薬との付き合い方~~ドクターとのコミュニケーションがポイント! | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

ADHDのお子さんや
自閉症のお子さんに対して、

時には、
薬は本当に使用することが必要です。

だって、
かなりな大物の多動児や、
睡眠障害があった場合、

毎日の子育てで、
ママは、本当にへとへとですものね。


なんといっても、
まずは、ママが元気でないと、
育児はできないし、
適切な対応はできません。


でも、
「薬ってこわい」
「薬をやめられなくなったら困る」

などなど。

薬に対して、
いろんな情報があふれかえりすぎて、
ママたちは、
どんどん追い詰められてしまっている現実があります。


でもね、

ママには、休憩がとっても大切です。


だから、
しっかりとお医者様と相談する必要もあるし、
お医者さまの薬に対する考え方なども聞きながら、

タイミングよく、
薬は使用してもらうのがよいと思ってます。


そしてね、

投薬がはじまったら、
数か月は続けてみること。


そして、
ちゃんとお医者様に、
いろんな変化。


良いことも、
悪いことも。
ささいなことでも、

なんでも、
「変化」については。メモを書いていって、
報告してください。


特に幼児の投薬については、

微量での調整になるから、
ドクターは、いろんな情報が必要なんです。


ママやパパが
勝手に、
「これは、関係ない!」なんて判断しないのが大事です。

便秘でも、
前より、昼寝が多くなったでも、

癇癪が強いでも、
乱暴が出てきた
食欲が落ちた・・・・などなど。


そして、
勝手に
「これは副作用だ!」ってことで
薬を中止しないこと。


そのときも、
病院に電話して、
相談してきめてください。

そうすることが、
投薬を成功させるコツです。


わざわざ受診しなくても、

良心的なドクターは、電話相談でも、
ちゃんと対応してくださいますよ。


内容によって、
電話だけですむこともあるし、
再診が必要なときもある。


そこを間違えないでくださいね。


そして、
薬は、症状を抑えはしますが、
障害を治すものではありません。


たとえば、
多動などの場合、
脳の成長が必要なのです。


そして、
多動がおさまってくるのは、
だいたい9歳か10歳。


それまでの間、
あの手、この手を使いながら、

親が疲れきってしまわないように。


そして、
ちゃんと大切な生活習慣、しつけができるように、

薬と上手につきあってくださいね。


で、平行して、
ブレインジムも日課に取り入れてください、


そうでないと、
超多動の場合、

ママたちも、何かしつけをしようとか
療育をしようとか

TEACCHをしようとか。


そんなパワーが残ってないから。

薬と上手に使いながら、
生活を立て治すのです。


お医者さま、そして、薬と上手に付き合いながら、

何より、
家庭が幸せになることに
一歩でも近づいていきましょう。

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