今年と同じく春牝牡二冠だった1975年、カブラヤオーのダービー翌週は宝塚記念で、四位洋文初G1の皐月賞5-6の逆6-5であった。さらに今年のダービーは5.31だったが、それは閏年のため昨年6.2日曜から6.1日曜日を飛ばしたことを意味しており、その宝塚記念の開催日も記憶しておきたい。

繰り返すことコントレイルのダービー5-12は、四位初G1のイシノサンデー5番と藤田初G1のタケノベルベット12番と関係している。カブラヤオーのダービー12-8とナオキの宝塚記念6-5は旬な話題の一つであろう。

そんなナオキの母は宝塚記念を勝っているエイトクラウンである。ヴィクトリアでは海外を含めた七冠が話題となったから、安田記念でハ冠のアーモンドアイを意味するのだろうか?

またエイトクラウンの宝塚記念開催日6.26はスイープトウショウとマリアライトの牝馬が勝った開催日でもあり、アーネストリーの2着ブエナビスタの開催日も同じである。加えてアーネストリーの1枠勝利から昨年のリスグラシューまで、宝塚記念では偶数枠が8年連続で勝っている。


なおエイトクラウンとナオキ母子の生産牧場はオサイチジョージ(2着オグリに岡潤一郎が騎乗)とヒシミラクルで宝塚記念を勝っており、菊花賞についてはヒシミラクルの他にアカネテンリュウを生産したようだ。


1990年『好奇心100%』の春、6枠オグリに勝った5枠オサイチジョージ。