内容は下記の紹介に記載してあるとおり。

そういえば「詩とメルヘン」という雑誌あったけ。何回かは手にしたことがあった気がする。

それはさておき、もう「やなせたかし」先生も「水木しげる」先生も他界されてしまった。

実際に「戦争」を経験されて漫画家になられた二人。

肌で感じた戦争の悲惨さが漫画という形、絵本という形で残されているのは素晴らしいことだけど。

書き手が居なくなり、話す人も居なくなるのが戦後70年もたったことを如実に物語っている。

★★★☆☆

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「アンパンマン」の作者であり、「手のひらを太陽に」の作詞などを手掛けた詩人であり、『やさしいライオン』などの絵本作家として広く知られるやなせたかし氏はまた、伝説の雑誌『詩とメルヘン』を創刊し編集長として30年間にわたり活躍した。
やなせ氏自ら表紙絵を描き、詩と本文を書き、投稿されてくる詩と絵を選考して寸評を書き、と情熱を惜しみなく注いで新しい才能を育てた「詩とメルヘン」は、まったく新しい詩の雑誌として創刊後たちまち熱狂的に受け入れられた。その15周年記念号には「君はなんのために生まれたか……ぼくは『詩とメルヘン』を編集するためにこの世に生まれました。これがぼくの仕事です。」という、やなせ氏のメッセージが記されている。
『詩とメルヘン』そして『アンパンマン』に込められた、やなせ氏の想いとは何だったのか?
数々のスターを輩出した『詩とメルヘン』の「卒業生」である小手鞠るい氏は、少女時代にやなせたかし氏の詩と出会い、『詩とメルヘン』に投稿し、励ましと指導をうけながら詩人、小説家となった。その著者が”先生との45年間”を振り返り、やなせたかし氏の「愛と献身」の人生を、恩師の名作詩の数々とともに綴る感動作。
優しいライオン