ご無沙汰しておりますちんじゅうですニコニコ

ずいぶんとブログから遠ざかっておりますが、


ちょっと自戒の念もこめて、残したいと思います。


いつも私や美津子先生が発信していることではありますが、乳幼児のあとぴっこが脱ステ非ステで過ごす際


体重減少は危険信号


です⚠️


母乳、農薬、添加物、動物性食品、糖質、、、

こだわりをもった食生活をするなとはいいません。

でも、それらの加減をチョイスできるのは、

『命あってこそ』です。


そして、

こだわりが強い方の方がステロイド忌避も貫ける方が多いですが、

それだけ避けてたステロイドは

いざというときに命をつなぐ薬になるということも

頭の片隅においていてください。



何ヶ月か前に、アト育へ連絡をくれたあとぴっこ家庭がありました。

生活についてのご相談でしたが、

症状を聞いた限り発育が心配だったので体重推移を聞きました。

そのときは医師の元も受診しており、離乳食など進めて体重も増え改善傾向にあるとのことでしたので胸を撫で下ろしエールを送って一度やりとりは終わったのですが、

今回再度ご連絡があり、結果としてはステロイド治療で急場を凌ぐことになりました。


このご家庭は特に食生活への強いこだわりがあったわけではなく、一生懸命取り組んでくださっていたと思いますし、どの時点でどんなフォローができていれば親御さんの望む治療を続けてもらえていたか正直自分でも答えが出ません。

ただ、まだまだポイントを掴んだ情報を十分に届けられていなかった自分の力不足を悔いています。


体の栄養状態が悪化して脱水症状がみられてくると、当然滲出液は減ります。

こないだまでシルシルだったのに、最近ツルッとしてきた、と喜ぶ親御さんも少なくないのですが、それは危険な状態のサインであることも。


体重は減っていませんか

おしっこはしっかり出ていますか

下痢が続いていませんか

目の周りに凹みがみられてきていませんか

お腹に違和感のあるシワがよっていませんか

これまでに栄養状態が悪くなった方の相談を佐藤健二先生にする中で教わった観察ポイントです。


月齢が低いと、体の状態を知る血液検査をしてくれる病院もなかなか見つかりません。

以前なんとか阪南へ入院できたお子さんも、

地元ではどこも検査できずに色々手を尽くして阪南まで来ました。


『命を守る行動を』

災害時に近年頻繁に発せられる言葉ですが、

乳幼児のあとぴっこ育児もこれを忘れてはいけません。

時にステロイドがその役割を担うこともあります。

そうしたくないのであれば、日頃から発育度合いを把握しておくことが重要です。

そのためにも、やはり写真を撮っておくことをおすすめします。

客観的に見るとかなり違いますし見比べることができるのもメリットだと思うので。


ちなみに現在のちんじゅうのあとぴっこ関連活動は

・2ヶ月に一度のzoomきらきらぼし(佐藤小児科主催)

・atopic主催のとまりぎオンライン、オンライン講演会(不定期)

です。


ではまたバイバイ