ろくでなしチャンのブログ -5ページ目

なんとなくエチケット 2

                      なんとなくエチケット 2

 

さくらんぼ シャトー・オスタン・ピコン・キュヴエ・ヴァランタン
      Chateau Hostens Picant Cuvee Valentine 詳解はこちら

 

赤ワイン                                   ワイングラス    

 

AOC Sainte Foy AOC Cotes de Bordeaux ボルドー最東端のAOC

 

 

 

 

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なんとなくエチケット 1

                なんとなくエチケット 1

 

さくらんぼ シャトー・オー・ガヤ・カンテサンス

     Chateau Haut Gayat Quintessence

  

 

 

AOC Graves de Vayres

 

 

 

 

 

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シャトー・ラルケ詳解

ぶどう シャトー・ラルケ
     Chateau Larquey

                                            AOC Bordeaux

                                            Commune Caudrot

 

畑 面 積    6ha

年間生産量   3万本

オーナー      SCEA Baudet & Fils ボーデ家

土   質    粘土石灰岩土壌

樹   齢    15年

植栽密度     3,300本/ha

仕立て      ドォーブル・ギィヨー

熟   成    コンクリートタンク、18ケ月~24ケ月

アッサンブラージュ  メルロー100% 


      

● シャトー・ラルケ・キュヴェ・トラディッション
    Chateau Larquey Cuvee Tradition

                                        AOC Bordeaux

 

畑 面 積    6ha

年間生産量   3.5万本

植栽比率    メルロー90% カベソー10%

土   質    粘土石灰岩土壌

樹   齢    15年

仕立て      ドォーブル・ギィヨー

植栽密度     3,300本/ha

熟   成    コンクリートタンク、18ケ月~24ケ月

 

赤ワイン      白ワインロゼ  

 

● シャトー・ラルケ・キュヴェ・エクセレンス
    Chateau Larquey Cuvee Excellence

                                   AOC Bordeaux Superieur

 

畑 面 積    0.5ha

年間生産量   3,000本

植栽比率    メルロー50% カベソー50%

土   質    Silco砂利土壌

樹   齢    非常に低い収量の古いブドウの木

植栽密度     5,500本/ha

樽 熟 成    新樽、9ケ月~12ケ月

 

 

 

● ロジルナル・ド・シャトー・ラルケ
    l'Original de Chateau Larquey 

                           AOC Bordeaux Superieur

畑 面 積    4.25ha

年間生産量   2.6万本

植栽比率    メルロー80% カベソー20%

土   質    粘土石灰岩土壌、砂利

樹   齢    15年~25年

植栽密度     3,300本/ha

樽 熟 成    12ケ月

 

 

 

● シャトー・ラルケ・キュヴェ・スペシャル
    Chateau Larquey Cuvee Speciale

                                        AOC Bordeaux
    旧リリース・ワイン

 

さくらんぼ 同じアントゥル・ドゥ・メール地区に、オーナー Famille Rochet~ロシェ家 が造る Chateau Malbat がメイン・ワインの兄弟シャトー、同名の Chateau Larquey があります。 Commune La Reole。  

 

  

 AOC Bordeaux

 

AOC Bordeaux Superieur

 

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エチケット・クイズ 回答

                           Les Grands Crus classes en 1855

                       エチケット・クイズ

 

NO1 Chateau Gruaud Larose  詳解はこちらへ

   右矢印 

 

NO2 Chateau Leoville Poyferre  詳解はこちらへ

右矢印

 

NO3 Chateau Langoa Barton  詳解はこちらへ

注意 

 

NO4 Chateau Talbot  詳解はこちらへ

注意   

 

NO5 Chateau Grand Puy Ducasse  詳解はこちらへ

 右矢印  

 

NO6 Chateau Lascombes 詳解はこちら

  右矢印  

 

NO7 Chateau Desmirail  詳解はこちら

  右矢印  

 

                                               注意 多分、記念エチケット

 

 

                   Les Grands Crus classes en 1855

 

1級 Premiers、1er Crus(5シャトー)

 

Chateau Laftte Rothschild
 (シャトー・ラフィット・ロートシルト)ポイヤック  

Chateau Mouton Rothschild

 (シャトー・ムートン・ロートシルト)ポイヤック 

Chateau Latour

 (シャトー・ラトゥール)ポイヤック  

    

Chateau Margaux

 (シャトー・マルゴー)マルゴー   

Chateau Hart Brion

 (シャトー・オー・ブリオン)グラーヴ ペサック村 
  

 

2級 Seconds Crus(14シャトー)

 

Chateau Cos d'Estournel 

 (シャトー・コス・デストゥルネル)サンテステフ  

Chateau Montroose

 (シャトー・モンローズ)サンテステフ 

Chateau Pichon Longuevilie Comtesse de Lalande

 (シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド)ポイヤック 

   

 

Chateau Pichon Longuevilie Baron

 (シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン)ポイヤック 

Chateau Dhcru Beaucaillou

 (シャトー・デュクリュ・ボーカイユ)サンジュリアン 

Chateau Leoville Las Cases

 (シャトー・レオヴィル・ラスカーズ)サンジュリアン 

    

 

Chateau Gruaud Larose

 (シャトー・グリュオ・ラローズ)サンジュリアン 
Chateau Leoville Poyferre

 (シャトー・レオヴィル・ポワフェレ)サンジュリアン    

Chateau Leoville Barton

 (シャトー・レオヴィル・バルトン)サンジュリアン  

  

 

Chateau Rauzan Segla

  (シャトー・ローザン・セグラ)マルゴー 

Chateau Brane Cantenac

  (シャトー・ブラーヌ・カントナック)マルゴー  

Chateau Lascombes

  (シャトー・ラスコンブ)マルゴー 

     

 

Chateau Durfort Vivens

  (シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン)マルゴー  

Chateau Rauzan Gassies

  (シャトー・ローザン・ガシー)マルゴー 

  
 

3級 Troisiemes Crus(14シャトー)

 

Chateau Caion Segur

 (シャトー・カロン・セギュール)サンテフテフ

Chateau Lagrange

 (シャトー・ラグランジュ)サンジュリアン 

Chateau Langoa Barton

 (シャトー・ランゴア・バルトン)サンジュリアン 


    

Chateau Palmer

 (シャトー・パルメ)マルゴー 

Chateau Malescot Saint Exupery

 (シャトー・マレスコ・サン・テグジュベリ)マルゴー

Chateau D´Issan

 (シャトー・ディッサン)マルゴー

    

Chateau Giscours

 (シャトー・ジスクール)マルゴー

Chateau Kirwan

 (シャトー・キルヴァン)マルゴー

Chateau Cantenac Brown

 (シャトー・カントナック・ブラウン)マルゴー

    

 

Chateau Desmirail

 (シャトー・デスミライユ)マルゴー

Chateau Ferriere

 (シャトー・フェリエール)マルゴー 

Chateau Boyd Cantenac

 (シャトー・ボイド・カントナック)マルゴー 

    

 

Chateau Marquis d´Aiesme 

 (シャトー・マルキ・ダレーム)マルゴー

Chateau La Lagune

 (シャトー・ラ・ラギューヌ)リュドン村 

   

 

4級 Quatrie´mes Crus(10シャトー)

 

Chateau Lafon Rochet

 (シャトー・ラフォン・ロシェ) サンテステフ

Chateau Duhart Milon Rothschild

 (シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト)ポイヤック

Chateau Talbot

 (シャトー・タルボ)サンジュリアン 

    

Chateau Beychevelle

 (シャトー・ベイシュヴェル)サンジュリアン  

Chateau Branaire Ducru

 (シャトー・ブラネール・デュクリ)サンジュリアン 

Chateau Saint Pierre

 (シャトー・サン・ピエール)サンジュリアン

    

Chateau Marquis de Terme
 (シャトー・マルギ・ド・テルム)マルゴー

Chateau Prieure Lichine

 (シャトー・プリューレ・リシーヌ)マルゴー

Chateau Pouget

 (シャトー・プージェ)マルゴー

    

Chateau La Tour Carnet

 (シャトー・ラ・トゥール・カルネ)サン・ローラン村

 

5級 Cinquie´mes Crus(18シャトー)

 

Chateau Cos Labory

 (シャトー・コス・ラボリ)サンテステフ

Chateau Grand Puy Lacoste

 (シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト)ポイヤック

Chateau Lynch Bages

 (シャトー・ランシュ・バージュ)ポイヤック

      

 

Chateau Pontet Canet

 (シャトー・ポンテ・カネ)ポイヤック

Chateau D´Armailhac

 (シャトー・ダルマイヤック)ポイヤック

Chateau Clerc Milon

 (シャトー・クレール・ミロン)ポイヤック

      

 

Chateau Haut Bages Liberal

 (シャトー・オーパージュ・リベラル)ポイヤック

Chateau Haut Batailley

 (シャトー・オー・バテイェ)ポイヤック

Chateau Grand Puy Ducasse

 (シャトー・グラン・ピュイ・デュカス)ポイヤック

      

 

Chateau Croizet Bages

 (シャトー・クロワゼ・バージュ)ポイヤック

Chateau Batailey

 (シャトー・バタイエ)ポイヤック

Chateau Lynch Moussas

 (シャトー・ランシュ・ムーサ)ポイヤック

       

 

