テレビの情報番組で

97歳で現役の囲碁棋士のプロフェッショナルとして活躍される

杉内八段について紹介されてたのを拝聴する。

 

「最年長対局記録」を取られたという。97歳って とても見えない若さである。 

これまでは亡き夫が、そのタイトルを持っていたらしいが、

先日 ついに ご主人の記録を更新したらしい。

 

年齢と現役の言葉を聞きテレビに釘付けにされてしまった。

彼女が10才の時に父親が囲碁所を開いたのがきっかけとなり 

父親から学び囲碁と向き合う人生になったらしい。

 

プロとなりいくつもタイトルを獲得しながら ある時に

有名な囲碁棋士との出会いにより刺激を受ける。

 

この男性が、後にご主人となるのだが 

ご主人の技術と並ぶようにと 彼を追いかけながら邁進し

戦争を経ても世の中が移り変わって来ても

昭和、平成、令和と情勢の変化にも関わらず

一つのことを87年間も続けるなんて驚きである。

 

 

何故 長年に現役であり続けることが可能なのか?の問いに

幼いときから培ってきた「絶対的な碁感」と

右脳と感性の部分が鍛えられているからこそ

この年齢であっても現役が可能なんだろう。と

囲碁の研究家はコメントされてた。「絶対的な碁感」なんと美しい響き。

 

彼女の若き頃の映像で

「大手合いが出来ることが何よりの幸せである。」と語っていた。

 

勝つためにはどうすれば?と対局時は止まることなく思考が働いているだろう。

杉内さんの脳内はどうなっているのだろうか?

どのようなスピードで知性や知覚が働いているのだろうか?

様々な質問が 頭に浮かぶ。 

 

勿論「好き」だから 続けて来られたのであろうが

単なる好きだからの言葉では 片付けられないものを感じる。 

 

亡き夫と並びたいの強い想いが 彼女を前進させ  

またその亡き夫も霊界から 愛を送り 彼女へ働きかけがされているのであろう。

 

 

 

長い時間の勝負には 体力も必要であるかと思われるが

集中力、体力、精神力、判断力などを含む

彼女の魂の柔軟さと強さを感じ 非常に感銘を受けた。 

 

つい数日前にはクロード モネの展覧会に行ってきた。 

彼の人生年表で86歳まで絵を描き続けたと知る。

 

2人の奥様や家族を見送る側になっても精力的に創作に励み

亡くなる1年前には 視力が弱くなっているのを改善する手術も受けたらしい。 

 

クロード モネや杉内さんの生き方を見聞きしていると

「エネルギーを注ぐ対象に意識を向けて 魂を震わせて人生を送る」の言葉が浮かんだ。

 

素晴らしいなぁ〜と 刺激を受けた ものでした。

 

 

 

 

感謝。 😍 

 

 

 

 

 

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