Day Dream Believer

Day Dream Believer

人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

 


Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はケルン(KOE)をアリアンツ・アレーナに迎えて対戦。
首位レバークーゼン追撃の為に勝ちが絶対条件のバイエルンでしたが、
結果的にケルンを2-0で破って可能性を残す勝利を挙げましたアップ
※試合は現地時間4/13(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■マヌエル・ノイアー
■ブナ・サール(ケガ)
■サシャ・ボエ(ケガ)
■セルジュ・ニャブリ(ケガ)
■リロイ・ザネ(ケガ)
■トーマス・トゥヘル(サスペンション)


さて試合の方ですが、
まずはバイエルンは負傷離脱者はもちろん、監督のトゥヘルも前節の
ハイデンハイム戦で警告が指定累積に達したトーマス・トゥヘルがベンチに
すら入ることができず、代わりにACのツォルト・レーヴが指揮を執ることに
なります。それでもベンチには観客席の何処かにはいるであろうトゥヘル
から指示があることがあると思いますが…。
そして致命的なケガではないものの、ノイアーやザネもこの日は欠場となり、
ゴールマウスにはウルライヒが、そして前線では久々にマティス・テルが
スタメンとしてピッチに立つことになります。


そんなメンバーが揃っていないバイエルンを尻目に、立ち上がり大きな
チャンスをを迎えたのはケルン。
前半9分、バイエルンのクリアボールを拾ったリュビチッチのボールキープから
再びバイエルン守備陣を自陣に押し込むと2列目まで下りてきたアダミヤンに
一旦パスすると自身はそこからポジションをススス…と移してバイエルンの
DFラインと中盤のギャップに入ってPA手前で再び縦パスを受けると、
右HSを裏抜けしたアリドゥへスルーパスを送ります。
これを受けたアリドゥが角度の厳しいところではありましたがフリーで
シュートを放つも、これはバイエルン的に幸いにも左ポストの更に左に流れて
枠を外れます。


試合は立ち上がりからバイエルンが基本的にボール支配率高めでケルンを
自陣に追いやってプレーしてはいるんですが、ケルンは前線に2人…マイナと
アダミヤンでしょうか…を残しながら8人で4+4の強固なブロックを作って
バイエルンに自由なスペースを与えず、またシュートを打たれても
GKシュヴェーベが正面でブロックしたりと序盤を終えてバイエルン側に
ゴールの期待感があまり感じられず、それに対して前半20分にケルンは
GKからのビルドアップながら、巧みに前の選手達がバイエルン守備陣の
スペースに位置取り、あれよあれよと縦パスを繋ぐと左サイドでパスを
受けたフィンクグレーフェがバイエルン陣内でパスを受けると
ゴール前へアーリークロスを送り、ここに飛び込んできたアダミヤンが
ダイヴィングヘッドを放つもこれはバイエルンGKウルライヒがブロックして
ここでも試合は動きません。
ただ、バイエルンの方が高いボール支配率に対して明らかにケルンの方が
バイエルンよりも決定機を迎えており、この時点でまだ前半の中盤と
いうことを考えると不安な展開であります。


バイエルンに再び決定機が訪れたのは前半30分、
ケルン陣内右サイドでボールをキープするもエンドライン際で奪い
返されるもこぼれ球をパヴロヴィッチが頭で返すとキミヒからミュラーへ
ワンタッチでつなぐとPA手前で待っていたケインにパスが渡ります。
当然ケインの前には2、3人のケルン守備陣が構えておりシュートが打てる
よぅな状況ではなかったですが、GKシュヴェーベの前のスペースに
スッと出てきたゲレイロがケインからのパスを受けてフリーでシュートを
放ちますが、至近距離からのシュートをGKシュヴェーベがストップして
ここでもスコアは0-0から変わりません。
バイエルンは前半34分にも右サイドのキミヒからゴール前にアーリークロスが
送られると、これはヒュバースに頭で弾き返されるもこぼれ球を拾った
コマンからミュラーがワンタッチでゴール前でフリーのケインへ渡すと、
ケインが右足で放ったシュートにGKシュヴェーベは反応できませんでしたが
ボールはポストに弾かれ残念ながらゴールラインを割ることなくクリア
されてしまいます。


