アスペルガー、そして、グレーゾーンの方へのおすすめの本 | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

最近、大人になった発達障害の方と交流が多いのです。

ほとんどの方は、診断をされてない方たちです。
まじめで、まっすぐで、几帳面な方が多いですね。

そして、どうにか社会で適応はされてますが、
しんどさがあります。

かなり頑張ってられる。

そんな方たちと交流をしながら感じることは、

発達障害のグレーゾーンとかって
あまり「意味がないな~」ってことなんです

もう、「疑わしきは、要訓練」だと思います。

もう、グレーゾーンって段階から、
親は、子育てでは、
スペクトラムと考えて、育てたほうがいい。
それが私の強い思いです。

だってね

「そうかもしれない」けれど、

特に配慮されずに育ってきた方たちは。

社会に適応するための
「マイルール」というものを作ってしまいます。

これが、社会不適応を起こしていく原因になります。

不適切な方法で学校でがんばってきた。
でも、
社会人になると、もっとしなくてはならないことが
どんどん増えてしまうから。

もう処理できなくなる・・・
キャパ越え。

また、
「私は正しい。正しいのに、どうして理解してもらえないの?」ってなってしまう。

ここも「自己中心性」

あなたが、正しいと思うことが、みんなにも正しいことではない。

あたなも正しいけれど、
Aさんも、Bさんも正しい。

それぞれ、価値観が違うんだよ。
立場が違うんだよ・・・

そんなことを
子ども時代から教えてあげる必要があるのです。

そうしないと、
社会に出てから
自分の意見を主張して、
結局、みんなから避難されてしまう。・・・・



この本にも書いてありますが
アスペルガーの方たちは、
社会で仕事をしていく必要があります。

だから、
そのために、何を育てていかなくてはならないのか?

そこが本当に重要です。


この著者の方は、当事者の方で、
そして、社会で生きていくために、
自分を育ててこられた実体験を書かれいます。


他者の視点に立つ訓練
相手に伝わるようにプレゼンする訓練

そして、
マインドフルネスのトレーニングなどなど。

前頭前野の働きを高める訓練をすることで、
実際に、社会性が伸びてきて、
生きやすくなったことを紹介されてます。

今、
働いていて、
いろいろとしんどいな~

仕事をかかえこみすぎてしんどいな~


うつ病になっている
うつ的になりやすい

ブレインジムは、身体を動かすことで、
左脳と右脳の働き、前頭前野の働きを活性化しますが、

さらに、思考方法、想像力を育てる訓練は、
役に立つと私も思っています。

ぜひ、読んでみてくださいね。

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10年ほど前に、
「空気をよむ」ということは
どうやって教えられるのか?

さて、私は、どうやって
「空気を読んでいるのか」

そんなことを考えたことがあります。


そうすると、
空気を読むためには。
集団で会話をしているならば、

AさんやBさん、Cさんと一緒に会話をしていたならば、

それぞれの方がどういうことを言って、
どういう内容で、今、話題は流れているのか?

そして、
どのような話題を、出せば、
それぞれの人は
「面白い」と感じるのか?

そんなことができることがまず必要。

そうすると、
まず、記憶力が必要。
そして、
話の流れのポイントを抑える、
つまりは、焦点化、分析できる能力が必要。
さらには、
それぞれの方の性格や、期待などを想像し、
話題をタイミングよく出す力が必要。

そんな結論に達しました。

そうすると、

う~~~ん。
教えるのは難しいという結論に。

だって、
実際にグループで会話している方たちは、
そんな努力をするんじゃなく、
自然にできるんだもの。


でも、
少なくとも、
今みんなが何の話題で、
どのような話の流れになっているのか?

テーマは何か?とか
分析するって力をつける意味はあるな~と
思ったのです。

そうすれば、
空気を読まずに、
相手を傷つけることばを言ってしまうことや、

的外れのことを言わなくていい。

これは訓練ができるな~って思ってます。


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