フィンランドのタクシー | すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

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日本とフィンランドのタクシーの相違を紹介いたします。

乗車するとドアは開きませんので自分で閉めなければなりませんが、車種は高級車しか見かけない豪華さがあります。
そして、道端で拾う事ができませんので、毎回電話をかけ住所を知らせると、車のナンバーを知らせてくれます。あまり気にしなくてよいのですが、イベントの後などに多くの人がタクシーを必要とするので、同じ場へ複数のタクシーが来た場合、混乱を避ける為、車のナンバーを覚えておけば注文した車を確認できるわけであります。
場所にもよりますが、通常数分でドアの前まで来てくれます。

乗車する時、通常は後車座席へ座りますが、もし運転手の隣の前方座席を希望するならば、気持ち良く乗せてくれます。

フィンランドでのタクシー車種は、メルセイデス・ベンツがトップ35%であります。ボルボ、ボルクスワーゲン、アウディも良く見かけます。ほとんどは新車であり、高級車の乗り心地は快適で、テスラの車種も最近見かける様になりました。

タクシー乗り場では、タクシーが列を並び客の来る順番で乗せているので、後方の自分の好きな車に乗りたくとも、それはできません。順番に従って乗車する規則に従っていきます。

カードで支払う事が一般化され、便利になりました。領収書もすぐに印刷してくれます。

8人乗りの車も時々見かけます。値段が同じというのは、覚えておくと節約できる情報で、5名から8名までのグループで移動する時は, 2台注文は不必要です。電話で8人乗りを注文できます。タクシー乗り場でも時々見かけます。この場合は、特別ケースとして待機するタクシーを無視してグループ客の前まで来てくれます。


最新型のボルボのタクシーです。 小学校の庭先までタクシーが子供を送って来ています。
小学生が学校へ通う時、その道のりが遠い場合、タクシーが迎えに来てくれます。その他、身体障害者や老人を対象とした車椅子を収納できる小型バスタクシーも、市からの援助で運営されており、税金の使い方に国民は納得する一例であります。

スコダの車種は、以前チェコの車でしたが、ドイツに買い取られ今では高級車イメージが出来上がりました。タクシー運転手の間で人気を呼んでいる車種です。

今話題になっている、テスラ電気自動車もタクシー車種への仲間入りを初めました。

メルセイデス・ベンツ車、テスラ車など豪華車が揃っています。

公衆電話はだいぶ前から街角から姿を消し、街角でタクシーが必要な時は、携帯で呼ぶか点在するタクシー場まで徒歩するしかありません。電話番号 01007300で通じ、電話した場所へすぐに来てくれます。