バイエルンは残りの時間で決定的なケルンやテルのシュートがありましたが
いずれもゴールにはならず…結果的に両チームスコアレスで前半を終えました。
後半へ続く…。


さて後半…キックオフ直後にバイエルンにアクシデントが発生。
右サイドでパスを受けたコマンがボールキープすると巧みに外→内へ
ポジションを変えて相手を引きつけたところにキミヒがオーヴァーラップする
スペースを作るとケルンDF陣のプレスを巧みにかわしてクロスを上げると
これはGKシュヴェーベに弾き返されますが、こぼれ球をコマンがフリーで
奪おうとしたところでコマンが右足太腿を痛めてしまい、他選手との接触も
ないのにその場に倒れ込んでしまいます。
プレー続行不可能となったコマンはムシアラとの交代を余儀なくされます。
※試合後、コマンはニャブリとは違って2~3週間では済まない、数週間の
 離脱となり今季絶望となる可能性もあります。


前半の終盤からケルンに対して決定機でも多くのチャンスを迎えている
バイエルンは後半8分にもケルンの攻撃を凌いだ直後に反撃に出ると、
右サイドに相手守備陣を引きつけたところでミュラーが左サイドに大きく
展開すると、PA手前でパスを受けたテルがドリブルでPA内へ侵入、
相手DFと対峙した状態でしたが巧みにかわしてシュートを放つもここでも
GKシュヴェーベに弾かれ、スコアは0-0から変わりません。
この後ケルンはカインツに代えてヴァルトシュミットを投入します。


中盤になるとバイエルンはマズラウィに代えてデイヴィスを投入、
更にデ・リフトに代えてウパメカノを投入します。
そして後半20分、ケルン陣内右サイドでCKを得たバイエルンは、
ケルンがゴール前をガッチガチに固めてPA外はフリーだったこともあり、
キミヒのショートコーナーからPA角付近にいたゲレイロにパスが渡ると
これをゲレイロが左足でゴール左上隅を狙ったシュートがゴールに
収まり、1-0とここでバイエルンがよぅやく先制します。
この直後にケルンはアダミヤンに代えてティッゲスを、更にマイナに
変えてシュミッツを投入します。
バイエルンが先制したとはいへ、この日数回チャンスを迎えている
ケルンにもまだチャンスが残されているからなのでしょう…。


終盤になるとケインは最後の交代カードを切り、アリドゥに代えてダウンズ、
そしてティールマンに代えてハインツを投入します。
そしてバイエルンは殊勲の先制ゴールを挙げたゲレイロに代えてライマー、
そしてパヴロヴィッチに代えてゴレツカを投入します。
お互いフレッシュな選手が入った為か、まだ同点に追いついてのドローも
狙えるケルンもバイエルン守備陣のスペースを突いてアグレッシヴに
攻撃を仕掛けてくると、その圧力に圧倒されたのか、はたまたこの日
上下赤白が逆転して…微妙にバイエルンとケルンのユニデザインが
似通っていたからか、ウパメカノが自陣ゴール前で相手にパスしてしまう
犯す痛恨のミスを犯してしまいますが、ヴァルトシュミットのシュートは
ダイアーが、そしてこぼれ球を拾ったティッゲスのシュートはウルライヒが
ビッグセーヴでチームの大ピンチを救います。


それでも攻め続けるケルンの攻撃を凌いだバイエルンは6分設けられたA/Tに
よぅやくボールを奪い返して攻勢に出るとPA手前でパスを受けたケインが
タメを作っている間にケルン守備陣に一度はボールを奪われてしまいますが
ここでケルンがクリステンセンとヴァルトシュミットがお見合いを犯して
ボールがフリーになったところを飛び込んできたミュラーが奪い、
GKシュヴェーベとの1vs1を制してゴール左へ冷静に流し込みます。
ケルンに追いつかれそうな時間もありましたが、試合終了間際にバイエルンが
ケルンを逆に引き離す決定的な追加点で2-0として試合は終了します。