Chateau Pedesclaux

 (シャトー・ペデスクロー)ポイヤック  

Chateau Du Tertre

 (シャトー・デュ・テルトル)マルゴー 

Chateau Dozac

 (シャトー・ドーザック)マルゴー 

    
 

Chateau Cantemerle

 (シャトー・カントメルル)マコー村 

Chateau Camensac

 (シャトー・カマンサック)サン・ローラン村 

Chateau Belgrave

 (シャトー・ベルグラーブ)サン・ローラン村

    

 

 

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Franc de Pied 

                          Franc de Pied  

 

 Chateau Dauzac では、長期にわたり未利用の2haの土地を2014年に取得します。この土地の土壌試験(電気抵抗率テスト)を行ったところ、非常に細かい砂利の0.55haの区画を発見します。砂質土壌はフィロキセラが住み着きにくいとされ、かつ、葡萄樹が長年植えられていない土地ですので、Franc de Pied でブドウの植え付けを行いました。

 

 Franc de Pied、聞きなれない言葉(少なくとも私にとっては。)です。純粋な足、正真正銘の足とでも訳すのでしょうか、「フリー・デ・パイド」「フリー・フット」と呼ばれることもあり、台木に接ぎ木されておらず、地面に直接植えられた伝統的ブドウ品種と定義する団体~Rencontres des Francs があり、フィロキセラ禍以前の葡萄樹を標榜する呼称の一つのようです。

 ご承知のようにフィロキセラ対策として、アメリカ産台木と欧州品種の穂木との接ぎ木が為され来ました。フィロキセラ耐性のあるアメリカ産台木の導入により、葡萄樹が守られたものの、樹勢が強く(参照 葡萄樹の特性 詳解はこちら)なりすぎるとの批判する方もいらっしゃるようです。

 いずれにせよ、先祖代々の伝統を最大限尊重するルーツへの真の回帰を標榜する方々の中に、アメリカ産台木に頼らない、欧州品種に拘ったワイン造りを目指す流れが存在します。フラン・ド・ピエは樹勢が弱く、出来上がったワインは香味が増す。ワインがより凝縮・濃厚になるとの主張も見受けられます。

 

 Franc de Pied と呼ばれるワインは、フランス、オーストラリア、チリ、東ヨーロッパの一部、キプロスのエトナ山、ナクソス島でも造られているようです。

 フランスではロワール地方の凡そ18種類のワインがリリースされており、シャンパーニュ、ブルゴーニュ、プロヴァンス、ラングドックのワインも確認できます。シャトー・トロット・ヴィエイユ 詳解はこちら ではフィロキセラ禍以前のカベルネ・フランの葡萄樹があり、樹齢140年を超えるとの記述も見受けられます。シャトー・トロット・ヴィエイユの場合は純粋にアメリカ産台木に接ぎ木されていない、純粋なフランス種?とも言える Franc de Pied です。こちらのワインは残念ながら一般販売はされていないようです。シャトー・オー・バイイにもプレ・フィロキセラの葡萄樹が現存しているようです。 詳解はこちら

 

            プレ・フィロキセラ 詳解はこちら 

 1.プレ・フィロキセラ~ヨーロッパ系のヴィティス・ヴィニフェラ Vitis Vinifera

    フィロキセラ被害を現在でも免れている葡萄樹。

 2.Franc de Pied~プレ・フィロキセラを含み、アメリカ産台木に接ぎ木なさ

    れておらず直接土に植えられた葡萄樹(植えられる葡萄樹のベースはア
   メリカ産台木に接ぎ木されたものでも可)。 

 3.アメリカ産台木に接ぎ木された葡萄樹。

 

      

 

 Chateau Dauzac の取り組みを見ると、選別されたカベルネ・ソーヴィニヨンの芽を取って増殖させ、植え直す作業を行っています。言わば穂木に当たる部分を直接植える手法です。穂木から根が生えることとなりますので、台木の影響(遺伝的)は少なくなり、穂木の性質が強く(当然)なります。アメリカ産台木を使って接ぎ木された葡萄樹がベースなので、僅かながらも台木の遺伝的影響を受けているとの説もあり、フランス固有種の葡萄樹と言えるのかとの議論もあるようです。しかし、フィロキセラ禍以前の葡萄樹と前記の接ぎ木されていない葡萄樹を含め Franc de Pied として取り扱っているようです。

 

 Chateau Dauzacクの支配人ローラン・フォルタン氏~Laurent Fortin によると、 『2015年にマッサル・セレクションによりカベルネ・ソーヴィニヨンの葡萄樹を植栽密度は10,000本/haで植栽。2021年10月13日に初収穫を迎えました。フィロキセラ対策として機材から作業用長靴に至るまでアルコール消毒を徹底し作業区画に入れるのは担当者1名とする厳格な取り扱いが行われています。Franc de Pied は、他の Dauzac の葡萄樹と異なり根は「毛深く」発達しました。それからブドウはより密でコンパクトな房に現れ、小さな果実が現れました。最後に、ブドウの木はより多くの時間がかかり、サイクルが遅くなり、成熟が遅くなりました。2021年のような複雑なヴィンテージでは、貴重な資産であることが証明されました。収量は現在約20~25 hl/haです。』とされます。先祖代々の伝統を最大限尊重するルーツへの真の回帰。アンフォラで2年間熟成した後、この珍しいキュヴェは2023年に発表されました。

 提灯記事を転載すると『Terre de Vins」はプレビューで味わうことができました。まだドリアで熟成されているこのカベルネソーヴィニヨンは、バイオレットとアイリスの間に非常にフローラルなアロマティックを展開し、口の中に見られる輝きと活力を素晴らしいトーンで表現しています。食感は非常にしなやかで乾燥しており、含まれている酸味、繊細なタンニンフレーム、ほとんど風通しの良いものによって運ばれます。唾液分泌のような仕上がりまで、たくさんの繊細さと新鮮さ。これは、数千本のボトルが利用可能になる2023年まで粘土(アンフォラ)の下で成熟するワインにとって非常に有望です。』

 

 2023年ヴィンテージは1500本のリリース。価格は1500€とかなり高額。エチケットにはマルゴーのアペラシオンにフィロキセラが到着した1867年の日付とヴィンテージ年の2021年。プロットのGPS座標値が表記されているようです。

      

 

 『1867年にフィロキセラが到着して以来忘れられていた味で、接ぎ木をしない本来の味わい、オリジナルのワインを味わいたいという方に飲んでいただきたい。』という主張も為されているようですが、アッサンブラージュされていない100%カベルネ・ソーヴィニヨンのワインでプレフィロキセラのワインに近づけるのか。何よりも醸造技術が大幅に異なる現代の造り方でプレフィロキセラのワインの再現とは相当の無理が・・・・。

 

 Chateau Dauzac で試みられている接ぎ木されていないカベルネ・ソーヴィニヨンの葡萄樹は、欧州品種の特徴や産地特性を維持しているかといった疑問も提起されていますが、畑のAOC認定に関する情報が不明なのですが、エチケットにAOC表記は見当たらないようです。或いは品種の問題でAOCの認定が得られないのか等と勝手に妄想。 いずれにしても、栽培のリスクは非常に高いように思われます。

 

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CH デュ・テルトル詳解 その2

ぶどう シャトー・デュ・テルトル その2

        Chateau Du Tertre                                     

                                                   AOC Margaux 

ピコピコハンマー 評 価 

○ 2000年 PP90 Robert Parker Wine Advocate #146 April 2003

 濃い紫色をしており、何層もの凝縮感のあるブラックベリーや果実味と絡み合った湿った土、マッシュルーム、甘い、香ばしい小樽のにおいが感じられる。タンニンは熟しており、ボディはミディアムからフル。層状の舌触り、凝縮感のある、印象的に恵まれたフィニッシュ。1979年以降で最上の Du Tertre だ。

 予想される飲み頃 2018年まで ダウン

 

 

○ 2001年 PP90 Robert Parker Wine Advocate June 2004

 長年のうちで最上の Du Tertre となった2000年には品質的にわずかに後れを取ったが、2001年は幅のある、セクシーなワインで、しなやかなタンニンがある。つい引き寄せられてしまう趣は、トースト、ブラックカラントリキュール、スミレ、甘草を思わせる。魅惑的で、豪勢な、ミディアムからフルボディの、近づきやすいスタイルをしている。この純粋な楽しみを思うと、もう1~2点上げても当然なのかもしれない。

 予想される飲み頃 2014年まで ダウン

 

 

 

○ 2002年 PP87~PP89

 スタイリッシュで、エレガントで、ミディアムボディの2002年のこのマルゴーワインは、暗色のベリーやカシスの果実の様なアロマや、食欲をそそる口当たり、驚くほど目の開いた性格が感じられる。このヴィンテージらしい力強さやタンニンは見られないが、純粋な、魅惑的で外向的なワインだ。最初の12年から13年で楽しむこと。 予想される飲み頃 2015年まで ダウン

 

○ 2002年 PP89 Robert Parker Wine Advocate Apr 2005

 湿った土、タバコ、黒スグリ、煙の香りが、このミディアムボディで派手な2002年から浮かび上がります。タンニンが目立ちますが、ワインは甘いアタック、優れた集中力、適度に長いフィニッシュ、そして驚くほど魅惑的な個性を示します。今後10 - 14年にわたってそれを飲んでください。最近のヴィンテージは大幅な改善を示しているため、読者はこのシャトーを真剣に検討する必要があります。 du Tertre は、スタイリッシュでフルフレーバーの、ややエキゾチックなマルゴーで、熟成の可能性を秘めています。さらに、それはリーズナブルな価格のままです。 予想される飲み頃 2019年まで ダウン

