「ぐんぐん伸びる子にしたい!」をお手伝いする“子育て・教育アドバイザー”石田勝紀です

 

お陰様で、東洋経済オンラインで連載中の記事「ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?」が1年間で1000万アクセスを突破しました!

 

英語のできる国、できない国のお話をしてみます。

 

  バルト三国の国々は、英語のできる国で有名ですが、できるだけに英語を武器にして優秀な人は海外へ流出してしまっているといいます。幸い、日本は英語ができない国民なので、流出しなかったともいえますね。

 

  3年前に2週間かけてヨーロッパ6か国を訪問したことがあります。ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、スイス、イタリアです。英語に関して述べると、フランス、イタリア以外は一般市民でも英語はできます。フランスでは英語の勉強は学校で少々やったが、英語よりもスペイン語に力をいれたという話も聞きました。フランスはご存じのとおり、かつては国際標準語です。世界の近代化はフランスから始まったといっても過言ではありません。そのプライドの高いフランスは英語を重視していないのだろうかと想像してしまいますが、実際のところはわかりません。しかし現実にパリのお店では英語ができる人が少ないことに驚かされます。イタリアにいたっては英語ができる人を探すのが大変なぐらいです。おそらく、アジアも含めて英語ができない国民としてはフランスとイタリアが相当順位高くでてくると思います。

 

  しかしこれはほぼすべての国に共通していえることですが、現在の学校(小中高)では英語をかなり重視しており、若者を中心に今後は英語ができる国民が増えてくることは間違いないでしょう。日本も例外ではありません。私が学生のときは英語のリスニングにはあまり力を入れていませんでしたが、現在はTOEICを真似てかリスニングに相当力を入れています。あとはスピーキングですが、韓国では大学入試でスピーキングまで盛り込んだテストが考案されているように、徐々に話すことに力点が置かれだしています。また、現在はICT(情報通信技術)の発達によってスカイプなどのテレビ電話を使って世界中だれとでも無料で話ができる時代です。ですから、今後10年、20年と経つにしたがって、英語で自然と会話できる環境ができるようなるでしょう。

 

  そう考えると、冒頭でも述べましたように、人材の流出入という現象が世界規模で起きてくることが予想されます。もしあなたが英語が自由に話せる人であったならば積極的にそれを活用し、他国と交わろうとしませんか?またはそれが活かせる仕事に就こうとしませんか?ICTの発達とともに事実上、仕事をする上では国境はなくなっていくことでしょう。

 

  そうなると重要になることは「英語」ができることではありません。ヨーロッパでアイルランド人、ドイツ人、スイス人、フランス人と英語で話をしていたときに、みな自国の良さを積極的にアピールしていました。日本人も日本のことが積極的にアピールできるかどうかが問題となりました。  

 

  彼らはさらにいろいろ文化について質問してきます。それに応えられないということは彼らの間ではありえないことでありますが、果たして今の若者が応えられるか疑問です。つまり、グローバル化した社会では、ますます日本人であることが要求され、自国について知り、それを積極的に語ることができるかどうか、また日本人の良さを十分に発揮して、世界の中でも平和的思想に基づき諸問題を解決できるかどうか、そのお手本が試されます。ですから、今後、歴史、文化、教養について何でも貪欲に吸収する人間になろうと努力することが求められるように思います。

 

 

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よろしければ、明日の30日に軽い講演会(ワークショップに近い)をやりますので、予定が空いているかた、いらっしゃいましたら、直接お話しませんか?

 

 

4月30日(土)14:00~16:00 

場所:東京都港区元麻布2-14-28 ウィローブルックインターナショナル

テーマ:「やるべきことをやる子」になる生活習慣と思考習慣 

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