苦しみながらもケルンに勝ったバイエルンではありました…が、
この後の試合でレバークーゼンが勝ってしまったことで、今季残り試合5の
段階で勝ち点差16ということでバイエルンが全勝してレバークーゼンが
全敗しても首位が入れ替わる可能性はなくなった為、
レバークーゼンのドイツ/ブンデスリーガ初優勝が決まりました。
同時にバイエルンの国内リーグ連覇は11で止まってしまいました。


戦績:20勝3分6敗(勝ち点:63)
得点:82/失点:36
順位:2位


サッカーゴール

▼バイエルン

後半20分:ラファエル・ゲレイロ
後半45(+3)分:ミュラー

▼ケルン

ゴールなし


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ウルライヒ
DF:キミヒ、デ・リフト、ダイアー、マズラウィ
CMF:パヴロヴィッチ、ラファエル・ゲレイロ
OMF:コマン、ミュラー、マティス・テル
FW:ケイン

▽交代
コマン→ムシアラ、マズラウィ→アルフォンソ・デイヴィス、デ・リフト→ウパメカノ、ゲレイロ→ライマー、パヴロヴィッチ→ゴレツカ

イエローカード:

監督:ツォルト・レーヴ

○ケルン

GK:シュヴェーベ
DF:ティールマン、ヒュバース、シャボ、フィンクグレーフェ
CMF:リュビチッチ、クリステンセン
OMF:アリドゥ、マイナ、カインツ
FW:アダミヤン

▽交代
カインツ→ヴァルトシュミット、アダミヤン→ティッゲス、マイナ→シュミッツ、アリドゥ→ダウンズ、ティールマン→ハインツ

監督:ティモ・シュルツ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

 


Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


準々決勝に進出したチャンピオンズリーグ。
バイエルンの次なる相手は日本人選手の冨安健洋を擁するイングランドの
アーセナル(ARS)ですが、相手のホームであるエミレーツ・スタジアムに
乗り込んだ一戦は2-2のドローに終わり、バイエルンのホームで行われる
2ndレグに向けて突破の可能性を十分に残す結果となりました。
※試合は現地時間4/9(火)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ブナ・サール(ケガ)
■サシャ・ボエ(ケガ)


さて試合の方ですが、
まずバイエルンにとって1stレグはアーセナルのホームで試合なのは
従来通りではあるのですが、準々々決勝ラツィオ戦でバイエルンサポが
暴徒化した罰を受けて、この試合ではバイエルンサポーターは誰一人入場できず、
バイエルンにとっては完全アウェイで臨まざるを得ない一戦となりました。
そんな試合の立ち上がりは、お互いに主導権を握りたいのでしょうけど、
ボールを持ったとしても相手の素早いプレスバックにより自由にビルドアップを
させず、中盤でボールの奪い合いとなるケースが目立ちますが前半7分、
バイエルンが自陣左サイドでの組み立てを試みたところ、サカが猛然と
プレスを仕掛けてデイヴィスからインターセプトすると手早く中央へ
パスを送り、PA手前でハヴァーツがポスト役になりキープすると、
後方でフリーのウーデガルトを経由してPA外ながら中央でフリーの
マルティネッリが受けると前方のコースはバイエルン守備陣に塞がれて
いながらも左足でシュートを放ちます。
しかし、これは右ポストの更に右に外れていきます。


ただ、このプレーもあってか、アーセナルが試合を優位に進めるようになると
前半12分、自陣からのビルドアップではありましたがサカとベン・ホワイト、
ハヴァーツの3人が右サイドで連携してバイエルン守備陣の意識を向けさせると、
スペースへ飛び出したサカに向けてウーデガルトがスルーパスを送ります。
これを一旦はデイヴィスがカットしますが取り切れないところに
ハヴァーツがこぼれ球を拾ってベン・ホワイトに渡すとPA内へ侵入した
サカにラストパスが送られます。
これを受けたサカが左足でカーヴのかかったシュートを放つとボールは
ゴール左下隅に突き刺さり、0-1とホームのアーセナルが先制します。


