【3300a】今年もご支援賜りありがとうございました | “不定期列車”は本日も気ままに運行中!

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撮り鉄の記録をメインにお届けいたします。
お付き合いいただけると幸甚に存じます。よろしくお願い申し上げます。

by たいしょ~

今年は列番(記事No.)3116(通算116本目)でスタートし、今日が今年最後の更新で3300(通算300本目)で、運行本数(更新本数)はタイトルの通り不定期ながら184本。おそらく去年の記録を抜いていることは間違いないと思います。

今年はJR東日本と小田急電鉄に世代交代となる画期的な車両がデビューし、話題になったところから始まった1年でした。

 

退役間近のE351系「スーパーあずさ」5号。来年春からはこの愛称も過去のものに・・・

 

E351系の後継となるE353系

ご存じの通り、中央(東)線のスターとして25年近く君臨してきた「E351系」が後継車となる「E353系」に後を譲る形で引退。E351系は夏頃までにそのほとんどが解体されてしまいました。また来春のダイヤ改正では「スーパーあずさ」号の愛称も「あずさ」号に統一されて消えることに・・・

そしてそのE351系をサポートしてきたこの車両にも転機が・・・

 

大月駅付近の桂川橋梁を渡るE257系

2001年に登場して以来、「かいじ」号を中心に一部の「あずさ」号や「中央ライナー」「青梅ライナー」といった通勤ライナーにも充当されてきたE257系も一部編成を残し、中央線から去ります。ただしこちらは引退ではなく、活躍場所を中央線から東海道線の「踊り子」に転用することで、国鉄時代の1981年から活躍してきた185系電車を置き換えます。しばらくは見られなくなりますが、今度は山を背景にしていた走行シーンは伊豆の海を背景にした走行シーンに変わるので、再登場の折には中央線時代とはまた趣が異なったシーンを撮ることが出来るでしょう。

そしてもう一つ、特急列車で話題を独占したのは小田急電鉄であることは間違いないことでしょう。

 

読売ランド前駅付近を走行する小田急70000形「GSE」(列車は“はこね82号”)

1980年の登場以来、約38年にわたり新宿~箱根・江ノ島間の特急列車として活躍してきた、7000形「LSE」の置き換え用として登場したのが、70000形「GSE」です。7000形「LSE」は11車体連接構造という連結面に台車を配置することで曲線美を見せる構造でしたが、こちらは7両連結構造という、つまり「EXE」や「MSE」と同じ構造になりました。やはり時代が進み、職人と呼ばれる人たちが少なくなっていく昨今では特殊な構造が保守に手間取るという欠点が致命的になってしまったのでしょう。7000形「LSE」の11車体連接は一般の20m車だと7両編成分の長さに相当するため、70000形「GSE」は7両連結となった次第であります。

 

最後の活躍を続ける7000形「LSE」(列車は“はこね57号”) @読売ランド前付近にて

7000形LSEは後継の70000形GSEが登場した後もすぐに引退することはなく、7月まで定期列車として活躍を続け、今年の夏の異常な暑さが収まった10月にさよなら運転を実施し、正式に引退となりました。今後は海老名検車区構内に建設される「ロマンスカーミュージアム」に先頭車と中間車の一部が保存されることになり、現在そのための準備工事が進められているものと思われます。

動くことはないけれど、実車として保存されるのは嬉しい限りですね。

 

その他、さよなら運転もせず、ひっそりと引退した車両も・・・

桜満開間近の八高線で最後の活躍を続ける205系3000番台

205系3000番台は1985年に川越線電化用として登場した103系3000番台を置き換えるため、山手線205系の中間車両に運転台を取り付けたいわゆる魔改造車として登場しましたが、活躍期間はあまり長くなく10年ほどで中央・総武緩行線から転属してきたE231系3000番台と209系3500番台に置き換えられ、引退しました。情報によると現在は一部の車両が解体を免れて富士急行線用に改造されているとか・・・!?その情報が真実であれば再改造後の晴れ姿に期待したいものです。

 

東急2000系。9000系に半蔵門線乗り入れ機能を付加したが3編成のみの製造で終わった

東急2000系は9000系に地下鉄半蔵門線乗り入れ機能を付加して登場しましたが、3編成30両のみの新製にとどまったのと、東武スカイツリーラインに乗り入れができないなど運用上の制約が多く、

10月までに全編成が田園都市線での運用を終え、長津田工場で大井町線向けに改造され第二の活躍をスタートさせています。ただし大井町線用は5両編成と短い上に、すでに9000系が活躍しており、見分けをつけ難いのが難点です・・・

 

と、駆け足で今年も振り返りましたが、来年も今年と同じくらいの勢いで運行(更新)できればと思います。来年の列番(記事No.)ですが、百の位は301~になりますが、千の位は今年が3なので、例年どおりにいけば一つ繰り上げて4にするところですが、「4」は鉄道業界では「縁起を担がない」ということで、番号あふれなど特殊な事情がない限りは避けられています。私もどうするか悩みましたが、「4」をさけて「5」とします。従って年明け最初の記事は5301~となります。記事の更新は基本的には今年と同様、インスタグラム中心の更新となる予定です。

 

最後にこの記事No.「3300」にふさわしく、3300形を名乗る車両の写真をアップして終わらせたいと思います。

阪急3300形。@京都線・西京極駅にて