先日、朝テレビを見ていたときに、SQ(かかわりの知能指数)というものの紹介をしていました。


SQ(Social Quotient)

http://www.d21.co.jp/SQ/index.html#top 


社会・他者とのかかわりを重視する価値基準のことで、SQが高い人ほど幸せである!ということだそうです。

ポイントは、「できる範囲での手助け」というところ。


そうですよね。

「役に立ちたい」「関わりたい」と思って始めたことでも、もし無理になってきてしまったら、残念な結果に終わってしまう事もあります。


それには、自分が無理なくできることは何かを見極める必要があるんでしょうね。


ところで、その放映の中で

「そでふりあうもたしょうのえん」についてお話がありました。


平仮名表記にしてみましたが、これどういう漢字かご存知ですか?




実は



「袖振り合うも他生の縁」
※多生とも書くそうです。多少ではないです。

意味)
道で人と袖を触れあうようなちょっとしたことでも、前世からの因縁によるものだ。袖すり合うも多生の縁。 

多生の縁 」の意味)この世に生まれ出るまで、何度も生死を繰り返している間に結ばれた因縁。前世で結ばれた縁。 
(大辞泉より)  



わたし、「多少」だと思っていました

ちょっと関わる人にはそれなりの縁があるんだとかいう意味なんじゃないかと思っていました


この意味を知って、改めて自分の身の回りのことを考えてみました。



昨年息子が生まれて、もうすぐ1年がたとうとしています。

その間にたくさんの新しい出会いがありました。


その出会いは、わたしにとってたくさんの気付きをもたらしてくれています。


いいことも、気付いていなかった気持ちも、今まで見なかったことにしていたことも。


それらはすべて「他生の縁」がわたしにもたらしてくれた素敵なプレゼントなんだなぁ



ひとつの出来事が起こったとして、それに「よかった」とか「嫌だ」とか、意味付けするのは自分です。


光を当てる方向が変われば、その出来事は全く違った意味を持ってきます。



サイアク~とか思っていたことが、180度変わってそのことに感謝したり


先輩タッチカウンセラーが、

「スライムのようなココロであれ」

という言葉が大好きだ、と教えてくれたことがありました。


いろんな器に柔軟に形を変えてしっくりなじんでいくココロ。


そんな風に柔軟なココロをもちたいなぁと改めて思ったのでした。