てんゆうでござる! -鍼灸と易占と?- -118ページ目
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鍼灸に市民権を

鍼灸というと、鍼灸専門学校に入学した20数年前は、
得体の知れない不思議なものという認識しかありませんでした。
ただ、「ツボ」という言葉だけは、とある理由で、
中高生でも知られていました。

専門学校入学数ヶ月後、上京してきた同級生達が
一同に会する機会がありました。

すると友人が
「yarrman 鍼の学校に行ってるんだって?」
「えっ、うん、そうだよ」
「それって、「秘孔」を突くんだよね」
「はっ?  「秘孔」じゃなくて「ツボ」!」
「ケンシロウが『アタタタター』って、やるやつだろ!!」
ケンシロウ
「だから、『北斗神拳』じゃなくって」
「ひえー!!!」
「いや、鍼したからって『アピペ』とか言わないし、体、破裂しないし orz」

終いには鍼を刺してやって「お前はすでに死んでいる」と、
言ってやろうかと思いました(笑)

当時に比べると、現在は『北斗神拳』と混同されることもなくなり
大分認知されたものの、まだ警戒される方は多いようです。
そんなに恐くは無いんですよー。

でも、ビシッとした鍼(どんな鍼?)を刺す時、頭の中で
「必殺仕事人」のテーマが流れている時があります。
( --)o-( *゚ロ゚)- プス…!!

不妊症

メールマガジンの作業も一段落し、ブログ巡り。
「鍼」で検索して、鍼灸治療をしていらっしゃる方々の読者登録。
ここに一つのパターンが。

治療を継続されている(または、継続されそうな)方々の多くは「不妊症」での治療。
腰痛や肩こり、OA症候群、関節痛などで継続治療されるブログの方は意外に少ない(たまたまかもしれないけど)

確かに女性にとって痛烈な言葉をもらうことのある主訴です。
治療効果はというと
「器質的に問題があるもの(卵管の癒着など)は非常に困難。産婦人科で異常は認められないが、体質的に受精や着床困難な方はお望みあり」と、言えるでしょうか。

「鍼灸の挑戦」-松田博公著-(岩波新書)で、不妊症の治療を多く手がけている東京の中村先生(何度かお話ししたことはありますが)のお話では
「成功は3人に1人くらい。器質的疾患や男性に異常がある場合もあるので、割合としては良い方でしょう」
と、おっしゃってます。

鍼やお灸で体質や冷え症を改善して、ホルモンや自律神経の働きを良くして、妊娠の可能性を高められれば良いですね。
治療をされている方は、その治療院の先生を信頼して治療を受けて下さい。
自分で出来る治療や健康法がありましたら、アップしていきたいと思います。

やっぱり最初は

自己紹介からですね。

棲息地:東北地方 
年 齢:そろそろ大厄が終わりそうです。 
仕 事:鍼灸師。なぜか、易や姓名判断、気学(風水は×)などの相談も受けています。 
家族構成:奥さん、高校生の娘、中学生の息子の4人家族 

こんなところで、いかがでしょうか(他に何を書いて良いか分からない orz) 

今迄のこと、今現在のこと、色んな事を書いていこうと思うのですが
やっぱり心配は「ネタギレ」 
既に存在しているHPやブログを上回る内容の医療ネタなど書けるはずがないので(爆)
むしろ、戴いたコメントなどに私見ではありますが、答えていくブログもどうかなぁと思っています。  (例えば「鍼って○○って聞くけど、どうなの?」とか「(健康法などで)どういう理論なの?」など、治療家や占い師に直に聞きにくいことなどあるでしょ)

なんとか、トラックバックやブログ巡り、戴いたコメントで、思いついたまま肩の力を抜いて、書いていこうと思います。
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