更にアーセナルは前半16分にもやや後方のプレスのかからない位置で
やりたいようにプレーするウーデガルトの裏へのロングパスに対して
一旦はニャブリが頭で跳ね返しますが、こぼれ球を拾ったハヴァーツから
前に残っていたベン・ホワイトがパスを受けてどフリーで守護神ノイアーと
1vs1になりシュートを放ちますが、これはノイアーが正面で抑えます。


そして大ピンチを乗り切ったバイエルン。
国内リーグでのいつもの試合とは異なりビッグクラブ相手に引き気味に
試合を進めざるを得ない状況ではありますが、カウンターの強度も併せ
持っていることを示すシーンになったのが前半18分、自陣左サイドで
サカ、ベン・ホワイト、ウーデガルトに攻め立てられるも何とか奪い
返してムシアラが大きく逆サイドの前方へクリアすると、
こぼれ球を追ったガブリエルがケインのプレスによりボール処理を誤り?
前のキヴィオルに渡そうとしたボールがパスミスによりスルーされると
これを拾ったザネが前を向いたところでバイエルンが攻撃のギアを上げます。
アーセナル守備陣の意表を突いて中央を猛然と上がってきたゴレツカが
ザネからのパスを受けると、同じく左サイドからダイアゴナルにゴール前の
スペースへの飛び出しを試みたニャブリへスルーパスを送ります。
これをニャブリがスライディングしながらシュートを放つと、ボールは
GKラヤの股を抜いてゴールに収まり、バイエルンが1-1と同点とします。
バイエルンはこの日ファーストシュートが得点となっています。


そして終盤に差し掛かる前半30分、バイエルンは守護神ノイアーから
始まるビルドアップで右サイドへ展開すると、デ・リフトが大きく前へ
出したボールをザネがキヴィオルと競り合いながらも巧みに身体を
入れ替えてスペースへ抜け出ると、ハーフウェー付近のタッチライン際から
でしたがドリブルでアーセナル陣内へ侵入しカットインしながら中央部の
PA内へ侵入するとサリバに倒され、即刻ファウルの判定が下り
バイエルンがPKを獲得します。
これをケインが冷静に、GKラヤの飛んだ逆方向のゴール右へ沈めて
サポーターがいない、更にはアウェイで先制されたバイエルンが
2-1とアーセナルから逆転することに成功します。


アーセナルは執拗にバイエルンの左サイド…特にデイヴィスとライマーと
ニャブリの間にあるスペースを狙い続け、比較的押し気味に試合を
進めましたが残りの時間でスコアは変わらず、前半はバイエルンが
リードして終了します。後半へ続く…。


さて後半。
アーセナルは左SBのキヴィオルに代えてジンチェンコを投入します。
ジンチェンコは本来?中盤の選手でパスワークに絡むことができる為、
アーセナルのビルドアップ時はより中央寄りにポジションを移して
組み立てに参加することで、前半に引き続きアーセナルがボール保持に
関する主導権を握り、それに対してバイエルンはブロックを整えて
引いて構えてアーセナルからインターセプトするとザネ等のスピードを
生かしたカウンターを狙うていう立ち上がりとなります。
ただ、アーセナルのパスワークも素晴らしいがバイエルンもプレスの
強度や相手のパスをカットするポジショニングによりアーセナルに
決定的なチャンスを作らせず、逆に反撃に移っても相手の守備に
苦戦し、ここまでは両チームともに決定機を作るところまでは…
ていう感じです。


中盤に入ると今度はバイエルンが交代策に動き、ザネに代えて同じく
スピードが強みのコマンを投入します。
一方のアーセナルはマルティネッリに代えてトロサールを、更に
ジョルジーニョに代えてガブリエル・ジーザスを投入します。


バイエルンは後半23分に守護神ノイアーが起点となった右サイドでの
パスワークからキミヒとケインの壁パスから右サイドのスペースへ
飛び出したコマンが持ち上がると、最後はPA外ながら中央部でパスを
受けたケインのシュートがブロックに入ったライスに当たってCKと
なって一旦プレーは切れますが、ここでバイエルンにアクシデントが
発生し、ニャブリが足を痛めてゲレイロとの交代を余儀なくされます。
ノイアーにボールが渡る前、左サイドでニャブリがパスを出した後の
ことだと思いますが何か足を気にしているように見えました。
※ニャブリは試合後、ハムストリングの負傷と診断され、
 しばらくの間欠場ということになってしまいました…。


