工房日誌-5月23日(土)-クイックルワイパーが活躍-MDFへシルク印刷中! | シルクスクリーン一筋38年の職人ブログ-寺田スクリーン

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シルクスクリーン一筋38年の職人です。
(有)寺田スクリーンで38年間シルク一筋で頑張っています。日々の印刷風景や印刷物を写真でアップしていきます。
よろしくお願いします。

5/23(土曜日)!工房長の寺田信哉<テラダシンヤ>です。


久々に特急の仕事が入ってきました。


真夏のような暑さの今日、印刷中です。


MDFの板へのシルク印刷で、32面付けのシルク1c刷り。


これだけ面付けが多い場合の注意事項はもちろん、ゴミですね。


MDFをカットしての搬入となりますので、切りかすがたくさん付着してきます。


ひきこの中での印刷しているようなもので、ワーク台や印刷機械にもひきこがたっぷり降り掛かって作業が終わった後はうっすら積もっているような状態!


ごみが着かないわけがない!


という状況なので注意しながら、ホコリ取りのクイックルワイパーでひきこを払い印刷です。


印刷面と版の部分を確認しながら、ゴミをチェック!なので意外に時間がかかる印刷となっていますが、このクイックルワイパー!昨年から使い始めていますがいい仕事をしてくれますよ。


使い捨てのものなので値段も安価、気軽に交換できるのがいいところ!


性能も抜群なのでゴミの付着がかなり減ってくれて、トラブルが少なくなっています。


軽くて手も疲れない優れものです。


木の目に逆らわずに一方向からさっと払えば大丈夫です。


プラスチックやアクリルなどには使用しませんが、ほとんどのワークには使えるので重宝しています。


以前は帯電防止剤を染み込ませてウエスで拭いてみたり、粘着ローラーをワークの上で転がしてゴミを取っていましたが、効果の割に手間ひまが掛り過ぎていました。


粘着ローラーは重たいのでひじや手首が痛くなったりもして大変な思いをしながらの印刷でした。


このクイックルワイパーに変えてからはゴミの問題には気を使わなくなってきました。


工業部品系のスクリーン屋さんはクリーンルームでの印刷なのでまったく用の無いものですが、雑貨物のスクリーン印刷屋さんはぜひ使ってみて下さいね。


効果抜群で手放せなくなりますよ!