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大津市ピアノ教室|トリイ大津わにセンター ヤマハ音楽教室

大津市のピアノ教室。和邇・木戸・真野・堅田をエリアとした総合音楽教室です。ピアノ・エレクトーン・フルート・バイオリン・クラシックギター・ボイトレの子供から大人の個人レッスンとヤマハ音楽教室を展開しています。

最近では、ピアノを習う男の子が珍しくなく
なりました。



昔は、女の子はピアノ。男の子はスポーツ!と
いう考えの親御さんが多かったのですが、今や
「男の子なのにピアノを習うのですか?」なんて
言おうものなら不思議な顔をされるか、どやされ
ちゃいますw。



そんな男の子ですが、昔と変わらないところも
まだまだあるようです。



例えば男の子の価値観。
男の子は、なんでも“一番”が好きです。



小学生の男子生徒たちに、
「一番早い乗り物は?」と聞くと、
多い答えが、新幹線。でも、すぐに


「ちがう!新幹線も色々あって、その中でも
のぞみが一番早い!」


と、言い出す子が出てきて、更に


「違う、ロケットの方が早い!」


となり、最後は


「光が一番だ! 一秒間に30万kmだ!」


に、行き着きます。ほぼ確実にw。
(最近の子はここに“ニュートリノ”なんか
を差し込んできますが、もうこちらが分りま
せん。)



あるいは、硬いもの一番も食いつきます。


「一番硬いのはダイヤモンド。」


案外ランキングも好きです。


「2番がサファイヤとルビー」


「金属なら“超硬合金”で次が“SKH56”だ!」
(さっぱり意味不明です。)



河川敷に遊びに良くと、岩石をぶつけ合って
誰の石が一番硬いかなんてゲームが始まりま
す。


~~


早い、硬い、大きい、強い・・・・
そして、その中で一番。



そんな男の子の価値観を生かした
練習の仕方ってありそうですね。



例えば、



・ピアノの鍵盤の中から『ド』を誰が一番
たくさん見つけられるかゲーム!


・読譜につながる
おんぷカードのスピード選手権


・繊細なピアノ鍵盤コントロールを学ぶ
    誰が一番小さな音が出せるか選手権


テンポを少しずつ速くする練習でも、メトロ
ノームの数字を意識させて、


「次は、テンポ140に挑戦しよう。」


それが出来たら自己申告させて自己最速記録を
塗り替えさせるとか、一昔前のスポコン的な方
法は時と場合によりまだ使えそうです。
(音楽性とのバランスには気をつけて)



さて、女の子は同じ体験をさせても反応が
違います。


ダイヤモンドとルビーを見せてもどちらが
硬いかなんて興味を示しません。ですよね?


どちらが綺麗か、どちらが高価か・・・。


そうすると、やっぱり練習もそっち系が
良さそうです。



次の発表会で頑張って欲しいから、ドレスを
用意してあげよう!というのは効果大だと思
います。



普段の練習でも、本番と同じドレスを着て
弾かせると一味違う演奏になったりします。



大事な演奏の時だけ、宝飾品をつけさせて
あげると音色まで変わることがあります。
真珠やダイヤモンドなんて、考えただけでも
何かが化けそうですね(笑



昔は、一回弾くと、おはじきをひとつ置く、2回
弾くと、もうひとつおはじきを置くというやり方
がありました。これもキラキラ光る綺麗な
“おはじき”が女の子のモチベーションをあげる
のに一役買っていたからかもしれません。



(これをダイヤでやったら一体どうなることで
しょう。我が家では想像もできませんが^^)



このように、女の子の価値観は、
綺麗、高価、魅力・・・かな?



最近では、男女の特徴があいまいになってきて
いる気がするので、一概には言えないかもしれ
ません。ですが、わが子の特徴にプラスしてこ
れらを取り入れると、少し練習が楽しくなるかも
知れませんよ。