暑い日が続くのでちょっと横溝っぽいコテっとしたミステリーをと思い今週になってから読み始めて、もう終わった。

ネタバレになるので言えないがオイオイそれは無理があるよ!というのが真相だった。探偵が連続殺人を事前に止められないのは横溝作品と同様。

涼しくなるのも一瞬でした。

★★☆☆☆

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山縣有朋の別邸・黒龍荘に、山縣の影の金庫番・漆原安之丞に対して恨みを晴らす、という脅迫文が届き、数日後、漆原は謎の死をとげた。調査依頼を受けた「月輪萬相談所」の探偵・月輪は、かつて伊藤博文邸でともに書生として過ごした杉山を連れて黒龍荘に住み込むことに。広大なお邸には四人の妾を含む住人七人と使用人たちが暮らしていたが、警察と月輪たちの監視をあざ笑うかのごとく、彼らは次々と遺体となって発見されていく―史上屈指の残虐事件の裏には、国家をも揺るがしかねないおそるべき謀略があった!!

黒龍荘