某州立大学の合否発表日の入学審査課 | 北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも

某州立大学の合否発表日の入学審査課

大学の合否とはもう関係のない日々となったので、熱くない話題をというのが今日のテーマです。息子の在職する某州立大学で応募者の合否の発表は、毎年、週末近くのある日と決まっていて、その日の午後の発表と同時に、オフィスに鍵をかけて職員たちは別の場所で簡単な打ち上げパーティをして仕事を切り上げるという習慣になっているそうです。

これは、発表直後の電話での問い合わせ、質問、苦情に対しての対策のためで、発表後にすぐに電話をしても、誰も対応する職員が居ない状態を意図的に作っているのだそうです。発表直後の感情的な反応の大波を避ける一手ですね。高まった感情を持続維持するのはむずかしいですから、2,3日の冷却期間をおいて、落ち着いた人からの質問には答えようとの対応です。しかし、怒涛のような感情的な問い合わせはないものの、数日後でも「なぜ、自分の子供は不合格なのか?」という問い合わが後を絶たないために、アルバイトの学生がそれに応答する体制をとっています。このアルバイトの学生は、数分話をきいたあとで、「ほかの方も通話をまっているので、あしからず」といって、順番に通話を終了してい区仕組みだそうです。

この大学では、合否の結果についてアピール=再審査を求めることはできますが、実際にその結果として、入学が認められる例ははとんどないと言われています。逆に合格の取り消しは、たまにあるようです。


大学のAdmissionというところも、結構大変ですね。