あるニュースの写真を見て、改めて写真の怖さを感じています。
これはいつも話していることなのですが、、
写真は静止画だからこそ、ポジティブな面とネガティブな面があること。
同じシーンであっても、どの瞬間をどうとらえるかで、両極端のイメージを与えることができること。
極端に言うと、、
もし悪意があれば、たった1枚の写真でネガティブな印象操作も可能と言うことです。
怖いのは、写真の印象と、そこに写っている人物イメージが直結すること。
たった1枚で人物像を勝手に決定されるとしたら、これはとても怖いことです。
例えば・・・
笑顔がふさわしくないシーンで、笑顔の人物が写っていたら
その人物像は「無神経な人」となり、ネガティブな印象がついてしまうかもしれません。
本当に無神経な人かもしれませんが、もしかしたらたまたまふっと微笑んだだけかもしれません。
本当に無神経な人かもしれませんが、他の面では良いところもあるかもしれません。
例えば・・・
学びやセミナーのシーンで、講師の表情がたまたま怖く写ってしまったら
講師の人物像は「怖い人」となり、受講を迷う人の選択肢から外れるかもしれません。
本当に怖い人かもしれませんが、真剣になるあまり笑顔ではないだけかもしれないし、その瞬間だけそう写っただけかもしれません。
表情は怖い人かもしれませんが、ハートは暖かく面倒みの良い人かもしれません。
実は本当に怖い人で(笑)それをよく捉えた1枚かもしれません。
でも、時にその「怖い印象」によってやる気度がUPし参加動機となる人がいるかもしれません。
結局「捉え方」は人それぞれではあるのですが、
これは、狙いを持って「あえて強面ド真剣に」写したのではなく、「たまたま怖く写ってしまった」時の一般的な反応を書いています。
でも、もっと怖いことがあります。
そもそも、好印象の写真というものに対して履き違えている場合。
自分が気にいる写真が、第三者が見て好印象かどうかは別、ということを知らずに使っている場合。
これは時に「痛い」人を見ます。
求められていないのでご本人にはとても言えませんが(汗
これは頑張って撮ってもらったのに、逆の結果を生んでしまう悲劇的ケースと言えるでしょう。
これは怖いですよ
良かれと思って使っている写真が、逆印象を与えているのですから。
しかも、その印象は本人の耳にはなかなか入りません。
だから使い続けるのです、その「怖い」写真を。
人の捉え方はあるにせよ、第三者的には良くない印象を垂れ流し続けているということです。
では、写真による誤ったイメージを与えないためにはどうすれば良いか。
最も使用頻度の高いプロフィール写真は、上記をわかった上で、ちゃんと撮りましょう。
次に使用頻度の高いお仕事の写真も、好印象のものを多用しましょう。
そうすることで、スマホや自分で撮るSNS用の日常写真に少しくらい自己満足の写真や、微妙な表情の写真が含まれていても、全体的にネガティブな印象に傾くことは避けられると思います。
写真の力を知る経営者や起業家は、写真をそのように活用されています。
今はネット社会。
発信する1枚の写真で、そのイメージはよくも悪くもなるものなのです。
それは時に自分の想像を超えることも。
仕事やプライベートをよりよく生きるための1つの手段として、写真を味方につけ、上手く活用されますように
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フォトグラファー貴子
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