちになるお味。牛肉のしぐれ煮は、生姜がきいていて、甘めなんだけど辛くなく、絶妙なお味付けで、さすがお料理上手だわ〜。白菜のお漬物も、本当に美味しくて、バリバリいっぱいいただきました。

お昼ごはん用にと、おにぎりも持たせてくださって、何もかも完璧!
やっぱり日本人。ここぞと言う時には「お米」を食べないと元気が出ません。
豚汁でしっかりと朝ごはんをいただいたおかげで、夕方近くまで全然お腹が空きませんでした。おにぎりは、おやつにいただきました〜。
翌日には、ご主人様と一緒にショーにいらしてくださったのですが、
その時には、前日同様、おにぎりを持ってきてくださいました。
そして、脳のためにも甘いものがあったらいいでしょう、とお豆腐で作ったドーナッツが有名なお店に寄って、ラムレーズンとアールグレイのドーナッツ、抹茶ドリンクを買ってきてくださいました。もちもち食感がたまらなく美味しかったです。抹茶ドリンクも甘すぎず、でも甘くて、抹茶の苦味もあって、朝から元気になりました!

ご夫婦して、心の温かい方たち。
素敵なおもてなしでした。
本当に感謝の言葉しかありません。
肝心のショーの方は。。。
たくさんの方にカルトナージュをご紹介する機会に恵まれ、とても嬉しく、ありがたく思うと共に、素晴らしい経験となりました。たくさんの方に助けていただき、支えていただきながら得ることができた経験だと思っています。
また、ここでこうしてカルトナージュをご紹介できているのは、フランスでカルトナージュを教えてくださった先生、日本でカルトナージュを教えてくださった先生方のおかげの上にあることだと、改めて思いました。特に、カルトナージュ講師として、今、自信を持ってやっていられるのは、認定講師サーティフィケイトをくださった先生のおかげで、今でも本当にありがたいと思っています。
最初は盛りだくさんだったテーブルも、翌日には「だいぶ減ったね〜、1/3くらいになったね〜。」と周りの方達から言っていただきました。
少し空いたかなと言う感じはあったものの、商品が売れたと言う実感がイマイチなかったので、皆さんからお声をかけていただいて、びっくりと言う感じした。
お写真では、はっきりと綺麗に写っていないのが残念なのですが、お友達が、カリグラフィーで商品名をカードに書いてくださいました。とっても素敵だったのですよ〜。イメージ通りと言うか、想像していた以上に素敵で感動しました。

商品をお買い上げいただいたことも嬉しかったのですが、何よりも、カルトナージュを知らなかった方たちの目に触れ、そしてご興味を持っていただき、カルトナージュをやってみたいと思ってくださった方が多かったこと。それが今回、このショーに参加した大きな収穫でした。
ちなみに、カルトナージュもさることながら、紺のテーブルクロスの上にひいたレースに興味を持たれた方も多かったんです。レースは、母が編んだものです。昔から、家のいたるところにレースで編んだものが置いてあったり、かかっていたり。。。子供の頃は、全く興味がなかったのですが、今になって、貴重なものであることを知り、ありがたく、大切に使っています。母のレース編みにたくさんの方からお褒めをいただいて、なんだか私自身も誇らしく思いました。
9月は、燃え尽き症候群状態だったのですが、ようやく少しずつペースを取り戻しつつあり、次回11月末のイベント、来年1月、4月のイベントに向けて準備を始め出しました。
通常クラスも12月まで残すところ数えるばかりとなってきました。生徒さんたちもホリデーギフトの準備などを本気で考え始め出されて、エキストラキットのオーダーなどたくさんいただいています。何か手作りのものをプレゼントしたいと言う気持ち、素敵ですよね。私もその皆さんの気持ちに応えられるよう、気合を入れなくては!
兎にも角にも、怪我をしないよう、気を引き締めて頑張ります!