こんにちは♪

笹塚コンムジカピアノ教室の野田佳奈美です♪

 

今回は

 

3回目ピアノ弾きの腱鞘炎について書いていきたいと思います。

 

原因となる

 

身体の力み

 

を生じさせる要因と気をつけるべき事について詳しくみていきたいと思います。

 

  1. 手首の形
  2. 椅子の高さ、位置
  3. 姿勢
  4. 音を聴いて弾いているか
  5. 鍵盤への指のアプローチ方法(方向、タッチ)
 

1. 手首の形

 

’手首の形’大事です。。気をつけないと上がりすぎたり下がりすぎたり、弾いていくうちに手の甲が潰れて手首を押し込んでいたりします。

卵を手の中に入れる気持ちで、とも昔から言われていますが、それだと握りすぎで少し開き気味にして肩からの位置が約90度の自然な方に手首に位置が来るようにすると良いです。

 

2. 椅子の高さ、位置

 

椅子の高さや位置は、人それぞれ指の長さ、指のつき方、足や胴体の長さバランスで変わってきます。お子様は成長にあわせて調節していきます。

自分に合った位置で弾かないと、身体が調整しようと力みが生じてしまいます。どこかでバランスを取ろうと負荷がかかります。

心理的にピアノに近づきたい傾向がある人もいるで、客観的に講師にバランスをみてもらったり動画等で自分の全体を撮影してみるのも良いでしょう。

 

 

3. 姿勢

 

背筋が曲がっていなく、かといってピンと貼りすぎず骨盤がちゃんと乗った状態で安定した姿勢が良いです。ここが楽になっていないと言わずもがな、身体が固まって腕にも負荷がかかります。弾く時に肩に力が入らず、指を押し込まなくても良いように椅子の高さと位置を調整しましょう。

 

4. 音を聴いて弾いているか

 

小さい子というより、年齢が上がるにつれて傾向が多いように見られるのですが、音を聴いて弾かないで目で弾いてると、指や腕に力が入って弾くようになってしまいやすいです。目で鍵盤の位置を追って弾いていると、姿勢や手の位置が固定されてしまい、自然な音楽の流れに身体の動きが反して力みにつながります。

音楽の自然な流れは複雑で感じ取っていく部分がたくさんあります。それに沿うように身体が使われることが大切で、そのためにはまず、イメージ、そして耳に集中してよく音を聴きながらながら弾くと良いでしょう。

 

5. 鍵盤への指のアプローチ方法(方向、タッチ)
 

鍵盤は弾くと下に下がるからといって、手前側に手首を落として弾くと手首や腕に負荷がかかってしまいます。ピアノ側に指を送り、それに腕がついていくイメージで弾くと良いでしょう。

タッチは自分の身体と向き合ってバランスが良い場所を見つけ、必要以上に押し込まないように気をつけましょう。ピアノの鍵盤の浅さは1cmあるかないか。それ以上に押し込んでも意味はありません。余計な力を入れないように気をつけてみて下さい。

鍵盤を弾くのはスピードとタイミングであり”力”ではありません。


 

続きは次回の記事で♪

 

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