「目標」

こんにちはちんじゅうです照れ

 

みなさんは、「目標」ってありますか？

 

アトピーを治すこと？

仕事に復帰すること？

コロナ太りを解消すること？

 

 

一般的に、

目標をもつことは

よいこととされているかと思いますおねがい

 

目標をもって、そこに向かって努力を続けることで、自身が成長できたり、

目標があることで、日々のモチベーションが上がったり、

目標をおくことで、筋道が見えやすくなり具体的にイメージしやすくなったり、

目標を達成することができたらそれはもう堪らない達成感を味わえたりアップ

 

確かにいいこと、たくさんあると思う音符

 

目標、までいかなくても「思うこと」「言葉にすること」が大事ともよく聞きますよね。

マインドコントロール的なのもそうだし、

言霊とかもね。

 

この前は心配事(と言っても万が一にそうなったら的なレベルだけど)を家族に話したら、

「そう思うと現実に起こるから思わないようにして」って言われたこともあった。

 


なんだけれども。

今日はそういうお話ではなくって、

あえて、変わり者のちんじゅうらしく、ちょっと違うことをお伝えしたいと思いました。

 

 

「目標が、時に人生を狭めることもある」

というお話です。

 

中学生の頃、ちんじゅうには目標がありました。

 

「マイナス○kg‼️」

 

そう、多くの女子が通る、ダイエットです。

 

ちんじゅうにも、

女子っぽさを持った時代があったようですUMAくん

 

 

 それでね、

目標に向かって毎日頑張っていました。

運動したり、お菓子を控えたり。

当時手帳に日記を書いていて、手帳はとってあると思ってたところ残念ながら捨てちゃったみたいではあるのですがぼけー

 

当時の日記を見るとね、



 

たべもののことしかかいてない・・・・・

 

 

手帳のメモ欄には、当時出てたカロリーbook的なのから

書き写したこまっっかいカロリー一覧があって、

日記を書けるようなスペースには

食べたもの全てのカロリーを調べて記録してありました。

一緒に書いてある文章も、

何食べて何キロカロリーだったとか

昨日はこれ食べちゃってヤバいとか

これだけしか食べてないのに体重減ってなかったとか

 

・・・

 

・・・・・

 

 

くっっっそつまんない生活してんな・・・

って思ったわニヤニヤ

 

 

結果、

 

見事に目標は達成できた✨

 

んだけど、

摂食障害になりました滝汗

 

 

中学生なんて、

もっともっと

たくさんの世界を見てもらいたかった

たくさんのことを感じてもらいたかった

喜怒哀楽を楽しんでもらいたかった

 

もったいなかったなぁーって思います。

他にも色々あったときだから、

生きてただけでグッジョブです！とも、思うけどねグラサンハート

 

目標掲げて、他とのバランスも保ちつつ、

うまく達成できて、それを次に生かせるような方たちも

もちろんたくさんいて、

目標もつことって素晴らしいことだとは思うのだけれど


目標を定めると、人の脳内はそれについて意識する感度や量が増える気がするんだよね。

そのうちコントロール効かなくなると、

寝ても覚めてもそのことばかりが気になって

脳内支配されてしまうような感じになることがあるアセアセ

 

子どものアトピーの場合も、

そのきらいがあると思いませんか？

 

 

「アトピーを治してあげたい」

そう思っているおかあさんたち

１日の中で、皮膚のことを考える時間、

どのくらいありますか？

 

お子さんの肌を見るだけでなく、

ネットで調べ物したり、

このブログを読んだり、

本を読んだりすることや

「アトピーが良くなるため」の食事を作ることも含め、

アトピーに関することについて意識する時間、

どれくらいありますか？

 

水口先生が講演会で

自分がステロイド依存になっているかのチェックとして

塗る回数が増えている

塗る量が増えている

服についた薬剤が取れにくくなっている

などを挙げておられたことがあるんだけど

 

アトピーのことを考える時間が長くなっているなぁと思ったら

ちょっと注意が必要かもしれません⚠️

 

目標が、

アトピーを治して旅行に行く！

アトピーを治して仕事を始める！

だったとしたら、

 

アトピーが治らなくても、

やってみてください。

アトピーは治らないものだと思って、

やってみてください。

 

思考の基本に「アトピー」がある以上、

その世界の範囲でしか動けないと思うのです。

 

旅行に行けって言ったって、

こんな血だらけじゃ楽しめないしハッ

 

って思うじゃん？！

移動だけでもひやひやするし、旅先で血だらけになったら周りの目が辛いし

あーーーこんなになるなら来なきゃよかったって思うだろうなぁーアセアセ

って思うじゃん？！

 

いや、その通りなんだけど(笑)


それでも、この状態でどうにかこうにかそれを達成することができたってことが

地味にその後の自分に響いでくると思うんだよね。

血だらけの状態で遊びに出たことで、今まで見ることの出来なかった表情が見られたりもするんです。




佐藤小児科には全国からたくさんの患者さんがいらっしゃるけど

遠くから受診する場合には、お泊りで企画してみてはとアドバイスすることも。

今はなかなか他県に出られない状況ではありますが、

旅行は行かれなくても受診のためなら外出できるって人ならば

受診と旅行を一緒にしちゃえばいいのですラブラブ

 

仕事もね、確かに保育園探して脱ステ非ステを理解してもらって・・・って想像するだけで

しんどくなるかもしれないけれど、それならば

在宅でできる仕事とか、単発でできる仕事とか、ハードルの低いのからやってみると

いいよ。

私の在宅ワークはいつも23-27時とかで体力的にはきつかったけど、

それでも自分が家庭の外とのつながりがあるってこと自体に、どこか救われてた部分があった。

職場復帰するときにもパソコン離れなかったことでスムーズだったしね。

 

そして、

目標を定めないことは、

無限大の可能性を育てることにもなるなぁという思いもしています。

 

子どもをこんな風に育てるってことも、

自分がこんな親になるってことも、

仕事でこんな資格や役職を手にするってことも、

このくらい稼げるようになるってことも、

ほとんどイメージしたことがなく。

 

子育ても、アト育の活動も、最近やっている福祉施設商品のネット販売つきあかりの活動も、

それをやる前の私の人生設計には1mmたりとも含まれていなかったことばかり。

きっと別の目標が具体的にあったら、今のような活動はできておらず、

今みたいな親子関係は築けておらず、今みたいなご縁はほとんどなかったと思います。

 

尊敬する人とか、目指す人とか、成し遂げたいこととか、

自分が持てていないことを悲観する人とか

少なくないけど

むしろ、それが武器だと思って、過ごしたらいいと思うルンルン

頭ゆるゆるの方が、意外と強く図太くなれることもあるんだよ照れ

 


と言いながら、私の目標を掲げて終わります(笑)


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