 

        

 

○ 2003年 PP90~PP92 Robert Parker Wine Advocate Apr 2004

 これまた見事なつくりの2003年Du Tertreは、当主エリック・アルバダ・イェルヘルスマの面目躍如である(彼はジスクールの復活の立役者でもある)。深みのあるルビー/紫色で、チョコレートのような、ベリー、燻煙、新樽、プラムの香りのするブーケがある。肉づきがよく、層状で、ミディアムボディで、魅惑的。否定しようもなくこのヴィンテージの掘り出し物で、一般的に適正価格がついている。

 

○ 2003年 PP90 Robert Parker, Wine Advocate Apr 2006

 この濃いルビー/紫色の、甘美で柔らかく、すでに複雑な2003年は、スモークハーブ、ブラックチェリージャム、樟脳、ホワイトチョコレート、甘草の魅力的なノートを提供します。ミディアムボディからフルボディ、シルキーな質感、頭がいい、抵抗することが不可能で、現在および今後12年〜14年間飲むことができます。

 予想される飲み頃 2020年まで ダウン

 

○ 2003年 PP87 Robert Parker, Wine Advocate #214 Aug 2014
 マルゴーは、2003年のトップがいくつか造られましたが、より好まれるアペラシオンの1つではありませんでした。Du Tertre の完全に成熟した2003年は、ショコラティ、ハーブ、イチジク、ブラックカラントのノート、優れた密度、優雅さ、新鮮さを示しています。しかし、それは今後数年間で飲み干される必要があります。 
 予想される飲み頃 2017年まで ダウン

 

 

 

○ 2004年 PP90~PP92 Robert Parker Wine Advocate Apr 2005

 セクシー、魅惑的、豪華という言葉は、2004年のボルドーヴィンテージのほとんどのワインの特徴ではありません。しかし、彼らはDu Tertreの提供、エキゾチックでほぼ華やかなワインであり、素朴でハーブがかったカシスとブラックチェリーフルーツの前方表示、丸く、柔らかく、青々とした味わい、そして濃縮された肉質のフィニッシュでテイスターを魅了します。バレルサンプルでさえ、大きな喜びで飲まれたかもしれません。リリース時、そしてその後12年〜14年間お楽しみください。 予想される飲み頃 2019年まで ダウン

 

○ 2004年 PP88 Robert Parker Wine Advocate Jun 2007

 チョコレート、スイートチェリー、ドライハーブ、そしてタプナードのヒントの香りが、このミディアムボディのシルキーで柔らかくてかわいいマルゴーのグラスから飛び出します。今後10年~12年間でお楽しみください。

 予想される飲み頃 2019年まで ダウン

 

○ 2004年 PP90 Robert Parker Wine Advocate Apr 2008

 高い評価を得ている2005年ヴィンテージでも、 du Tertre はほとんどの消費者のレーダーの下にとどまっています。Giscours と基本的に同じワイン製造チームによって造られたこのキュヴェは、濃い紫色を示し、その後に素朴なトリュフ、スモーキーなブラックベリー、フローラル、カシスのアロマが続きます。美しくピュアなミディアムからフルボディのワインで、豊富でありながら甘いタンニン、きめ細やかな贅沢、多層的な舌触り、アグレッシブでも渋みもないロングフィニッシュです。

 

○ 2004年 PP90  eRobertParker.com #219 Jun 2015 
 ‎この魅力的な深いルビー/プラム/パープルワインは、ローミー土壌、土、アンダーブラシ、黒と赤のカラントのノートで、しなやかです。非常に香りとミディアムボディ、比較的甘いタンニン。

 予想される飲み頃 現在から2030年+ sei

 

            

 

○ 2005年 PP90 Wine Advocate # 176 April 2008 
 美しく華麗なスタイルのDu Tertreは、他のメドック2005年よりも早く楽しめるワインである。濃い紫色で、リコリス、ブラックベリー、ブラックカラントや甘いトリュフの美しいアロマと、インセンやバーベキューソースなどの香りが広がりと心地よさを誘う。ミディアムからフルボディ、驚くほどふくよかで甘さもあり、肉付きの良いフィニッシュ。 予想される飲み頃 現在から2025年 sei

 

○ 2005年 PP90 Robert Parker Wine Advocate Jun 2015 

 この魅力的な深みのあるルビー/プラム/パープルワインはしなやかで、ローム質の土壌、土、下草、黒と赤スグリの香りがします。非常に香りがよく、ミディアムボディで、比較的甘いタンニンで、このワインはさらに10年~15年+の間よく飲み続けるべきです。

 

 
 

〇 2006年 PP85~PP87 Neal Martin Wine Advocate Apr 2007

 濃い紫色の色合い。新しいオークが私には少し支配的すぎる非常に甘い快活なノーズ。たくさんのカシスとブルーベリー。口当たりは入り口では控えめですが、少し定義と落ち着きを欠いているフルボディの熟した中間にすばやく構築されます。タンニン仕上げ、この du Tertre は私には少し繊細さに欠けています。

 

○ 2006年 PP86 Robert Parker Wine Advocate Apr 2009
 ‎草本、甘い、セダリーノートは、ブラックカラントとバリケの匂いと混合だけでなく、いくつかの秋の、森林のノートは、口の中で尾を引き、いくつかの積極的なタンニンで終了するミディアムボディワインが続きます。‎

  予想される飲み頃 2018年まで ダウン

 

○ 2006年 PP85 Neal Martin Wine Advocate May 2016

 2006年 du Tertre は、より活力が必要な素朴で少し酸っぱい赤いベリーの果実が入ったゆったりとしたブーケを持っています。味わいはミディアムボディで、辛口のタンニンでバランスが取れていますが、アイデアが尽きてどこに行けばいいのかわからないワインのようです。素晴らしい2015年とほぼ同時に味わった、私は最近のヴィンテージに対して私のお金をヘッジして待っていました!あるいは、近年パフォーマンスが向上した他のヴィンテージがいくつかあります。 予想される飲み頃 2019年まで ダウン

 

    

 

○ 2007年 PP90 Robert Parker Wine Advocate Jun 2004 

 幅広くセクシーで、しなやかなタンニンを備えた2001年は、トースト、ブラックカスグリのリキュール、スミレ、甘草の魅力的なノートを、魅惑的で豪華な、ミディアムからフルボディのアクセス可能なスタイルで提供します。それは純粋な喜びのためにもう1つか2つのポイントに値するかもしれません。オーナーのEric Albada Jelgersma は、このシャトーを再建し、ますます高品質のワインを生産する素晴らしい仕事をしています。

 

○ 2007年 PP84 Neal Martin  Wine Advocate ♯231 June 2017

  2007年 Du Tertreは、レンガの縁で顕著な成熟を示していました。ノーズは少し疲れを感じましたが、口当たりにはバックボーンと新鮮さが欠けていました。魅力的な黒胡椒と白檀のノートに救われていますが、それ以外は、このマルゴーは近年衰退しているように感じます。   予想される飲み頃 2019年まで ダウン

 

            

 

○ 2008年 Wine Advocate April 2009

 ‎このプロパティは非常に高級なワインを作っているので、私は2008年Du Tertreが私がそれを味わった2つの機会に‎‎良いパフォーマンスをしなかったこと‎‎に驚きました。判断は留保されています。‎ 

 

○ 2008年 PP82  Robert Parker  Wine Advocate May 2011

 ‎3つの別々の機会に、2008年は野生で臭いように見えました。ワインは前線の魅力を持つ柔らかいですが、全体的には‎‎区別がついてはないです。‎

 予想される飲み頃  大変低評価 

 

〇 2008年 VP89 Neal Martin Vinous.com Feb 2018

 2008年 du Tertre は、カベルネソーヴィニヨン52%、メルロー33%、カベル ネフラン15%のブレンドで、28hl/haの小作でした。これは何年にもわたって一貫性のないパフォーマーであり、一部のボトルは緑を示していますが、この例は最初はライトブラックベリーとシダーのアロマ、ブラックオリーブのヒント、徐々に発達する軽いマリンの香りの方が優れていました。ここでもう少し強度が欲しいです。味わいはミディアムボディで、しなやかなタンニン、よく判断された酸味、桑、スパイスボックス、クローブのタッチがあり、わずかに短いフィニッシュですが、それでも優れた物質を提供します。これは過去10年間でうまく熟成しており、おそらく現在および今後数年間で飲むのに最適です。 予想される飲み頃 2018年から2033年 sei

 

 

○ 2009年 PP92 Robert Parker  Wine Advocate ♯199  Mar 2012

 ‎甘草、黒い果物、アスファルト、ペンインク、トリュフのノートを持つ魅惑的で豪華なテクスチャーマルゴーは、これまでに作られた最高の du Tertre の1つです。それはそれに快楽主義的な品質を持っていますが、同時に、このフルボディ、濃縮された、しかし非常にしなやかな質感のワインに素晴らしいクラス、精度と新鮮さがあります。‎ 予想される飲み頃 2012年から2032年 sei

 

〇 2009年 VP92 Neal Martin Vinous.com Mar 2019

 2009年 du Tertre は非常に熟していて、やや汚れていて、一番上の花束を超えています。これは現時点では少し一次元的に感じます。純粋な黒杉を注入した果実、鉛筆の芯のタッチ、正確な仕上がりへの穏やかなグリップで、口当たりははるかに優れています。私は芳香族化合物が不機嫌な段階を経ていると思う、それは反対側を通って来るので、これをボトルでさらに数年与えなさい。  予想される飲み頃 2019年から2032年 sei

