日本の文化『コスプレ』 | Luxcloth<ラグズクロス> ショップブログ

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「コスプレ」は「コスチューム・プレイ」を略した単語というのは言うまでもないことですが、ただの日本語の略称というだけでなく、「Cosplay」という、日本語が語源である世界中で通じる用語なのです。

元祖ともいえる日本のコスプレは、初期の頃は同好の士だけでひっそりと集まって楽しむものでありましたが、現在ではかなり規模も大きくなりイベントの種類も増え、一般的にも認知されるようになりました。

日本の内なる文化であり続けたコスプレですが、今では少し様相が変わってきています。
日本の漫画、アニメは海外でも受け入れられ人気を博していますが、その副産物ともいえる 〝Cosplay゛(コスプレ)にも世界の若者たちが興味を持ち始め、積極的に参加しています。

「世界コスプレサミット」は、日本のテレビ局が2003年から始めたイベントですが、年々参加国/参加人数が増え、2012年には20か国にもなり、日本政府も後援に乗り出し外務大臣賞まで設置するという、「コスプレ」はまさに日本が世界に誇る文化となっています。

日本国内でのイベントだけではありません。

今では海外でもかなりの数のコスプレイベントが催されています。フランスの「ジャパンエキスポ」はもっとも有名なヨーロッパにおける日本関連イベントで参加人数は年々増え、最近では20万人超ですが、他にもイタリア・フィレンツェで毎年冬に行われている「ジャパンフェスティバル」は13回目を迎えるほど定着しています。

また、イベントだけではなく、欧米を中心とした海外の若者がネット上にコスプレをした写真をアップし披露しあうサイトも数多く、その本格的なコスチュームには見とれるほど。

そのようなイベントやサイトの活況からも、今後ますます海外でのコスプレ愛好者は増えると予想されます。

「コスプレって何?」の時代から、「どの国ではどんなコスプレの特色があるのか?」と各国ごとに独自の根が広がって、コスプレが更にいろいろなジャンルに分かれ、一大文化となるかもしれません。今はその過渡期といえるでしょう。