時間をさかのぼる影響力は、量子世界にみられる非局在的な相関関係の現れです。量子は目に見えない配置で、常につながっています。未来は既に曖昧な状態で存在していて、私たちは今それを具体化しているのかもしれません。原子内粒子は、観察もしくは思考が加えられるまで、不確定な状態で存在していると考えれば、理屈は通ります。
物質の変化というものを知覚して私たちは時間を感知します。脳の側頭・頭頂節合部 (TPJ: Temporal parietal junction)がこれに関与するものと言われています。
私たちは時間を逆行した因果関係が宇宙の法則に反すると考える必要はないようです。
ゼロ・ポイント・フィールドと相互作用している原子内粒子の動きによって発生し、時空におけるさざ波のような形をとって光よりも早く移動する2次的波である Torsion Wave (ねじれ波)のようなスカラー波からなるフィールドが、時空の変化を可能にするのではないでしょうか。
量子光学のような科学技術は、レーザーパルスを使って ゼロ・ポイント・フィールドを圧迫し、マイナスエネルギーを抽出しようとしてきました。
電子同士が密着すると、ゼロ・ポイント・フィールドでつくられている仮想粒子の飛沫の密度が上昇します。その結果、この飛沫は電磁波状となり、時間軸を交互方向に行き来するようにすると考えられています。
多くの理論家たちは、このマイナスエネルギーがあれば、ワープ移動やタイムマシン製造、さらには空中浮揚までもが可能になると信じているようです。