そして、アウェイのバイエルンがリードしたまま試合は終盤を迎え、
後半31分、バイエルンが左サイドでのスローインからのリスタート
でしたが両チーム頭での競り合いからライスがマイボールとすると、
トロサールからサカへとワンタッチで繋ぎ、更にワンタッチでパスを
受けたガブリエル・ジーザスが仕掛けてPA内へ侵入してバイエルンの
守備陣を引きつけると中央部をフリーで上がってきたトロサールに
横パスを出し、これをトロサールがダイレクトに右足のシュートを
決めて2-2とホームのアーセナルが同点に追いつきます。


追いつかれてしまったバイエルンではありますが、
それでもまだアウェイで同点である為、焦ってプレーしているようには
映らず、逆にホームゲームである為に勝ち越したいアーセナルの
ハードワークに対して簡単にボールキープすることができません。
ただ、この日の試合展開として基本的に守勢であったバイエルンとしては
ムリして攻める必要はなく、アーセナルの虚を突いて反撃できれば
良かったのだと思いますが後半終了間際にハヴァーツに代わって入った
トーマスのパスミスにつけ込んでアーセナル陣内左サイドでケインの
パスに裏へ抜けたムシアラがドリブルでPA内に侵入してゴール前に
クロスを入れるとニアサイドでコマンが右足アウトサイドでダイレクトに
放ったシュートがGKラヤの股を抜きますがボールは何とポストに
弾かれてバイエルンは最後の勝ち越しのチャンスを逸してしまいますが、
今度はアーセナルがA/Tにバイエルン陣内右サイドでトーマスの縦パスが
裏へ流れるとこれに反応したサカがPA内に侵入して守護神ノイアーと
1vs1になるとノイアーとサカが接触してサカが倒れてしまいます。
しかし、プレーは続行されA/Tにて設定された時間が経過した為、
試合はここで終了となります。
おそらくノイアーとサカが接触した際、止まったノイアーの足に
突っ込んだサカの足が当たったということでファウルではなかったの
かもしれません…。
そんなこんなでバイエルンにとってはアウェイでドローていう
まずまずの結果でアーセナルとの1stレグを終えました。


サッカーゴール

▼バイエルン

前半18分:ニャブリ
前半32分:ケイン(PK)

▼アーセナル

前半12分:サカ
後半31分:トロサール


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:キミヒ、デ・リフト、ダイアー、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:ゴレツカ、ライマー
OMF:ザネ、ムシアラ、ニャブリ
FW:ケイン

▽交代
ザネ→コマン、ニャブリ→ラファエル・ゲレイロ、

イエローカード:デイヴィス(累積3枚目)、ケイン(累積1枚目)、

監督:トーマス・トゥヘル

○アーセナル

GK:ラヤ
DF:ベン・ホワイト、サリバ、ガブリエル、キヴィオル
MF:ウーデガルト、ジョルジーニョ、デクラン・ライス
FW:サカ、ハヴァーツ、マルティネッリ

▽交代
キヴィオル→ジンチェンコ、マルティネッリ→トロサール、ジョルジーニョ→ガブリエル・ジーザス、ハヴァーツ→トーマス・パルティ

監督:ミケル・アルテタ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

 


Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節は昇格組のハイデンハイム(FCH)のホーム、
フォイト・アレーナに乗り込んで対戦したバイエルンは、
2点を先攻しながらも2-3とハイデンハイムに逆転負けを喫してしまい、
首位レバークーゼンとの勝ち点差が更に更に…更に離れちゃいました。
※試合は現地時間4/6(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■マヌエル・ノイアー(ケガ)
■ブナ・サール(ケガ)
■サシャ・ボエ(ケガ)
■ヌサイル・マズラウィ(ケガ)
■アレクサンダル・パヴロヴィッチ(ケガ)
■リロイ・ザネ(ケガ)
■キングスレー・コマン(ケガ)


