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皆さん、こんにちは。
横浜 桜木町で活動しているパーソナルトレーナー 戸井田桂です。
ウエイトトレーニングを行う際の原則の一つとして、
意識性(自覚性)の原則
と呼ばれるものがあります。
解釈は様々ではあるものの、「鍛える部位を意識することでトレーニング効果が高まる」という捉え方が一般的ですね。
効いている感じがするかどうか、意識をターゲットの筋に集中させながら鍛えているトレーニーは多いのではないでしょうか。
(そもそも、トレーニングの原則として考案されたものなのかどうか疑問ですが)
ただ、この意識というのは案外曲者で、どこにどのような意識を向けるのかによって身体の反応には違いが出てきます。
更に言えば、意識をしないことによって生まれる利点も存在します。
重量物を床から持ち上げるトレーニングはデッドリフトと呼ばれ、下半身や背中を鍛える種目として有名ですね。
この種目を行う際に
・足裏のどこに荷重しているか
・お尻や太ももの裏側に効いているか
・胸を張れているか
など、意識するポイントが3つほどあるとします。
これらは種目を上手に実施できるようになる上で、とても大切なポイントですね。
しかし、かなりの高重量を扱う場合や、疲れがピークに達してくると、こんなことを意識している余裕はなくなります。
なぜ、上手に行う為であるはずのポイントを、きちんと意識する余裕がなくなってしまうのでしょうか?
細かく意識をすることが、本当にトレーニングを上達させ、トレーニング効果を最大限に引き出すことに繋がるのでしょうか?
少し疑ってかかってみても面白い気がしますね。
長くなりましたので次回に続けますが、「意識」というものに対して皆さんも是非考えてみてください。