フロアトポロジー~FlooR~第4回公演
「パラ・オルト・メタ・シティ」
<公演期間>
2014年12月26日(金)~29日(月)
<会場>
日暮里d倉庫
東京都荒川区 東日暮里6-19-7 2F
<脚本>
角畑良幸
<演出>
小崎愛美理
<出演>
鈴木はるか(フロアトポロジー)
駄場詩織(フロアトポロジー)
武本健嗣
岡田昌也
児玉尚幸
目黒亮平
豊永晃太郎(MEN☆PLA)
高島大幹
大倉安奈
南波美沙
田中結花
山口ルツコ
福永マリカ
芦原健介
小崎愛美理
<スタッフ>
制作:石倉和真
撮影:古賀志信・日下部文哉
音楽:百々~momo~
Chapa
MEN☆PLA
美術:小松広容
音響:dezimoemon from 仏陀step
照明:森泉真喜・飯村勇太
舞台監督:半田明人
協力:
有限会社クレアトゥール
スターダストプロモーション
OpenSTAGE
wood luck office
株式会社デフィプロモーション
三木プロダクション
エニープロダクション
ニチエンプロダクション
製作協力:池田一茂
企画・製作:フロアトポロジー~FlooR~
<開演日時>
12月26日(金)⚪︎19:00
12月27日(土)⚪︎14:00/⚪︎19:00
12月28日(日)●15:00/⚫︎19:00
12月29日(月)⚪︎14:00
※⚪︎山口ルツコ出演/⚫︎芦原健介出演
※開場は開演の30分前
※受付及び整理券配布は開演の1時間前
<チケット>
前売チケット 3500円
早割チケット 3300円(11月30日まで)
ペアチケット 6600円(二名様予約)
当日チケット 3800円
↓チケット予約↓
※10月1日13:00よりチケット販売開始
~イントロダクション~
「今年で世界が終わる」
最初に言い出したのがどこの誰なのかわからない。
初めはネット掲示板の他愛ない1スレッドだったと言う人もいれば、某独裁国家による情報戦略だという人もいれば、自殺した人気アイドルが残した最後のブログに書かれていたという人もいた。
出所も時期も定かではない、通常なら一笑に付されて流されるだけの流言が、徐々に大きくなり国全体に蔓延したのは、度重なる地震や異常気象からくる疲弊と、突然「感覚を喪失する」というウイルス性の奇病、アトポスの爆発的流行のせいだったのかもしれない。
とにかくそれは深く信じられていて、そのためあらゆる犯罪が増加し、略奪や窃盗が横行した。
出生率は下がり、自殺者は増加した。街からは人が消え、穏やかですらあった。
世界が終わる。
夢のような現実の中、人々は思う。
明日は死ぬかもしれない。
明日も生きなければならないかもしれない。
隔離された汚染地域を住処とするひとつのコミュニティ。
そこに迷い込んだ1人の女。
リーダーの男は女に言う。
「これはきっと夢だけど、この夢から覚める方法はない。諦めろ」