 

○ 2009年 PP92 Lisa Perrotti-Brown  Wine Advocate  Mar 2019

 ミディアムガーネットカラーの2009年 du Tertre は、カーシュ、ブラックラズベリー、暖かいプラム、ポプリの概念を思い起こさせ、セージとメントールのヒントがあります。味わいはミディアムボディで、柔らかく、ジューシーで、魅惑的に親しみやすく、活気のあるフィニッシュです。 予想される飲み頃 2019年から2031年 sei

 

            

 

○ 2010年 PP87~PP89 Robert Parker Wine Advocate May 2011

 私のテイスティングの同僚の何人かは私よりも2010年のDu Tertre を楽しんでいましたが、ヴィンテージにはやや短いと感じました。しかし、それは暗いルビー色だけでなく、魅力的なクランベリー、ブラックチェリー、ベリーフルーツがスギと甘草の特徴と混ざり合っています。よくできていましたが、2010年代ほど興奮しませんでした。 予想される飲み頃 2013年から2026年 sei

 

○ 2010年 PP90 Robert Parker Wine Advocate ♯205 Feb 2013
 ‎バレル(バレルから判断する際に少数派のように見えたことを考えると、理にかなっている)からボトルからより良く見せる2010年 du Tertre は、素敵な暗いプラム/ガーネットカラー、ほとんどのマルゴーよりも少し進化したスタイル、杉、甘草、黒オリーブ、黒のカラントフルーツのヒントを背景にしています。ミディアムからフルボディ、ラウンド、寛大で熟した言葉は、この美しいマルゴーの匂いと味を嗅ぐときに「セクシー」と「豪華」という言葉が思い浮かびます。‎ 
 予想される飲み頃 現在から2028年+ sei

 

〇 2010年 VP93 Neal Martin Vinous.com Apr 2020

 2010年 du Tertre は、ブラックベリー、スーボア、ライトミントのアロマでグラスから飛び出します。ここで良い定義とうまく焦点を合わせています。味わいはミディアムボディで、しなやかでありながら非常にしっかりとしたタンニン、ひびの入った黒胡椒の歓迎された振りかけ、長くしつこい感じのオフドライフィニッシュがあります。上上。 予想される飲み頃 2021年から2045年 sei

 

○ 2010年 PP93 Lisa Perrotti-Brown  Wine Advocate  Mar 2020

 2010年 du Tertre は、深いガーネット色、紅茶、香りのよい土壌、しおれたバラ、カシスとブラックベリーのパイの芯の上にキルシュのかわいい概念でグラスから出ています。ミディアムボディからフルボディの味わいは、明るく活気に満ちたカリカリの果実味があり、しっかりとした粒子の粗い食感と新鮮さの袋があり、大きな長さとエネルギーで仕上げられています。  予想される飲み頃 2020年から2045年 sei

 

 

 

シャトー・デュ・テルトル詳解 1982年~1999年 その1 詳解はこちら   

シャトー・デュ・テルトル詳解 2000年~2010年 その2 詳解はこちら

シャトー・デュ・テルトル詳解 2011年~           その3 詳解はこちら

シャトー・デュ・テルトル詳解 その4 詳解はこちら

     Les Hauts Du Tertre等 

 

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CH デュ・テルトル詳解 その3

ぶどう シャトー・デュ・テルトル その3

        Chateau Du Tertre 

                                                   AOC Margaux 

 



ピコピコハンマー 評 価 

〇 2011年 PP89~PP91 Neal Martin Apr 2012

 Du Tertreは、9月8日27日まで収穫された。私は実際にサンプルグラスを10分以上ほどき放ったままにしましたが、大きな違いがありました。ノーズは熟したブラックベリーとラズベリーの果実、よく統合されたオーク、そして時間とともにいくつかの素敵なオレンジの花の香りを提供します。口当たりはミディアムボディで、豪華で丸みを帯びたエントリーがあります。同業他社よりも酸味はわずかに低いですが、フィニッシュに向かってしなやかなフレッシュストロベリーとラズベリーで非常に官能的です。とても細かいです。

 

○ 2011年 PP85~PP87 Robert Parker Wine Advocate Apr 2012

 カベルネ・ソーヴィニヨン60%、カベルネ・フラン20%、メルロー10%、プティ・ヴェルド10%のこのブレンドは、高い酸味と顕著な緊縮感で、やや閉鎖的です。色は健康的な濃いルビー/パープルで、ワインは湿った土、タバコの葉、甘酸っぱいチェリー、ローム質の土壌の色調のノートを示します。今後10年間でそれを飲んでください。‎ 予想される飲み頃 2012年から2022年 sei

 

○ 2011年 PP88  Robert Parker Wine Advocate #212 Apr 2014

 ‎魅惑的な2011年、Du Tertreは、赤と黒の果物、甘草と地球のタッチの魅力的な、香り、花のノーズと一緒に密な紫色を展示しています。良い質感、中身ボディ、優れた仕上げ、ハードエッジなし。‎ 

 予想される飲み頃 2014年から2029年 sei

 

            

 

○ 2012年 PP88~PP90 Robert Parker Wine Advocate  Apr 2013

  Giscours の所有者が所有する2012年 du Tertre は、そのキュヴェよりもわずかに豊かで質感が高いです。それは深いルビー/紫の色だけでなく、甘草、木炭、赤と黒のカラント、森のノートを展示します‎。‎床と背景オーク。ミディアムボディよく造られ、柔らかいタンニンと低酸味で純粋。‎ 

 予想される飲み頃 2013年から2025年 sei 

 

〇 2012年 PP85~PP87 Neal Martin Wine Advocate May 2013

 A blend of 55% Cabernet Sauvignon, 11% Cabernet Franc, 7% Petit Verdot and 27% Merlot, picked from 1 until 18 October。 du Tertre は、ライトレッドカラントとダークチェリーのブーケで、フレッシュですが、最近のヴィンテージの複雑さが欠けているかもしれません。味わいはミディアムボディで、さわやかなクエン酸の開口部、エッジの効いたタンニン、やや元気なフィニッシュがあります。これはうまくいけば、樽の成熟中にもう少し肉付けされますが、これは早めの飲酒のみになると思います。 

 

○ 2012年 PP91 Robert Parker Wine Advocate Apr 2015

 ‎この125エーカーのブドウ園は、マルゴーのアペラシオンの南部セクターに美しく位置しています。濃厚なルビー/パープル、甘いカシスフルーツ、Du Tertre の2012年は、香り、エレガント、緑豊かな、ビロードのようなテクスチャーの口当たりと印象的な純度と深さを持っています。今後15年〜20年かけて飲んでください。 予想される飲み頃 2015年から2035年 sei

 

   

 

○ 2013年 PP87~PP89 Wine Advocate Aug 2014

 ‎ヴィンテージの可能な枕木、この2013年は甘草、ブラックカラント、アンダーブラシとホワイトチョコレートの香り、ミディアムボディ、甘い、純粋な、ブラックカラントの味、優れた濃度に非常に良い、長い仕上げをたっぷり持っています。‎ 予想される飲み頃 現在から2024年+ sei

 

○ 2013年 PP85 Neal Martin Wine Advocate Oct 2016

  より多くの果物を求めている軽い鉛筆の芯の花束があります。それは当惑してグラスの中でいくらかの活力を失います。口当たりはミディアムボディで、入り口にタルトチェリーフルーツがあり、生で研磨性の仕上がりで非常に高い酸味があります。最近のヴィンテージにははるかに優れたワインがありますが、おそらくすでにそれを知っているでしょう。

 

            

 

○ 2014年 PP90~92 Neal Martin RobertParker.com  Apr 2015

 Chateau Du Tertre 2014年は、a blend of 58% Cabernet Sauvignon, 20% Cabernet Franc, 12% Petit Verdot and 10% Merlo で9月26日から10月16日まで収獲されました。それは赤い梅と砕いたイチゴの果物、気化して通って来るわずかな砂利のアクセントで、現時点ではジスクーよりも少し豪華な鼻をノーズを持っています。口当たりは、細かいタンニン、鮮明な酸味とジスコーよりも重量が多いミディアムボディです。それは調和のとれた肉体を感じ、長い柔らかい仕上げで軽くスパイスを効かします。アレクサンドル・ファン・ビークは、ヴィンテージのために非常に立派なマルゴーを監督してきました‎。 

 予想される飲み頃 2018年から2032年 sei

 

〇 2014年 VP91 Antonio Galloni  Vinous.com Feb 2017

 2014年 Du Tertre は、大胆で力強いワインです。煙、甘草、ワイルドダークチェリー、ジビエが前面と中央にあります。エッジの周りは少しラフですが、2014年は顕著な深さと強さを持っています。ボトルの時間はタンニンの一部を和らげるのに役立つかもしれませんが、これは特に洗練されたワインではありません。

 

○ 2014年 PP89 Neal Martin Wine Advocate Apr 2017

 顕著な下草要素を持つ軽いブラックベリーとラズベリーの香りの花束を持っています。口当たりは細かいタンニンでミディアムボディです。ここには巨大な重量や体はありませんが、それは確かに準備された仕上げに向かってきれいに統合されたオークとバランスが取れています。おそらく、次の10~12年間に楽しむために以前に飲むマルゴー。たぶん、私はバレルでのショーを考慮してもう少し物質を期待していた、それにもかかわらず、それはまだアレクサンドル・ファン・ビークと彼のチームから立派な2014年です。

