子どものことばの相談に乗っていて、
いつも悩むこと。
それは、
多くの親が、
本当の子どもの本音とコミュニケーションしたい!って思っておらず、
「親の期待通りのことばを話してほしい」と願っていること。
たとえば。
ことばが遅いお子さんが、
絵カードをしっかり見極められるなら、
私は、PECSなどの絵カードを使ったら、
もっと、今のお子さんの気持ちがわかりますよ~って
提案します。
でも、
お母さんたちは、
「絵カードは使いたくないです」
「甘やかしたくないです」
などなど。
自分が「楽」なことばかり、
延々と並べられることがあります。
もうそのようなお母さんには、
「どうぞ、お好きなように・・」と言いたくなってしまいます。
たとえば、
「ちょうだい」しかことばで言えなかったとしても、
絵カードを利用したら、
「おかしちょうだい」だったり、
「お茶ちょうだい」だったり。
「お外に行きたい」だったり。
いろんな表現をしてくれたら、
もっと子どもさんと深いコミュニケーションができるのに。
そして、
耳が聞こえるお子さんで、
お母さんもしっかり、お子さんの気持ちを受けて止めてあげる人であったなら、
決して、ことばを発さなくなるなんてことはないし、
むしろ、ことばが発達するのに、
「いやです」
「私は、ことばで話をさせたいです」
・・・・・・・・・・・・・・・
なんて冷たい御母さんなんだろう・・・・
いけず!!!!!って言いたくなる瞬間。
っていうか。
世の中のママで、
とっても優しいママもたくさんいるけど
すごく
いけずなママもたくさんいるよね。
きっと、
そんなママは、
子ども時代に、
やっぱり自分の親に
「いけず」されたり、
「おこられたり」
「たたかれたり」
してきたんだろうね。
子どもに優しくして、
子どもに親切にして
育てるってことは、
決して、「損」することではないんだよね。
自分がされていやだったことは、
子どもにするのはよそうね。
そして、
過干渉でなく、
ちゃんと、子どもの「人格」を認めた子育てだったら、
ぜったいに、良い子に育つんだから。
安心してほしい。
あとは、
ママたち、
もっと自分の欲とかエゴを
子どもに押し付けるのはやめましょう。
そして、
子どもを犠牲にするんじゃなくて、
自己表現する場をしっかり確保していきましょうね。