・皇族も「リンチOK対象」だったのか

 

 

 

 

2021年10月14日号 『週刊新潮』記事より

 

まず初めに言いたい事として、昨今のコロナ騒動で散々な虚偽報道やデマを垂れ流し続けてきた「自称社会の木鐸」のマスコミ(週刊誌含む)に『正義を語る資格はない』と思います。

 

 

と同時に、本来私自身の立場としては、かつて大韓帝国(朝鮮王朝)を亡ぼし、その前後で韓国皇族らを殺害し辱めてきた歴史を振り返れば、日本の皇室に対する目は決して生易しいものではない。当然今でも「解体してほしい」と素直に考えている。


こうした“黒すぎる歴史”を抱える日本の『ロイヤルファミリー』だが、そこで偶然生まれた人物を攻撃しようとは一切思わない。

 

本日ヤフーに配信されたデイリー新潮の記事、
国民の声を“誹謗中傷”呼ばわりで炎上 眞子さまのご希望通りだった「複雑性PTSD」発表
これがまたヒドイ。

宮内庁が発表した眞子さまのご病状や
その原因が国民の誹謗中傷だという点について、
内容の検討は眞子さまご自身がなさったこと
さらにそこには小室さん母子の存在が見え隠れする……という、
いかにも週刊誌的な引っ張り方で明日の発売につなげる内容。

まずリードで驚いた。

さも眞子さまが国民の声を“敵視”されたかのような発表だが、
世論の反発を招きかねないこのような表現を、
宮内庁はなぜ止められなかったのか。


いやいやいや、普通、PTSDだと発表されたのなら、
まずもってご病状はどうなのか、心配するのが先だろう。
それを「敵視」と受け取るとは、どういう心理?
「世論の反発」って、このタイトルこそ、
それを煽っているでしょうが。

私はニュースで、眞子さまが何年も前から一時金について
憂慮されていたということを知って、
胸がえぐられるような気持ちになった。
人知れず苦しんでこられたのだ。
まだ20代の女性が。
皇族なら何を言われても平気、
何をしても構わんとでも思っているのか?
心身に影響を来たすほどの「つらさ」に耐え続けて
きたことへの想像力はないのだろうか。

こうした週刊誌の煽り手口に乗っかって、
夜10時の時点でヤフコメ8000件以上。
最初の頃のコメントは、この記事の悪辣さを
批判する内容が目立ったけれど、
途中から目を覆いたくなるような書き込み。
バッシング記事を素直に受け取る人が多すぎる。
バカなのかと思うくらい素直だ。

「いい年したオトナなのに自己中」
「国民の切望を雑音扱いするな」
「正常な判断ができていない」
「我慢することを知らずに育ったんだな」
「PTSDの人に謝れ」
「幸せになってほしいから国民は声をあげている」
「言論統制だ」
「記事は読まなくてもマインドコントロール
されているのがわかる」
「皇族としての資質に欠けている」
「秋篠宮家の金の流れを追求しろ」

ほとんど反射的に自分の中に湧き出てきた
腹黒いつぶやきを書き込むって、本当は
とっても恥ずかしいことだ。
人間の醜い部分が露わになる。

売れさえすればいい、という週刊誌のバッシングも
もはや度を越えている。
これが売れるのだから、さらにバッシングは続く。
便所の落書きで何かを言ったつもりになっている、
上から目線をやめられない国民の劣化が
これを招いている。

「誹謗中傷だと!?けしからん!!」
と思っているそこのあなたへ。
眞子さまはそれでも何が誹謗中傷なのかを
明らかにできないお立場なのだということを、
ちょっとでいいから想像しよう。
「けしからん!」などと言うこともできない
お立場であり、それがどういうことか、
少しくらい考えろ。

まず自分が正義であると思い込むのをやめなさい。
みっともない。

 

腹黒いつぶやきを世に発信する恥ずかしさ | ゴー宣ネット道場 (gosen-dojo.com)

 

上述の笹氏の文章を最初見たときに、幾分かの偏りがあるなと感じましたが、現在の肥大化したマスコミと世間の権力を見ると・・・、皇族さえも逃れることが出来ない凄まじいものであると驚嘆する。

 

過去に、徳仁天皇が皇太子時代に、韓国関連の関わり(水フォーラム)で根を持ったネトウヨが、氏の頭を「カツラ」呼ばわりした時も、とても気分が悪かった。

 

しかし今回の眞子氏の問題は、いちネトウヨの戯言で済まされる話ではない。

 

 

「男性経験の少ない正真正銘の箱入り娘」が洗脳されているとか、普通に考えて“人格否定な表現”だと思いますが、もし眞子さんご本人が閲覧したらどのような気持ちになるでしょうか。これだけ世間がキ〇ガイじみていたら、そんな針の筵にいる当人に何らかの精神的異常があってもおかしくはありません。

 

他にも小室氏の二股疑惑やら、母親の新興宗教疑惑だとか、真偽のほどは私自身は存じ上げませんが、ある種の「体裁至上主義」に走った結果・・・たった一人の自由恋愛すら認めないと、世間やマスコミは皇室に押し付けている感がある。

 

「皇室の行く末を案じる国民の声~」だとか言っても、内容がエグすぎるし、これだけ社会が荒廃してもなお、マスコミのデマにひれ伏し、政治的無関心を続ける大衆社会の『言葉の重み』というのは、紙一枚にも満たないペラペラなものです。

 

たしかに、現行制度では、皇室への多額の税金が投じられているのは事実ですが、こういう『食い扶持マウント』を取るべき優先事項は、私たちから幾重の税金を貪り、再分配もロクに行わないくせに、このコロナ禍で保障はおろか、生きる権利すら否定してくる政治家や小物知事連中にぶつけられるべきだろう。

 

今回の出来事を通じて・・・、結局、今の皇室というのは「よそに見栄を張るための奴隷制度」金で運営しているに過ぎない気がしてきました。酷い言い方をすれば、豪奢なハウスに閉じ込められたペットのようなものです。

 

一方的に「崇められて」、周りが権威主義だらけの日本社会で本当の友人関係を結べなかった眞子氏は、フレンドリーに接してくれる小室氏に好感を抱くのは当然でしょう。仮にそれが「騙し」で傷つくことがあったとしても、それは貴重な人生の「経験値」として無駄になることはありません。

 

むしろ、個人の自由や反論権すら与えられない「残酷な皇室制度」は続けるべきではないでしょう。

 

 

<参考資料>

 

・2021年10月14日号 『週刊新潮』記事

 

・ゴー宣ネット道場 『腹黒いつぶやきを世に発信する恥ずかしさ』記事(2021.10.6) 笹幸恵

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

ブログランキングに参加しております。

皆さまのご支援が頂けるとありがたいです

(下のバナーをクリック)

 

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村