 予想される飲み頃 2019年から2033年 sei

 

            

 

○ 2015年 PP91~PP93 Neal Martin Wine Advocate #224 Apr 2016

 ノーズは印象的です, 非常に焦点を当てたラズベリー, クランベリーとヨウ素の香り.口蓋は良い構造、印象的な深さ、最近のヴィンテージよりも多くの物質と体を持つデュテルトレとミディアムボディです。杉と鉛筆のリード仕上げに満足のいく長さと精度があります。アレクサンドル・ヴァン・ビークは、これまでで最高のデュ・テルトルを生み出したかもしれない。‎ 予想される飲み頃 2025年から2045年 sei

 

○ 2015年 PP90+ Lisa Perrotti-Brown Wine Advocate Feb 2018

 2015年 du Tertreは、焼いたチェリー、ブラックベリー、ポプリと落ち葉のワフトを持つ乾燥ハーブのノーズを持つ深いガーネットパープルの色に媒体です。ミディアムボディの口蓋は、しっかりとした粒状のタンニンに支えられている香りの赤と黒の果物で繊細にスタイリングされ、さわやかなハーブリフトで仕上げます。

 予想される飲み頃 2019年から2034年 sei

 

〇 2015年 VP91 Antonio Galloni  Vinous.com Feb 2018

 2015年 du Tertre は、十分なエネルギーと全体的な意欲を備えた、しっかりとした力強いワインです。樽からそうであったように、ボトル入りの2015年は、mid palate の深みが少し欠けているように思われ、ワインはかなりコンパクトな感じになります。香ばしくて素朴な味わいには良いニュアンスがありますが、もう少しフルーツと全体的な深みが欲しいです。それでも、2015年は個性豊かな魅力的なワインです。ブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン70%、カベルネ・フラン10%、メルロー10%、プティ・ヴェルド10%。

 

〇 2015年 VP91 Neal Martin, Vinous.com, July 2019

 2015年 du Tertre過去に素晴らしいマルゴーを構成していたものを窒息させるブレタノマイセを少し示していました。その後、私は以前の出会いに沿った別のボトルを開け、ノーズにビルベリーとブラックベリーを提供し、口当たりに軽いグラファイトのノートを提供しました。これは私が綿密に追跡するワインです。

 

             

 

〇 2016年 VP89~VP92 Antonio Galloni  Vinous.com Apr 2017

 2016年 du Tertre は柔らかく、しなやかで、非常に表現力豊かです。甘い赤胡椒、白胡椒、ハーブ、鉄、煙がワインに独特の香ばしい個性を与えます。2016年はミディアムボディですが、素敵な深みと Mid palate の pliancyを提供します。フローラルノートと明るい酸が、しっかりとしたタンニンとクリーミーで広がりのあるフルーツに支えられたフィニッシュに新鮮さを加えます。2016年は素晴らしい du Tertre です。

 

○ 2016年 PP90~PP92 Neal Martin Wine Advocate  Apr 2017

 The 2016 Du Tertre is a blend of 75% Cabernet Sauvignon, 10% Merlot, 10% Cabernet Franc and 5% Petit Verdot picked from 27 September until 19 October。シャトー・マネージャーのアレクサンドル・ファン・ピークは、これは近年のカベルネ・ソーヴィニヨンの最高レベルの一つを表していると私に言いました。35%の新しいオークで熟成されて、純粋なブラックベリー、ラズベリーとミネラルの香りと調和のとれた花束を持っています。口当たりは、カリカリのタンニン、エントリ上の非常に生理食塩水中ボディであり、最初は控えめですが、口の中で体重を増やし、正確でミネラルのある古典的なマルゴー仕上げを提供します。足りないのは、仕上げの永続性です。あなたが本当にそれを知る前に、それはちょうど出口のドアを急いでいるようです。うまくいけば、それはバレル成熟中にその側を開発します。 予想される飲み頃 2021年から2045年 sei

 

○ 2016年 PP90 Lisa Perrotti-Brown Wine Advocate Nov 2018

 ミディアムからディープガーネットパープルの色、2016年 du Tertreはハーブと地球のニュアンスでノーズにカシス、赤い梅とスパイスボックスを備えています。口当たりはミディアムボディで、無駄がなく、素朴な仕上がりです。 予想される飲み頃 2019年から2032年 sei

 

〇 2016年 VP91 Neal Martin Vinous.com Jan 2019

 2016年の du Tertre は、ラズベリーと野生のイチゴにグラファイトとライトシダーのアロマが混ざり合った、黒よりも赤の香りのよいフルーツの香りが特徴です。調和のとれた、集中した味わいは、粒子の粗いタンニンと良いミネラルでミディアムボディです。これはマルゴーの仲間ほど実体がないかもしれませんが、口の中で非常に持続しているように感じます。 予想される飲み頃 2021年から2045年 sei

 

〇 2016年 VP92 Antonio Galloni  Vinous.com Jan 2019

 2016年の du Tertre は、本当にうまくまとまりました。2016年には、フィネスと洗練を伝える透明感があります。セージ、ミント、ドライフラワー、甘いハーブが、甘い赤いチェリーとプラムの果実が前進するにつれて、芳香のニュアンスの層を追加します。私はこの快適で気楽なマルゴーを今後10年〜15年にわたって飲みたいと思っています。 予想される飲み頃 2021年から2036年 sei

 

〇 2016年 VP91 Neal Martin Vinous.com Aug 2020

 2016年 du Tertre は、ローム質のsous-bois の香りが注入された洗練されたブラックフルーツのブーケがあり、通気とともに徐々に強度を増します。ミディアムボディの味わいは、しなやかなタンニン、酸味のある細かいビーズ、そして詳細で非常に正確な仕上がりで、明確に定義されています。これには、ボトルでさらに数年かかります。 予想される飲み頃 2021年から2045年 sei

 

  

 

○ 2017年 PP89~PP91 Lisa-P-Brown Wine Advocate Apr 2018

 ミディアムガーネットパープルカラーで、カベルネソーヴィニヨン75%、メルロー10%、カベルネフラン10%、プティヴェルド5%で構成される2017年の du Tertre は、鉛筆の芯、月桂樹の葉、ラベンダーのヒントを備えたブラックベリーとカシスの表現力豊かなノートを提供します。味わいはミディアムボディで、オープンニットフルーツの優れたコアと豪華なタンニンが素晴らしいフレッシュさで持ち上げられ、香り高いノートで仕上げられています。

 

〇 2017年 VP ? Neal Martin Vinous.com Sup 2019

 2017年の du Tertre は2019年5月末に瓶詰めされ、エステートディレクターのアレクサンドルファンベークは、より早い瓶詰めを目指していると述べています。プレスされたバラの花びらと茶色のスパイスが赤いベリーの果実を注入した香りのよいブーケがあり、おそらくマルゴーの仲間よりも少しおいしいです。口当たりはミディアムボディで、入り口にバルサミコのスプラッシュがあります。適度な深み、わずかに粗いタンニン、そのバルサミコのノートがフィニッシュに向かって明らかです。欠けているのは、時間とともに発展するかもしれませんが、ある程度の深さと肉です。

 

〇 2017年 VP92 Antonio Galloni Vinous.com Mar 2020

 とてもきれいなワインです。ジューシーなレッドチェリー、ドライフラワー、ミント、ブラッドオレンジ、スパイスのノートが溶け込み、しなやかなミッドウェイトのマルゴーがゲートから出てすぐに飲みます。これは、よりワイルドなスタイルに傾くことが多いプロパティにとって特にエレガントなヴィンテージです。2017年は、私が試飲した覚えのある最近のテルトルの中で最も美しいものの1つです。  予想される飲み頃 2020年から2032年 sei

 

○ 2017年 PP86 Lisa-P-Brown Wine Advocate Mar 2020 

 2017年 du Tertre は、ミディアムからディープガーネットパープルの色で、ノーズにハーブ、土、黒い果物の煮込みがあり、背景に鉛筆と焦土があります。口当たりはミディアムボディで、しっかりとしていて、歯ごたえがあり、mid palate が少し赤身で、しっかりとした仕上がりです。

 

            

 

○ 2018年 PP89~PP91 Lisa-P-Brown Wine Advocate Apr 2019

 深いガーネットパープル色の2018年 du Tertre は、、タール、グリル、黒コショウのヒントとブーケガルニのワフトと焼き梅、暖かいカシスと乾燥桑の概念に開いて、開始するために少し減少しています。しっかりした歯ごたえのあるフレームでフルボディで、セージレースの仕上げで焼いたベリーとハーブの風味が良いです。

 

○ 2018年 PP90 Lisa Perrotti-Brown  Wine Advocate  Mar 2021

 ミディアムから深いガーネットパープル色の2018年 du Tertre は、煮込み黒梅、キルシュと黒ラズベリーノートの良い強度に加えて、乾燥プロヴァンスのハーブ、タバコの葉と杉の胸のヒントを提供します。中程度の味覚は、柔らかい食感と新鮮さの負荷で味を保存し、ハーブリフトで仕上げる赤と黒の果物をたくさん提供しています。 予想される飲み頃 2022年から2035年 sei

 

