当世学生気質 -2011年度入学生 | 北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも

当世学生気質 -2011年度入学生

UCLAにおける高等教育に関する研究は、アメリカの国内の大学のなかでも優れているという評価をされているらしいのですが、息子が所属した大学院のなかの、その分野を研究する機関が発表した、2011年度に大学に入学した新入生たちのアンケート調査の報告があります。

この中には、昨年度の応募者が大学進学を選んだ理由と過去の変遷の経緯、また、どのような理由で進学先を選んでいったかといった調査の結果もあります。Great Recessionの後には、やはり就職のために大学進学を選択している若者が一番多いそうで、それまではNO 1であった「自分が興味をもっているものを、より深く学ぶため」という理由を凌駕したそうです。

この研究に携わった5名の教授のうち、2人の方には息子の卒業式のときに紹介されてお会いしました。とくに、Professor Hurtadoは、壮年の研究者ですが、学会があれば、門前列をなす高名な研究者だと息子が話していました。彼は彼女の授業も受講していました。

学生の最近の傾向といったものが、垣間みれるように思います。

では、その報告書は以下で

http://heri.ucla.edu/PDFs/pubs/TFS/Norms/Monographs/TheAmericanFreshman2011.pdf