笹ノ葉ゆれ、通りゆく風は
我の便りを彼の者に届けた
だろうか…

七夕に会えぬ恋人達よ

せめて、邪魔せぬ夢の中で
逢おうとぞ思ふ

心が老いた我では、

童心の時分に見た流星群を
垣間見る事も出来ぬのだろう

天よ… 叶わぬ儚き夢やも
知れぬが・・・ ぞ