〇 2018年 VP90~VP92 Neal Martin Vinous.com Nov 2019

 2018年 du Tertre は、9月17日から10月12日頃に収穫され、最近導入されたフードルを含む50%の新しいオークで約14か月間熟成されました。それはラベンダーとアイリスの花のヒントが注入された黒い果物の清潔で正確な、非常に花のブーケを持っています。ここには細かい結束があります。味わいはしなやかなタンニンでミディアムボディで、メルローはテクスチャーに肉と丸みを与え、酸味の細かいビーズです。ブラウンスパイスのタッチがフレッシュで魅力的なフィニッシュに向かって現れます。これは非常に楽しい du Tertre であり、わずか4年、5年後に美味しく飲めるはずだと思います。

 

            

 

○ 2019年 PP87~PP89 Lisa-P-Brown Wine Advocate Jun 2020

 深いガーネットパープル色を見せる2019年 du Tertre 、プラムの煮込み、ブーケガルニ、グラファイト、温かいカシスのノートに加えて、鋳鉄製の鍋とカルダモンのヒントで始まります。ミディアムボディの味わいは爽やかでジューシーで、タンニンのわずかな歯ごたえとフィニッシュのハーブリフトがあります。

 

〇 2019年 VP92~VP94 Antonio Galloni, Vinous.com, June 2020

 2019年 du Tertre は、ダークで精力的で堂々としていますが、この特性の典型的なミッドウェイトスタイルで、ブラックチェリー、プラム、スパイス、ニューレザー、甘草、ドライフラワーが融合し、2019年はその深みと共鳴を際立たせています。読者は2019年に本物の個性と重力を備えたワインを見つけるでしょう。ゼネラルマネージャーのアレクサンダーヴァンビークとエステートマネージャーのロレンツォパスキーニとのテイスティングは、この非常に特別なキャンペーンから私たち全員が覚えている数週間のズームコールのハイライトの1つでした。 du Tertre では、ヴァンベークとパスクィーニが、より高密度のブドウ園を支持して、土地の約65%の大規模な再開発を監督しました。ワインは、特に中口で少し軽い場合がありますが、2019年は、実際にはすべての点で、その点で非常に成功しています。キュヴェゾンは摂氏24度の涼しい場所で21日間でした。エリック・ボワセノはコンサルティング醸造学者です。言うまでもなく、将来のヴィンテージが何をもたらすかを見るのは魅力的です。」

 

○ 2019年 PP93 William Kelley Wine Advocate Apr 2022

 2019年 du Tertre は、甘いカシスとプラムのアロマが下草、シダーウッド、スミレ、葉巻の包み紙の微妙なヒントと混ざり合ってグラスで始まります。ミディアムボディで明るく一体感があり、果実の芯、生き生きとした酸、上質で粉末状のタンニンがフィニッシュにアピールし、骨の折れるパッケージで果実の寛大さを提供します。近年の du Tertre のよりパワフルなヴィンテージの中でも、インパクトよりもエレガンスによって定義されるワインであることに変わりはありません。

マルゴーのアペラシオンの最高点(25メートルの高さ)を占める Chateau Du Tertre は、実際には1つの「テルトル」(最高点)ではなく2つを含みます。

シャトーの周りにある細かい砂利の30ヘクタールのブロックと、砂利がより砂浜になっているベルエアの高原にある小川だけで隔てられた別の20ヘクタールのブロックの両方を備えています。どちらも比較的均質であり、どちらもグランドヴィンに通知します。どちらも比較的暖かく、水はけの良いテロワールであり、Du Tertre の栄養サイクルは非常に進んでおり、ここのチームが収穫に沈殿しなくても、これは確かに晩熟の場所ではありません。1956年の壊滅的な霜の余波で、ガスクトン家はブドウ園全体を(カロンセギュールのように)6,300本/haのかなり低い密度で植え直し、カベルネソーヴィニヨンの3分の1、カベルネフランの3分の1、メルローの3分の1を植え直しました。マルゴーにとって独特のエンセパージュメントであり、カベルネフランが完全に熟していない年には、やや軽くて痩せたワインを提供する傾向がありました。1997年、ガスクトン家はアルバダ家に売却し、アルバダ家はシャトーの非常に無視された建物を復元することから始め、2008年からブドウ園の再構築を進めました。化学除草剤は追放され、大規模な植え替えが始まり、密度はヘクタールあたり9,100本に増加し、ブドウ品種を土壌の種類に適応させました。2020年初頭の Du Tertre の売却により、リストラが続いています。ブドウ園の30%だけが植え替えられており、プロジェクトは2027年に終了する予定です。これらの新しい植栽はすべて当初からバイオダイナミック農法で栽培されており、デュテルトルは古いブドウの木のメルローとカベルネフランを保持しており、そこからマッサルの選択が繁殖していますが、カベルネ・ソーヴィニヨンの割合が増加し、斜面の下部でうまく機能するプティヴェルドは約10%を占めています。ワイン造りは非常に古典的で、手作業による収穫、光学選別、木製、セメント、ステンレス鋼の大桶を組み合わせた醸造が行われます。2008年に学生としてDu Tertre の土壌研究を行ったテクニカル・ディレクターのフレデリックアルドゥアンがワイナリーの指揮を執り、シンシアカペラエールが新しいエステートディレクターを務めています。ここで生産されるワインのスタイルは非常に独特です:一方でははっきりとエレガントで上質ですが、他方では果物のある種の寛大さと甘さを示しています(よく露出し、水はけがよく、かなり早熟の場所と一致しています)。昨年のやや軽いスタイルは、風味と持続性の卑劣な強さに置き換えられました。さらに、デュ・テルトルが、ブレーン・カンテナックやローザン・・セグラなど、アペラシオンの他のエレガンスのチャンピオンと同様のスタイルで運営されている場合、そのワインもかなり即時性があり、若々しい魅力とシームレスさを備えているため、2016年のようなクラシックなスタイルのヴィンテージでさえ、単に味わうだけでなく、すでに飲むことができます。これらは、100種類以上のワインの大量テイスティングで支配的な種類のワインではありませんが、調和のとれた魅力的なマルゴーを探している読者がセラーで飲みたいと思うような種類のワインです。

 

            

 

〇 2020年 VP90~VP92 Antonio Galloni Vinous.com  Jun 2021

 2020年 du Tertreには、大胆でパンチの効いたもので、真っ黒なダークフルーツとより香ばしい素朴な色調の魅力的なミックスがあります。すべての要素がとてもうまく統合されています。よくあることですが、タンニンは少したくましいですが、2020年には少なくともある程度のバランスをとるのに十分な果実があるようです。焦土、甘草、タバコ、狩猟肉が力強い仕上がりに残ります。 予想される飲み頃 2028年から2045年 立ち入り禁止

 

〇 2020年 VP87~VP89  Neal Martin Vinous.com  May 2021

 2020年 du Tertre は、最近のヴィンテージで気づいた特徴である、わずかに草本のノーズを持っています。私はそれが少し耳障りだと思います。味わいはミディアムボディでしっかりとしたタンニンがありますが、このヴィンテージには草本らしさに加えて、ザラザラしたフィニッシュに向かっていくらかの減衰が感じられます。これがボトルに一度どこに行くのかよくわかりません。 予想される飲み頃 2024年から2048年 立ち入り禁止

 

○ 2020年 PP87~PP89 Lisa-P-Brown Wine Advocate May 2021

 深いパープルブラックカラーを披露する2020 du Tertreは、カシスのトローチ、ブラックチェリーのジャム、ブルーベリーパイの香りが際立ち、乾燥した地中海のハーブ、鉛筆の削りくず、タール、ブラックオリーブの底流がグラスから湧き出ています。ミディアムボディの味わいは、柔らかく親しみやすい食感とジューシーなブラックフルーツをたっぷりと含む魅力的な新鮮さを提供し、爽快なハーブノートで仕上げます。

 

〇 2020年 VP88 Neal Martin Vinous.com Feb 2023

 2020年 du Tertre には、樽から指摘した少し草本のノーズがまだ残っています。口当たりはミディアムボディで軽いタンニンで、バランスが取れていますが、このマルゴーが提供できると私が知っている複雑さを提供していません。このヴィンテージでは、その可能性を少し下回っています。

 

○ 2020年 PP93 William Kelley Wine Advocate Apr 2023

 甘いベリー、鉛筆の削りくず、温かいスパイス、ココアパウダーの香りがグラスから漂う2020年 du Tertre は、ミディアムからフルボディ、しなやかでシームレスで、深みと集中力とは対照的なエレガントで上品なプロファイルを備えています。このテロワールはマルゴーで最も強力なワインを生産することは決してなく、大量の試飲で迷子になるシャトーの典型的な例ですが、ブドウ園の再編はほぼ完了し、明らかに静かに実を結んでいます。

 

  

 

〇 2021年 PP90~PP93 William Kelley, Wine Advocate  2022

 非常にきれいでエレガントなワインで、野生のベリー、エキゾチックなスパイス、シガーボックス、ローム質の土壌のアロマが溢れています。ミディアムボディからフルボディ、十分でシームレスで、ビロードのようで包み込み、明るい酸、美しく洗練されたタンニン、食欲をそそるフィニッシュがあります。The blend this year is 64% Cabernet Sauvignon, 20% Cabernet Franc, a mere 10% Merlot and 6% Petit Verdot。

 

