「突然の心停止に対する最初の10分間の適切なチーム蘇生を習得すること」を学習目標に含み、実技を中心としたコースです。
今回はAdvanced-ICLS➕αということで、小児救急、産科救急もプラスαされ、心電図も代表的な4つの波形以外に房室ブロックやPSVTなども詳しく組み込まれる内容となりました。
今回受講される方々は外来師長、副師長はじめ現役DMAT、助産師さんプラス若手看護師というとても経験豊かで熟練された大先輩がほとんどで、とても中身の濃いコースとなりました。
加藤先生の総括講義からコース開始
実際に体験
樋口先生より心電図波形の読み方の講義もありました。
実際に気管挿管を体験
リアルですね~
美味しそうに食べてます^ - ^
午後からはメガコードを使った実践が中心です。
リーダーを交代しながらひたすらシナリオ実践を繰り返しました。
Advanced-ICLS➕αということでハイレベルなところまで追求していく内容でした。
各リーダーがひと通り終わったところで受講生同士で各シナリオの反省点や振り返りをします。
ひとつのシナリオが終わる度にチームワークが深まり、声と体がテキパキと動き、すべてが終了する頃には素晴らしいチーム医療が形成されていました。
普段から救急外来や病棟、災害現場で活躍する大先輩方のAdvanced-ICLS➕αに、とてもとても恐縮ではありましたがインストとして参加させていただき、改めて先輩方の医療へ対する真剣な姿勢、熱いハート、広い視野を学ばせていただく事ができました。
そんな方々の元 働かせて頂けいる事に感謝の想いです。
ありがとうございました。
朝の騒然とした救急外来。
言葉も通じない複数の患者。現場に居合わせた殆どの方々が初めての経験でした。
院内で動く我々も今やるべき事に必死でしたが、厳寒の中現場で動く人、各医療機関や警察、海保…その他と連絡を取り合いながら調整する人、受傷者を搬送する人、通訳の方…たくさんの人の力が動いた出来事でした。
命を繋ぐため、命をはって動いている人もいる。神経をすり減らして繋ぐ命。
今もどこかで誰かが動いているんだと。
私たちの医療はその場だけでなく、目に見えない場所でたくさんの人の力が動いていて初めて成り立つものだという事を改めて感じました。
支え合え、思いやれ、助け合える視野の広いチーム医療ができるよう努力していきたいと強く思いました。
今回のように各研修などを通じて隠岐消防の方々と連携を取り合うという事はとても大切な事だと思います。
加藤先生の以前からの熱い思いが詰まった研修でした。
ありがとうございました。
打ち上げは外来の忘年会➕α ICLS
多忙な1日だった日直さんや、緊急オペが入った先生や師長さんも本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。
外来 T