こんにちは、井関です。

今日は、奥歯の被せ物が取れてしまって、急遽、歯医者さんに行って来ました。

歯医者・・・行く前から、心細い気持ちになります。

車を運転して、久しぶりに村山方面へ走ったら、考え事をしていたからか、気持ちがめり込んでいるからか、1本、道を間違えて、団地の中で道に迷いました。


待合室でも、診察台に座ってからも、「キューン」というあの音に、怯え。。。


「こんにちは、取れちゃったのはどこ?」と、尾松先生が現れ、
「1番奥の歯です。」
「あー、親知らずだね。」
「えっ。親知らずなんですか?!」
「あなたのように、親知らずがまっすぐ生えてる人って珍しいんだよね。」
取れた、被せ物を見せながら、
「奥が磨きにくいんだろうね、奥側が擦り減ってしまっているから、将来的には作り直すようだけど、今日はこのまま付けておくね。」


いつ来院しても、優しい尾松先生、さっきまでの不安がどっかに消える。


「優しい」優しいって本当に有り難いな。嬉しいな。
そういえば、私の周り、皆んな優しいな。
スタッフはいつも、皆んな優しい。

店長は、いっつもお福分けして歩いてるような、服が「優しさ着て歩いてるような人」だし、
み♡ぴーは、そりゃあもう言い尽くせないほどの協力なサポートで、いつも私を助けてくれる、もの凄く優しい子。
カズぴーは、いつも明るくて、頑張りやさんで、サポートをいつも気にかけてくれる優しさがある。
もんぴーは、一見すごく強いけど、ナイーブな内面もあって、やっぱりいつもサポートを気にかけてくれる優しさがある。
こたぴーも、最近良い顔で笑うようになったな。気にし過ぎるくらい、いろんなことを気にかけてくれる、気を病みそうなくらい気を使う、優しい人。
相方のチマルは、ちょっと自分寄りなオレンジフードだけど、ファミちゃん思いの優しい働き者ちゃん。
あーっ、私って、なんて幸せなんだろう。なんて心の中で、なんかしみじみ。


「終わりましたよ。」

尾松先生のおかげで、無事、歯は元に戻りました。ホッ。



帰り道、さっき道に迷ったよなぁーと思いながら、ここら辺友達が住んでいたので高校時代よくチャリンコで走り回ってたなぁ。デニーズでバイトしていた時の先輩の工場もうないんだ、友達のお母さんのラーメン屋さんももうないんだ。。。


あの頃は、いろんな不安抱えて生きてたなぁ。


私みたいなのに、彼氏なんてできるかなぁとか、
いつか結婚できるのかなぁ。
朝起きたら癖っ毛がボンバーしてて、鼻が出て鼻から噛むような1日のスタートをきる私と生活してくれる人なんかが、この世にいるのかしら?
私なんかが、お母さんになんてなれる日くるのかな。
絶対商売したいんだけど、自分のお店なんて持てるかなぁ。
ここのお店借りて商売したら、どうだろうなぁ?
家族皆んながそれぞれ一部屋あるような、もっと大きい家に住みたいなぁ。
家族を養える稼げる人になりたいなぁ。


なんて思いながら、チャリンコ全速力で漕いでいた私があったなぁ。
不安だった頃の私に会って、教えてあげたいな。

「大丈夫、全部叶うよ!」って。

「私は、大人になって幸せになったよ。」って。



なんて思いながら運転していて、ふっと頭をよぎった言葉

「お嬢ちゃん、ここで商売やったって、稼げないよ。」


25歳で独立するのに、店舗物件探していた私に、玉川上水の不動産屋さんで言われた言葉。
OL時代、200万手前くらいしか自己資金のなかった私は、その範囲内で借りられる物件を探していたのだ。

「商売ちゃんとやりたかったら、立川とかもっと人のいる場所でやんなよ。」

そう言われて、私は、立川で商売を創めたのだ。


あの時、不動産屋さんでああ言ってもらえなかったら、最初のスタート間違えていたかもしれないなぁ。
どうもありがとうございました!


世の中は、皆んな優しいな。


車の中なのに、なんか風を受けて走っているような気になっていました。



今晩は、女性スタッフと大事な方と、お食事会です。


お付き合い、どうもありがとうございました。