MPAD2021
「角×大谷」終わりました。
初めて参加した7年前からずっと観てくださっている山口匡史さんが
今年も観てくださりコメントを下さいました。
私たちの組の部分だけご本人に許可をいただきましたのでコピペいたします。
「三重県文化会館小ホールにてM-PAD 2021 リーディング一挙公演
小川未明作「花咲く島の話」「船の破片に残る話」「強い大将の話」「ある夜の星たちの話」
大谷朗×角ひろみ
まず、「花咲く島の話」で強調された「文明の・・・」が突き刺さる。
さらに「船の破片に残る話」で「文明に・・・」「犠牲に・・・」と
また演出の角さんから連続大谷パンチが繰り出される。
文明の華やかさ・憧れの向こうにあるものに気づけと言わんばかりに。
「強い大将の話」では絶大な権力を手にしている大将に突き付けられた現実に
力強さが次第に失われる。
話が始まる毎に星が一つ瞬き、
最後に「ある夜の星たちの話」というこれまでの3話で顔を出した文明と争いの中、
その底辺で静かに懸命に生きる人を描く作品がくる。
この構成が絶妙だと思う。
今の世相をどう思うかと問われているようなメッセージ性の強いものとなっていた。
ずーっと聞いていたかった。」
お忙しい中ご観劇頂いたお客様、関係者の皆さま、
ありがとうございました