さて試合の方ですが、
これ以上勝ち点を落とし続けると下位転落もあり得るバイエルン。
更にはノイアーはじめザネ等主力を欠く状況ではありますが、それは
言い訳にしかならず、現状のメンバーで結果を出すしかない訳ですが
相手のハイデンハイムはホームゲームながらもバイエルンの攻撃を警戒し
自陣に引き気味にブロックを構え、ゴール前をガッツリ固めてバイエルンに
ゴール前でフリースペースを作らせず、バイエルンはボール保持率高めな
ものの、序盤は決定的な攻撃をすることができず、両チームスコアレスの
まま時間だけが過ぎ、試合は中盤へと進んでいきます。


確かに引き気味にバイタルエリアをガッチリ固める相手に対しては、
相手のラインを上げさせる為にロングレンジからでもシュートを多く放てば
イイであろうと簡単に考えることはできますが、この序盤から中盤に
かけてのバイエルンは相手ゴール前の密集地帯を巧みに破ってのゴールを
試みる…ていう姿勢で臨んでいるように見えなくもありません。
おそらく、気持ち的な余裕のなさもあるのかもしれません…。
もしくは、押し続ければ相手の守備の綻びを突くことができると踏んで
いるのかもしれません…。


そんな前半27分、ハイデンハイム陣内で攻撃を続けるバイエルンは
左HSでニャブリがボールを持つとPA内へ飛び出したムシアラがパスを受け、
ドリブルで仕掛けて相手DF陣を揺さぶるとそこからボールは前に進んだり
弾き返されたりを繰り返しますが、最後はサイドネットの為無得点で
一旦プレーが切れるもバイエルンにとってはこの日最初にゴールに近づいた
プレーとなりました。


そして両チームともに得点のないまま終盤に突入し、それまでのように
相手陣内でボールキープするものの、ハイデンハイムDF陣を崩せずにいた
バイエルンですが前半38分、最終ラインのキム・ミンジェからの縦パスを
受けたミュラーが運良く?相手DFと身体を入れ替えると右HSをフリーで
上がってきたニャブリへパス。
そのニャブリの前にはシュートスペースがありましたが、ニャブリは中央を
飛び出すケインへのパスを選択します。
これをケインが右足でダイレクトに抑え込むように大事にシュートを放ち、
ゴールネットを揺らします…その後一旦はVARによって振るいにかけられるも
オフサイド等はなく、よぅやくバイエルンが1-0と先制します。


先制したことで気持ち的に余裕ができた?バイエルンは更に前半45分、
左HSでライマーがボールをキープすると大外のデイヴィスへパス。
近くにムシアラもいて相手DF陣が警戒していたのか、ゴール前が手薄な
ところにニャブリが飛び出すとデイヴィスも呼応してクロスを送ります。
これをニャブリがダイレクトにヘディングシュートを流し込み、
2-0と短時間で一気にリードを広げてイイ流れで前半を終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
ハイデンハイムはフェーレンバッハに代えてブッシュ、更にベックに代えて
ピーリンガー、更にシェプナーに代えてセッサを投入します。
前節はシュツットガルトに対して2点のビハインドがありながらも追いついた
ていう経緯があることから、バイエルンも同じ境遇になりかねない状況の為、
締まって後半に臨む必要があったとは思いますが…
バイエルンにとっては残念ながら、ここでハイデンハイムの交代策が
ヒットしてしまいます。
後半5分、ハイデンハイムはゴールキックから前線へ大きく出したところに
右HSでクラインディーストがキム・ミンジェと競り合いながら頭でボールを
コントロールすると、ウパメカノの対応がハンパになったスペースを突いて
ディンクチが前へフリックすると、一気に裏へ抜け出したセッサがパスを
受け取りドリブルでゴール前へ持ち上がり、GKウルライヒとの1vs1を制して
2-1となるゴールを決めます。


ハイデンハイムは間髪入れず更に後半6分、自陣右サイドでボールを保持すると
クラインディーストが左サイドに大きくボールを振ってベステがパスを受けると
ここでクラインディーストがバイエルンのハイラインを突いて一気に加速を
始めます。そしておそらくこれを見ていたベステが少しボールを運んだところで
ゴール前にアーリークロスを入れるとここに飛び込んできたクラインディーストが
シュートを放ってこれがゴールとなり、2-2とハイデンハイムがあっという間に
バイエルンに対して同点に追いつきます。
ハイデンハイムにとっては前節のシュツットガルト戦同様、2点ビハインドを
追いついた格好となります。


