某LAC オリエンテーション | 北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも

某LAC オリエンテーション

5月の中旬から夏休みに入った某LACですが、今年度からオリエンテーションを夏休み中に行うことにしたそうです。というのは、休み中にオリエンテーションをすると、その数から実際に入学する学生の数が把握しやすい、また、オリエンテーションに出席した学生は8月の末に戻ってくる確率が高いというデータがあるからだそうです。この大学では、毎年、入学申し込みをした学生のなかでも、入学日なっても入寮してこない学生が数名いて、また授業開始後数日以内に退学する学生も毎年いるそうです。

このオリエンテーションは、入学申し込みをした学生を、3つのグループに分けて行われます。それぞれが一泊二日のプログラムです。息子は、寮生活の説明係として、学生には1時間半、親には1時間の説明会をしていく予定となっているそうです。おおかた、1日目は、大学生活、勉強などの説明があり、2日目は科目履修の登録をすることになっているそうです。学生たちは、寮に泊まり、食事は野外でバーベキューやサンドイッチなどをFood Stationでとり、説明会に出席します。

車でこれる範囲からの学生が多いLACですから、親たちは、2日間この大学の通学することになるようです。

昨年度の、寮の部屋割りの混乱については以前お知らせしましたが、このようなことを避けるための一策となりますでしょうか?

さて、息子も1年度の仕事が終わり、勤務評定があったそうですが、両方の上司の覚えもめでたいらしく、安心しています。とにかく、人材不足のせいか、提案すればなんでも自由に仕事を思い通りにさせてもらえるので、次の段階への準備をしたい息子はここの仕事が大変気に入っているようです。来年度は、例のDialogのセミナーの枠を今年の27名から2レベル、各30名の60名まで拡大することや、Diversity関連の部署でアルバイトをしている学生の管理もしていくことになったと言っていました。来週は、Michiganで行われるDiversity Seminar(3日間)に出席するそうです。UCLAなどでは、このセミナーにDirecterレベル以上の職員を5名程度派遣するそうですが、ほかの大学の役職にあるエライさんに混じって「ひよこ」の彼がどうするか見ものです。