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「日本はなぜ経済成長したのか(前半)」三橋貴明 AJER2024.6.4

  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

 

「闇に葬られた自民党と経団連の蜜月関係」政治資金パーティーを規制しても、裏金問題は解決しない…? [三橋TV第869回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/nkmo7OM4zUc

 

 厚生労働省が、2023年の「人口動態統計」の概数を公表しました。


 合計特殊出生率が1.2と、予想通り過去最低を更新しました。


 このままでは、わたくしは「日本人消滅のカウントダウン」が始まるのを見ることになるのでしょう。

去年の合計特殊出生率 過去最低 厚労省「必要な取り組み加速」
 1人の女性が産む子どもの数の指標となる出生率は去年、1.20となり、統計を取り始めて以降最も低くなったことが厚生労働省のまとめで分かりました。厚生労働省は、「少子化の要因には、経済的な不安定さや仕事と子育ての両立の難しさなどが絡み合っている。必要な取り組みを加速させていきたい」としています。
 厚生労働省は、去年の「人口動態統計」の概数を5日に公表しました。
 それによりますと、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」は1.20でした。
 前の年の確定値と比較すると0.06ポイント低下していて、1947年に統計を取り始めて以降、最も低くなりました。
 前の年を下回るのは8年連続です。
 また、都道府県別では、すべての都道府県で、前の年よりも低くなりました。
 最も低かったのは、東京都で、0.99と1を下回りました。(後略)』

 注意しなければならないのは、出生率最低の東京都の「内」においても、著しい格差があることです。


 最新データである2022年の区別出生率は以下の通り。

1位 中央区 1.31
2位 港区 1.21
3位 千代田区 1.18

・・・
21位 新宿区 0.93
22位 中野区 0.92
23位 0.92

 

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 何度か書いていますが、東京都港区のタワマンに住んでいるわたくしの周りは、子供だらけです。びっくりするくらい、子供だらけなのですよ。

 

  子供! 子供! 子供!


「少子化? 何、それ?」
 ですよ、マジで。


 なぜ、中央区、港区、千代田区の出生率が高いの? 平均所得が高いからに決まっているじゃないですか。


 今や、日本国において結婚や出産は「贅沢な消費」なのですよ。


 解決策は「データ」からも明らかです。結婚を増やすのです。日本の少子化は「結婚している夫婦が産む子供の数が減っている」ためではなく、結婚が減っているために起きているのです。


 なぜ、結婚が減っているのか? 結婚適齢期世代の雇用環境と所得水準の悪化が原因です。他に理由はない。


 結婚適齢期世代の雇用環境の不安定化、実質可処分所得の減少が「日本人滅亡」へと繋がっているのですよ。


 しかも、「異次元の少子化対策」が、何と結婚適齢期世代の実質可処分所得を減らす支援金制度導入って、マジで頭おかしいんじゃないの!


 このままでは、日本人は一部の高所得者層しか結婚できず、子供を産めない。彼らが消費する財やサービスは、「外国人」が生産する。


 何てことやっていたら、日本人が益々減り、外国人が増え続け、ナショナリズムが崩壊する。


 挙句の果てに、首都直下地震や南海トラフ大地震が発生し、人民(※国民ではない)が略奪、暴動、虐殺に走り、人々が互いに殺し合う、
「ヒャッハーッ!!!」
 な国家に落ちぶれることになるのでしょう。


 食い止めよう。方法は明らかなのだから。


 みんな、日本が「ヒャッハーッ!!!」な国になるのは嫌でしょ。そんな国を、子供たち、孫たち、その先の世代に受け継がせたいの?


 俺は、嫌だ。
 

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