〇 2021年 VP90~VP92 Antonio Galloni  Vinous.com 2022

 2021年の du Tertre は大きくて力強いワインです。ダークチェリー、プラム、スパイス、チョコレートタバコ、甘草、お香の爆発が2021年に華やかな個性を与えます。2021年は密集した強力な du Tertre です。2021年がどのようにまとめられるかを見るのは興味深いでしょう。それは確かに有望です。」

 

〇 2021年 VP90~PP92 Neal Martin Vinous.com 2022

 9月28日から10月12日まで、50%の新樫で熟成。ノーズはかなり大胆で、表情豊かなブラックベリー、ミント、シダーの香りを提供し、ほとんどポイヤックのようなスタイルです。グラスの中で数分それを与えると、それは勢いを増しているようです。味わいはミディアムボディで、しなやかなタンニン、濃縮されたブラックフルーツ、カベルネソーヴィニヨンの好意によるフィニッシュに向かって少しグラファイトがあり、かなりスパイシーなフターテイストがあります。これは、スタイルで熟成するはずの称賛に値する2021年です。

 

○ 2021年 IP89~IP91 Lisa-P-Brown  Wine Independent 2022 

 2021年 Du Tertre は、カベルネソーヴィニヨン64%、カベルネフラン20%、メルロー10%、プティヴェルド6%のブレンドです。深いガーネットパープルの色で、鮮やかなカシス、モレロチェリー、熟したラズベリーの香りが湧き、その後、肥沃なローム、鉛筆の削りくず、野生のタイムが漂う鉄鉱石のヒントが続きます。ライトボディからミディアムボディの味わいはエレガントに作られ、さわやかで、風味豊かで素朴な層がたくさんあり、しっかりとしたミネラルが混ざった仕上がりになっています。

 

            

 

○ 2022年 PP92~PP94+ William Kelley Wine Advocate 2023

 2022年 du Tertre は、ダークベリー、プラム、甘草、ブドウの煙、花びらのアロマでグラスの中でくつろぎ、続いて、シャトーの特徴的なエレガンスをすべて保持しながら、並外れた深みと集中のミディアムからフルボディの深みのある層状の味わいが続きます。洗練されたしなやかなこのシャトーは、カベルネ・ソーヴィニヨン57%、カベルネ・フラン23%、メルロー15%、プティ・ヴェルド5%のブレンドで、大規模な植林プログラムが完了した後のこのシャトーの品種の内訳を多かれ少なかれ表しています。これは、数十年で最高の du Tertre として浮上する可能性があり、アンプリムールキャンペーンのより良い値の1つになることは間違いありません

 

○ 2022年 IP91~IP93 Lisa-P-Brown  Wine Independent 2023 

 2022年 du Tertre は、深いガーネットパープルの色です。プラムジャム、温かいカシス、ラズベリーのクーリのノートに加えて、ガリーグと香りのよい土のタッチを引き出すには、いくらかの説得が必要です。ミディアムボディの味わいは印象的な落ち着きがあり、表情豊かな黒い果実と柔らかな食感があり、活気のあるリフトで仕上げられています。

                                                   2023.9.20補修工事 注意

 

ピコピコハンマー テルトルはマルゴーのアペラシオンで最も標高の高い台地にあり、サン・テステフの有名シャトー、カロン・セギュールの所有者だった故フィリップ・カベルン・ガスクトンが1961年に手に入れた。その当時、このシャトーは実に哀れな状態で、ガスクトンと彼の投資者たちはこれを建て直し、ブドウを植え替えるための大規模な計画に着手した。しかし12年前まで、このシャトーのワインは忘れられがちだった。飾り気はないがエレガントな砂色の二階建てのシャトーはメドックで最も辺鄙な地域の1つにある(アルサックから1kmと離れておらず、モンブリゾンのそば)。1998年、このシャトーはガスクトン夫人によってエリック・アルバダ・イエルヘルスマに売却された。彼は、近くにあるジスクールも同様に買収した。
 珍しいことに、ここのブドウ畑は、多くのボルドーのシャトーのブドウ畑と異なって連続しており、区画が散在しているわけではない。一見、ドメーヌ・ド・シュヴァリエを彷彿させるものがある。1978年以降、最高のヴィンテージのものは、比較的深みのある色とあふれんばかりの力強さや豊かさを特色としているが、フィネスや、マルゴーワインの魅力となるあの極上の芳香には欠けるかもしれない。しかしながら、このワインは手頃な価格で売られ続けており、そのためにボルドーの格付けシャトーの中で最も過少評価されている。

                   

 

イギリス  価 格 表  Chateau Du Tertre  

 2000年 £62   2011年 £36

 2001年 £51   2012年 £39

 2002年 £41   2013年 £31

 2003年 £47   2014年 £39

 2004年 £37   2015年 £41

 2005年 £54   2016年 £46

 2006年 £41   2017年 £44

 2007年 £36   2018年 £40

 2008年 £40   2019年 £29

 2009年 £51   2020年 £

 2010年 £59   2021年 £           WINE SEARCHER 2021.5.16記      

 

キャミソール 一般的評価

 ボルドーの格付けシャトーで最もお値打ち品のワインでありながら、デュ・テルトルは1978年以来ずっと出来にムラが無い。エリック・アルバダ・イエルヘルスマに買収されてから、このシャトーは劇的な変化を遂げた。ここ4~5年の連続したヴィンテージに生産されたワインがそれを証明している。価格はいまだにリーズナブルなので、消費者が注目すべきシャトーである。 ~ボルドー第4版


さくらんぼ 12世紀の所有関係については、アルサック領主のものとされています。17世紀にアイルランド出身のピエール・ミッチェルが取得しています。彼はイギリスのガラス瓶製法を取り入れ、ボルドー最初のガラス瓶を作ったと言われています。19世紀の所有者名としてはアンリ・ドゥ・ヴァラードの名前が挙がっています。

 1961年には、シャトー・カロン・セギュールの所有者だったフィリップ・ガスクトンが取得し、1997年にはガスクトン夫人に引き継がれます。

 1998年には、オランダ第2位のスーパーマーケットチェーン・ラウルスのオーナーであり、シャトージスクールをも所有するエリック・アルバダ・イエルゲルスマに売却されます。エリック・アルバダ氏の資金投入、葡萄畑の整備や醸造設備の刷新などにより、高品質化への道を歩み始めたと言われています。

 エリック・アルバダ・イェルヘルスマ氏は2018年死去され、2021年にヘルフリッヒ家~Helfrich familyに売却されました。


さくらんぼ シャトー・デュ・テルトルはマルゴーACの中でも内陸とは言え、標高20mを超える最も高い丘にに所在しており、シャトー名の由来でもあります。

 

  ろくでなしチャンのブログ    
                               同一名称、別シャトー、AOCボルドー 

 

シャトー・デュ・テルトル詳解 1982年~1999年 その1 詳解はこちら   

シャトー・デュ・テルトル詳解 2000年~2010年 その2 詳解はこちら

シャトー・デュ・テルトル詳解 2011年~           その3 詳解はこちら

シャトー・デュ・テルトル詳解 その4 詳解はこちら

     Les Hauts Du Tertre等 

 

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CH デュ・テルトル詳解 その4

ぶどう シャトー・デュ・テルトル その4

        Chateau Du Tertre 

                                                AOC Margaux  

         

 

ぶどう レ・ゾート・デュ・テルトル

      Les Hauts Du Tertre 

                                                  AOC Margaux    

畑 面 積   52ha

年間生産量  5万本から8万本

作付割合    カベソー43% メルロー33% カベフラ19% プティ・ヴェ 5%

樹   齢    15年~25年

新 樽 率  30%

樽 熟 成  12ケ月

 

1989年ファースト・リリース

アッサンブラージュ

 2008年 カベソー55% メルロー20% カベフラ20% プティ・ヴェ 5%

 2009年 カベソー54% メルロー22% カベフラ20% プティ・ヴェ 4%

 

イギリス  価 格 表 Les Hauts Du Tertre 

    2000年 £     2011年 £20

    2001年 £     2012年 £19

    2002年 £     2013年 £18

    2003年 £31   2014年 £21

    2004年 £20   2015年 £24

    2005年 £26   2016年 £21

    2006年 £18   2017年 £19

    2007年 £19   2018年 £19

    2008年 £     2019年 £

    2009年 £28   2020年 £

    2010年 £49   2021年 £        WINE SEARCHER 2021.5.17記

 

   

        

  
 

 

ぶどう  シャトー・レ・ジャルダン・デュ・テルトル

     Chateau Les Jardins du Tertre

                                                  AOC Marguax   
        

        

 

 

兄弟シャとー

             

Chateau du Cartillon 詳解はこちら             Chateau Cantin 詳解はこちら

Chateau Cantelys 詳解はこちら

 

 

シャトー・デュ・テルトル詳解 1982年~1999年 その1 詳解はこちら   

シャトー・デュ・テルトル詳解 2000年~2010年 その2 詳解はこちら

シャトー・デュ・テルトル詳解 2011年~       その3 詳解はこちら

シャトー・デュ・テルトル詳解 その4 詳解はこちら

     Les Hauts Du Tertre等 

 

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エチケット・クイズ

                           Les Grands Crus classes en 1855

                     エチケット・クイズ

 

 主要シャトーのデータ見直しを行っていますが、作業の中で見つけた一寸見慣れないエチケットを並べてみました。エチケット変更や記念エチケットとなります。何れも1855年メドック格付けシャトーとなります2010年以降のエチケットです。