前半に短時間で2点を先攻しながら、後半になって逆に相手に短時間で同点に
追いつかれたことで試合の流れを奪われた格好のバイエルンですが、
負けじと後半11分には相手陣内でミュラーとライマーの挟み込みにより
インターセプトに成功するとゴール前でどフリーのケインへパスを送ります。
パスを受けたケインが右足でシュートを放ちますが、これはGKミュラーが
キャッチングしてバイエルンは貴重なチャンスを逸してしまいます。
また、この直後にもバイエルンは相手陣内バイタルエリアで縦パスを受けた
ミュラーがワンタッチで裏へ飛び出したケインへパスを送り、
これをケインが別のサイドから飛び出したニャブリへパスを送りますが
ニャブリには届かず…しかもケインがパスを受けた時点でオフサイドでした…。


バイエルンにとって2点のリードをたった1分間でリセットされたことは
相当なショックだったのか…中盤以降もハイデンハイム陣内で押しに
押しまくるバイエルンですが、中盤以降ニャブリに代えてマティス・テルを
投入するものの、決定的なパスがフィニッシャーの目の前をスルーしたり、
テルの放ったシュートが相手GKの正面となったりして結果に繋がりません…。
そうなると、流れを自力で手繰り寄せることができないバイエルンに対して
今度はスタジアムの雰囲気も含め自然とハイデンハイムの流れになり…
後半24分、バイエルンの攻撃から、右サイドのミュラーが逆サイドを
上がってくるテルめがけてロングパスを送るも、テルにしっかりついていた
トラオレがインターセプトするとそのままテルのチェックをかわして
ドリブルとワンツーでバイエルン陣内へ侵入すると、
右サイドにできた広大なスペースをピーリンガーが飛び出したところに
スルーパスを出します。
このパスを受けたピーリンガーがシュートも打てたと思いますが
ここで左サイドを上がってきたクラインディーンストに向けて
DFラインとウルライヒの間にスルーパスを送ります。
これをクラインディーンストがどフリーでゴールに沈め、何と何と…何と
ハイデンハイムが2-3と試合をひっくり返してしまいます。


バイエルンはこの後、ゴレツカに代えてサラゴサを、そしてミュラーに
代えてラファエル・ゲレイロを投入しますが試合の流れを変えるには
至らず…おそらくバイエルンにとって単なる敗戦では済まされない、
逆転負けとなり、逆にレバークーゼンは同じ節で勝っている為、
この時点で両者の勝ち点差は16となりました(ちなみに残り試合は6)。
よって、レバークーゼンにとっては次節勝利で文句なしに
クラブ史上リーガ初制覇が、それと同時にバイエルンのリーガ連覇も
11で止まることが決定的であります。


戦績:19勝3分6敗(勝ち点:60)
得点:80/失点:36
順位:2位


ゴール

▼バイエルン

前半38分:ケイン
前半45分:ニャブリ

▼ハイデンハイム

後半5分:セッサ
後半6分:クラインディースト
後半24分:クラインディーンスト


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ウルライヒ
DF:キミヒ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:ライマー、ゴレツカ
OMF:ミュラー、ムシアラ、ニャブリ
FW:ケイン

▽交代
ニャブリ→マティス・テル、ムシアラ→チュポ=モティング、ゴレツカ→サラゴサ、ミュラー→ラファエル・ゲレイロ

イエローカード:トゥヘル(累積5枚目)、

監督:トーマス・トゥヘル

○ハイデンハイム

GK:ミュラー
DF:トラオレ、マインカ、ギンバー、フェーレンバッハ
MF:シェプナー、マローニー、ベック
FW:ディンクチ、クラインディーンスト、ベステ

▽交代
シェプナー→セッサ、フェーレンバッハ→ブッシュ、ベック→ピーリンガー、ベステ→トマラ、ディンクチ→ピック

監督:フランク・シュミット


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)