Go Green California
石油の問題はカーター・OPECからはじまって、もう20年になります。この間、どうもだましだまし
で何とかやってきたものの、ついにガソリンがこの州で1ガロン$3.00 超える事態にもなり
これは、抜本的な解決策を講じないといけない、という認識が一般化してきているようです。
ソーラー、風力などは発電には有効ですが、車にはまだ消費者向けとして使う事ができません。
そこでアルコールを農産物がらつくり、このアルコールでエンジンを動かし、車を走らせる
ようにしようという法案の住民投票がこの州で来週行われます。これは既存の技術で簡単な
改良をエンジンに加えるだけで可能だそうです。
ただ今の時点での問題はアルコールのコストがガソリンより少し高いということです。これについては、技術的な発明、改良で改善されていくと考えられています。
石油の供給と価格の上昇の問題のよりも大きな問題はGreenhous Gas-地球の温暖化の問題でこれにはいろいろな予想値があるようですが、一番深刻な予想では、この10年以内にこの
温暖化の元凶ーNO CO2などのガスの排気量を低下させないと、2度と元にはもどれない
と言われています。
この技術については、シリコンバレーも含めて大変注目しています。Bio, High Techがカリフォルニアの新しい経済の牽引力となっていましたが、これからは、Green Tech.もこの仲間になる
可能性があります。将来を冷静の考えれば、中国もインドもある時点で環境を無視はできなくなるわけですし、宇宙船地球号の乗組員としてはどうみてもGreen に移行するしか選択はないですね。
いまの時点でカリフォルニアの住民がどう表決をくだすのか、答えは、来週の火曜日にでます。