婉曲な表現 | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

おはようございます。

今日は、アスペルガーなどのタイプの方が、
一番、苦手な話方をする人について。

それは、実は、「私」なんです。

ずっと、子どものころから、
「八方美人」的な優等生を生きてきた私。

思い起こせば、
小学校1年生から学級委員を中学校卒業まで。

そんな立場にあり、
小学生のころから。
人への話方を注意され、

気が付けば。

「婉曲な表現」がしみついてます。

先日も、お問合せをいただいた方に、
遠回しに、「受講のお断り」をお伝えしたつもりが、
相手の方は、
すっかり「OK]を理解されていました。

知り合いのASDの大人の方に相談したら、

「そうそう、その話し方。一番、わからないのよね~」


ストレートに話しをしていた時代に
「口調がきつい」と言われ続け

大人になってから、
遠回しな言い方をまなび、
習慣化しました。


そして、今。

また、
やはり、はっきり言ったほうがよいという必要性を感じ、

いかに相手の方に上手に伝えるか。
ここが私の課題です。



アスペルガーですが、 妻で母で社長です。/大和出版



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