PSLS(脳卒中病院前救護)コース♪ | 人情の島より、こんにちは!~医療職の皆さん、隠岐で働きませんか~

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民謡(しげさ節)で「人情の島」とも謡われる「隠岐の島」。 このブログは、離島・へき地という条件ではありますが、毎日、明るく楽しくをモットーに日々勤務している私たちの日常をお届けいたします。

7月26日 当院にてPSLSが開催されました。

講師は島根大学医学部付属病院神経内科の【門田勝彦】助教授です。
救急救命医療もされておられます。
門田先生のご好意もあり、この島で初めてのPSLSコースを開催して頂けることになりました。
私は昨年 JTAS(緊急度判定支援システム)コースでもお世話になりとても感謝しています。
今回の参加者は
当院から加藤Dr.はじめDr.、Ns.合わせて6名
島前病院からNs.3名、隠岐消防から救急隊、救命士合わせて15名。全25名の受講生が集いました。(*^^*)

とても和やかで良い雰囲気の中コースが進みました。
心筋梗塞に対し『ハートアタック』という言葉があるように、脳卒中にも同様に『ブレインアタック』という言葉があります。
『Time is brain →時は脳なり』 1分1秒の判断の遅れが傷病者の一生を決めてしまうことがあります。
救急隊員は脳卒中が原因で生じる重度の後遺症に対し、『防げ!寝たきり』を目標に、適切な医療機関へ適切な時間内に搬送するという重要な役割を担っています。
この島で受け入れられる病院は当院のみ。搬入後当院で治療するケース、ヘリ搬送になるケースも1分1秒の判断は重要です。
皆さん積極的に実習に取り組んでいました♪




KPSS、CPSSに沿って傷病者の状態、症状を把握します





疑問点や気になる点などは積極的に質問



ご指導いただいていましたね♪
JPTECで鍛えられた問診力、観察力、報告力を発揮していました。

当院内科の樋口Dr.も楽しそうでした。

質疑応答では加藤Dr.が隊員の疑問点を代弁

皆がわかりやすく勉強できました。

私たち受け入れる側のスタッフもこのコースを受講させていただきとても勉強になりました。
発症した時点から治療は始まっているくらいの意識を持つことが大切だと思いました。
消防と病院との連携は本当に大切ですね(^ ^)


島だからできない治療、島だけどできる治療、島だからできること。。
あると思います。
少しでも何かできることをしていきたいと改めて思いました。

次回の開催も楽しみにしています♪
皆さん お疲れさまでした。島前から受講された消防士さん、看護師さん本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました。

外来 T