 参考までに末尾に2010年時のエチケットを表示します。ヒントは散らばっていますが、お悩み下さい。回答は暫く後になります。

 

NO1

 

NO2

 

NO3

 

NO4

 

NO5

 

NO6

 

NO7

 

 

 

                   Les Grands Crus classes en 1855

 

1級 Premiers、1er Crus(5シャトー)

 

Chateau Laftte Rothschild
 (シャトー・ラフィット・ロートシルト)ポイヤック 
 

Chateau Mouton Rothschild

 (シャトー・ムートン・ロートシルト)ポイヤック 

Chateau Latour

 (シャトー・ラトゥール)ポイヤック  

    

Chateau Margaux

 (シャトー・マルゴー)マルゴー   

Chateau Hart Brion

 (シャトー・オー・ブリオン)グラーヴ ペサック村 
  

 

2級 Seconds Crus(14シャトー)

 

Chateau Cos d'Estournel 

 (シャトー・コス・デストゥルネル)サンテステフ  

Chateau Montroose

 (シャトー・モンローズ)サンテステフ 

Chateau Pichon Longuevilie Comtesse de Lalande

 (シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド)ポイヤック 

    

 

Chateau Pichon Longuevilie Baron

 (シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン)ポイヤック 

Chateau Dhcru Beaucaillou

 (シャトー・デュクリュ・ボーカイユ)サンジュリアン 

Chateau Leoville Las Cases

 (シャトー・レオヴィル・ラスカーズ)サンジュリアン 

    

 

Chateau Gruaud Larose

 (シャトー・グリュオ・ラローズ)サンジュリアン 
Chateau Leoville Poyferre

 (シャトー・レオヴィル・ポワフェレ)サンジュリアン    

Chateau Leoville Barton

 (シャトー・レオヴィル・バルトン)サンジュリアン  

    

 

Chateau Rauzan Segla

  (シャトー・ローザン・セグラ)マルゴー 

Chateau Brane Cantenac

  (シャトー・ブラーヌ・カントナック)マルゴー  

Chateau Lascombes

  (シャトー・ラスコンブ)マルゴー 

    

 

Chateau Durfort Vivens

  (シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン)マルゴー  

Chateau Rauzan Gassies

  (シャトー・ローザン・ガシー)マルゴー 

  
 

3級 Troisiemes Crus(14シャトー)

 

Chateau Caion Segur

 (シャトー・カロン・セギュール)サンテフテフ

Chateau Lagrange

 (シャトー・ラグランジュ)サンジュリアン 

Chateau Langoa Barton

 (シャトー・ランゴア・バルトン)サンジュリアン 


    

Chateau Palmer

 (シャトー・パルメ)マルゴー 

Chateau Malescot Saint Exupery

 (シャトー・マレスコ・サン・テグジュベリ)マルゴー

Chateau D´Issan

 (シャトー・ディッサン)マルゴー

    

Chateau Giscours

 (シャトー・ジスクール)マルゴー

Chateau Kirwan

 (シャトー・キルヴァン)マルゴー

Chateau Cantenac Brown

 (シャトー・カントナック・ブラウン)マルゴー

    

Chateau Desmirail

 (シャトー・デスミライユ)マルゴー

Chateau Ferriere

 (シャトー・フェリエール)マルゴー 

Chateau Boyd Cantenac

 (シャトー・ボイド・カントナック)マルゴー 

    

Chateau Marquis d´Aiesme 

 (シャトー・マルキ・ダレーム)マルゴー

Chateau La Lagune

 (シャトー・ラ・ラギューヌ)リュドン村 

   

 

4級 Quatrie´mes Crus(10シャトー)

 

Chateau Lafon Rochet

 (シャトー・ラフォン・ロシェ) サンテステフ

Chateau Duhart Milon Rothschild

 (シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト)ポイヤック

Chateau Talbot

 (シャトー・タルボ)サンジュリアン 

    

Chateau Beychevelle

 (シャトー・ベイシュヴェル)サンジュリアン  

Chateau Branaire Ducru

 (シャトー・ブラネール・デュクリ)サンジュリアン 

Chateau Saint Pierre

 (シャトー・サン・ピエール)サンジュリアン

    


Chateau Marquis de Terme
 (シャトー・マルギ・ド・テルム)マルゴー

Chateau Prieure Lichine

 (シャトー・プリューレ・リシーヌ)マルゴー

Chateau Pouget

 (シャトー・プージェ)マルゴー

    

Chateau La Tour Carnet

 (シャトー・ラ・トゥール・カルネ)サン・ローラン村

 

5級 Cinquie´mes Crus(18シャトー)

 

Chateau Cos Labory

 (シャトー・コス・ラボリ)サンテステフ

Chateau Grand Puy Lacoste

 (シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト)ポイヤック

Chateau Lynch Bages

 (シャトー・ランシュ・バージュ)ポイヤック

      

 

Chateau Pontet Canet

 (シャトー・ポンテ・カネ)ポイヤック

Chateau D´Armailhac

 (シャトー・ダルマイヤック)ポイヤック

Chateau Clerc Milon

 (シャトー・クレール・ミロン)ポイヤック

      

 

Chateau Haut Bages Liberal

 (シャトー・オーパージュ・リベラル)ポイヤック

Chateau Haut Batailley

 (シャトー・オー・バテイェ)ポイヤック

Chateau Grand Puy Ducasse

 (シャトー・グラン・ピュイ・デュカス)ポイヤック

      

 

Chateau Croizet Bages

 (シャトー・クロワゼ・バージュ)ポイヤック

Chateau Batailey

 (シャトー・バタイエ)ポイヤック

Chateau Lynch Moussas

 (シャトー・ランシュ・ムーサ)ポイヤック

       

 

Chateau Pedesclaux

 (シャトー・ペデスクロー)ポイヤック  

Chateau Du Tertre

 (シャトー・デュ・テルトル)マルゴー 

Chateau Dozac

 (シャトー・ドーザック)マルゴー 

    
 

Chateau Cantemerle

 (シャトー・カントメルル)マコー村 

Chateau Camensac

 (シャトー・カマンサック)サン・ローラン村 

Chateau Belgrave

 (シャトー・ベルグラーブ)サン・ローラン村

    

 

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CH パルメ詳解 その7

ぶどう シャトー・パルメ その7

     Chateau Palmer  

                                                                  AOC Margaux

 

 

 

ぶどう ヒストリカル・19th・センチュリー・ワイン

    Historical XIXth Century Wine ( Palmer Xix )

                                             ヴァン・ド・ターブル  

 

 2005年、シャトー・パルメのワインメーカー、トーマス・デュルーがアメリカのワイン・コレクターの勧めにより1869年のシャトー・パルメを試飲。同氏が「雲に噛み付くような驚くべき印象を得た。」と言ったとか。

 この経験により19世紀のワイン製造手法をシャトー・パルメに取り入れてみようと考えたようです。

 19世紀にはボルドー・ワインはイギリスに大量に輸出されていました。当時のボルドー・ワインは淡く、軽いワイン(貧弱なクラレットと呼ばれることも)であつたため、ローヌのワイン(主にエルミタージュ地方のシラー)を少し加えて、ボルドー・ワインの構造と力を強化していました。

 要するにカベソー、メルローにシラーをブレンドし、深み、色、アルコールを強化しようとする試みでした。当然、19世紀のカベソー、メルローと現在のものとは大きく異なっていますから、19世紀ワインの復元とは言えないでしょう。販売上の宣伝効果を考慮して19世紀を引っ張り出したものと思います。

 シラーをブレンドしていますからAOCマルゴーは名乗れないし、エチケットにヴィンテージも表記できません。ヴィンテージは、ロット番号或いはバッチ番号と呼ばれる番号で判明します。2013年ヴィンテージの場合はL20.13 と表記されています。

 樽熟成の新樽率は40%、18ケ月と言われ、生産量は2,400本~3,000本とされていましたが近年は5,000本とされます。リリースは不定期のようです。使用されるカベソーとメルローはシャトー・パルメの葡萄であり、若木のものではないようです。ワイン名は当初 Historical XIXth Century Blend とされていました。

 


              

 

2004年  カベソー42.5%、メルロー42.5% シラー15% 

2006年  カベソー42.5%、メルロー42.5% シラー15% 13%/Abv

2007年     ?     13%/Abv

2010年     ?     12.5%/Abv

2013年  カベソー42.5%、メルロー42.5% シラー15%

2014年  カベソー45%、メルロー45% シラー10%

2015年  カベソー45%、メルロー45% シラー10%

2016年  カベソー47%、メルロー47% シラー 6% 

2017年  カベソー47%、メルロー43% シラー10% 13%/Abv

2019年  カベソー44%、メルロー47% シラー 9% 13.5%/Abv

2020年  カベソー44%、メルロー44% シラー12% 13.5%/Abv

 

 

 

 

シャトー・パルメ詳解 1982年~1989年 その1 詳解はこちら

シャトー・パルメ詳解 1990年~1999年 その2 詳解はこちら

シャトー・パルメ詳解 2000年~2009年 その3 詳解はこちら

シャトー・パルメ詳解 2010年~2019年 その4 詳解はこちら

シャトー・パルメ詳解 2020年~           その5 詳解はこちら

シャトー・パルメ詳解  Alter Ego Palmer     その6 詳解はこちら

シャトー・パルメ詳解  Historical XIXth Century   その7  詳解はこちら   

 

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