団員による指揮者紹介
彼 と出会ったのは、関西に縦縞が溢れた阪神タイガース21年振りの優勝の翌年の春合宿であった。1回生の時に不良団員であったという彼はサブリーダーという大役に戸惑いつつも、当時から既に独特のオーラを発していた。彼のオーラは人を惹きつける。(恐らく)図らずに回りに人を集め、そこに音楽が生まれる。Piacereはそうして生まれた。
彼は昔から「音」の人であった。ピアノは勿論だが、見事なドラムにも感心したものである。そんな彼が3回生で指揮者になった途端「言葉」の人になった。未熟であった学生達は、彼の指揮棒から生まれる情念の世界に照れつつも引きずり込まれていったのだった。
そんな彼は不惑を迎えて「うた」の人に変身を遂げつつある。練習の都度、うたの楽しみを団員に気付かせてくれる。
こっちも負けてはいられない、さあ楽しい音楽の時間だ!
masa
(第1回演奏会パンフより転載)
うたいぞめ
お屠蘇気分も醒めやらぬ1月10日と11日の両日、都内某所で今年初めての練習がありました。
年末年始の不摂生でちゃんと声が出るのか少々心配ではありましたが、やっぱり声を出すって気持ちいいですね。二日間の集中練習が終わったときには心身ともに心地よい疲労感がありました。
写真は練習後の打ち上げにて。
フォーレ/レクイエムのソリスト坂下忠弘
(Bar.)さんをお迎えして、練習ともども大いに盛り上がりました。
坂下さんは非常に説得力のある歌を歌われる素晴らしいバリトン。しかもイケメンさんなので女性陣の目がマークに。写真から野郎どものジェラシーが感じ取れるでしょうか(笑)。
しかし白ワイン、何本空いたんだろう・・・。
(文責:中村太郎)