名付けて、Throw Out! | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

久しくやってなかったんですが、

僕がかけ終わった

アナログ盤を

全て

希望者に差し上げるイベントを

野沢温泉村で開催します。

 

何故、

野沢温泉村なのか?

その理由は

過去のブログをご覧下さい。

で、

この度、

この企画を

一言で表すネーミングを

考えました。

 

名付けて、

Throw Out。

 

厳密には、

かけているレコードを

プレイ中に

ブース横に立てかけて

欲しい人に

取りに来てもらうのですが

(希望者が複数いる場合は

譲り合いか、じゃんけんで)・・・。

 

そもそも、

僕が

お客さんにレコードをあげるきっかけは

バルセロナでの事。

 

Kyoto Jazz Massive初の

大規模なヨーロッパ・ツアーの

最終日に

買い直せる新譜を

ブースから

オーディエンスに向かって

投げたのが

始まりだったんです。

 

だから、

Throw Out。

 

もう、

河に落ちた

子牛に群がる

ピラニア状態でしたよ(笑)。

 

朝の6時まで

1000人?

2000人?

が残っていて大盛り上がり。

 

さっきまで

DJがかけていたレコードが

貰えるんだから

そりゃー、

大変な事になりますよね。

 

全部差し上げるようになったのは

渋谷のThe Roomでしたね。

 

集客力が落ちた僕が

ない知恵絞って

思い付いた苦肉の策。

 

所謂

モノで釣るってヤツです(汗)。

 

僕、

レコ屋に行くと

二束三文で売られている

名曲の入った

ヒット・アルバムを

「お前、

こんな値段で売られてるのか・・・」

かわいそうになって

救出する癖があるのです。

 

それが自宅や事務所に

2枚も3枚もある。

多いものは10枚位?

 

このまま

僕が持っていても

陽の目を浴びないのだったら

誰かに差し上げてもいいかなぁ

という思いもあったのです。

 

レコ屋の人からは、

 

「僕らは中古盤を売る

仕事をしているのだから

無料でプレゼントされたら困る!」

 

なんてご批判も頂きましたが、

実は、

貰った人の中には、

それがきっかけで

ターン・テーブルを購入し、

アナログ盤を集め始めた人が

何人もいるのです!

 

むしろ、

レコ屋に貢献しているのでは?

 

この企画、

The Room以外では、

京都、

鹿児島、

モンテネグロでもやりました。

 

鹿児島なんか、

手ぶらで行って、

現地で激安盤買って、

全部あげて

手ぶらで帰って来たもんね。

 

モンテネグロでは、

この企画を初めて海外で実施したので

同業者からは、

「シューヤは頭がおかしい」

笑われてしまいました(汗)。

 

ある意味、

商売道具を

人にあげちゃぅ訳ですからね・・・。

 

でも、

みんな、

とっても嬉しそうでした。

 

(朝方にアナログをゲットした人が集合それぞれの盤と共に記念撮影)

 

一昨年は、

イギリスの人気フェス、

We Out Hereでも

30分くらいは、

7インチを

ブースの前にいた人にあげたかなぁ・・・。

 

予告せずに始めたから、

「あ!この企画は、

We Out Hereの別の機会に使える!!」

と気付いて、

途中で急遽中止したっけ(笑)。

 

世界中に

星の数ほど

DJはいるけれど、

こんな変わった(アホな)

プレイを出来るのは

僕ただ一人!

しかも、

人類初!!

 

その割には、

注目されてないな・・・(苦笑)。

 

野沢温泉村での

Throw Out。

 

当初、

5月18日を予定していましたが、

日程変更になり、

おそらく、

6月1日になると思います。

 

その翌日が

田植えらしいので、

その前夜祭???

 

みんな早く寝なくていいのかな?

 

僕も田植えを手伝って、

翌日、

東京に向かう事にします。