ブログネタ:東日本大震災について今思うこと
2011年3月11日 午後2時46分、
突然、東北・関東をマグニチュード9.0の激しい揺れが襲った。
世にいう「東日本大震災」である。
この日をきっかけに、あきらかに日本全体が大きく変わった。
震災当日の東京都内は、多くの帰宅困難者であふれかえった。
直後に、東北地方を襲った高さ10m以上もある大津波は、
その町の風景を…、生活を…、家族を…、想い出を…、地域の絆を…、
一瞬のうちに飲み込んでいってしまった。
そして、各地に壊滅的な被害をもたらした。
それに追い討ちをかけるような、
東京電力・福島第一原子力発電所の事故
「原発の安全神話」が崩壊した瞬間だった。
原発周辺を中心に、放射能への恐怖をもたらしただけでなく、
原発依存の日本に、全国的な深刻な電力不足をもたらし、
節電や計画停電など、国民生活にも深刻な影響をもたらした。
福島を中心に、学校もバラバラになり、友達とも離れ離れになり、
子供たちは、辛い思いをしただろう。
この震災で、卒業式も中止になった学校もあったことだろう。
多くの人々が、故郷や住む家を奪われ、かけがえのない家族を奪われ、
不自由な避難生活を余儀なくされた。
現在も、仮設住宅などで年越しを迎える人も多いだろう。
あの「3.11」から、約9ヵ月半…、
被災地は少しずつ復興が進み始めているが、
まだ、がれきなどの震災の爪あとが残っているところも多く、
本格的な復興には程遠い。
今回の震災で、「絆」の深さを深く感じた。
これから、何年かかるかわからないが、
被災地・東北の1日も早い復活を願ってやまない。