「ガチバン NEW GENERATION」初日舞台挨拶レポート | 「ガチバン NEW GENERATION」 オフィシャルサイト

「ガチバン NEW GENERATION」初日舞台挨拶レポート

1月31日(土)、「ガチバン NEW GENERATION」が狂気乱武の公開!

陳内将、米原幸佑、多和田秀弥、お笑いコンビ『イワイガワ』の岩井ジョニ男、元木隆史監督が31日、東京・シネマート新宿で初日舞台あいさつに登壇した。


これまで窪塚俊介、佐野和真、窪田正孝、荒井敦史、柾木玲弥といった数々の人気若手俳優を発掘しているシリーズ最新22作目の作品。新章に突入し、6代目の最強ヤンキー・大友斗氣雄を人生初主演となる陳内が演じる。

350席という同舞台あいさつのチケットは即完、場内は立ち見が出るほどで満員の熱気にあふれるなかでのものとなり、陳内は
「初日にこれだけたくさんの方が来てくださったのに感謝します!」と、感激の笑み。

さらに、映画初出演となる多和田も
「僕にとって初めての映画ということで、緊張しています。こうして初日にたくさんの方が足を運んでくださったことありがとうございます」と、ファンへ感謝した。
 
陳内は自身の演じたキャラクターについて、
「ピュアなところがあって、なりたくてヤンキーやってるというより、素直に生きてたらそうなったという感じがして。大人になった僕からは見えない世界だったり、汚い世界は本当に汚くちゃんと見えたりと、新しい発見がありました」と、自分との違いを感じたそう。
 
苦労話を問われると、米原とのにらみ合いのシーンを挙げた陳内は、
「外で寒い中でにらみ合いが多くて、ずっと目開けてるから乾燥して涙が出ちゃって」と、大変だったそうで米原も、「それで1回カットになりましたよね」と、裏話を披露していた。

続いて、岩井は、本作出演をお笑いタレント・出川哲朗に話したそうで、
「出川さんとヤンキー映画出てみたいと言ってたら話が来て、『やばいよやばいよ~。ジョニ男やったな!』と祝福されたんです(笑)」と、“出川節”で反応があったそうだが、「それで、学生服を出したり、ストレッチもして現場に行ったらラブホテルの店長役だった」と、しっかりオチをつけ米原が「台本読んだら分かるじゃないですか~」と、ツッコミを飛ばすことも。

一方、多和田は、
「撮影初日は緊張していて、陳内くんと一緒だったんです。車をボーンと蹴って、『遅い!』というところだったんですけど、陳内くんが緊張している僕を察して話しかけてくれたりとか、周りのスタッフさんとかも、僕が『こうですか?』と聞いたところを丁寧に教えてくださって、1回1回学びながら進んでいった撮影でした。僕にとってはいろんな人に支えられての撮影でしたので、それが初日を迎えられて本当に嬉しいんです」と、初々しさを見せつつ万感の思いを。

さらに、多和田は、キャラクター作りが難しかったようで、
「悪いキャラクターというのをいかに匂わさないようにするかという感じで、気持ちを押し殺して言える人物かというのを感じでやっていて、騙そうという気持ちでやっていました」と、演じているときの心情を語る。そんな多和田の印象的なシーンへは、「『友だちになってほしい』というセリフを言った時に、心境が一番近かった。初めての友だちを作るときにこんな気持ちになるのかなと思いました」と、話していた。

ほかにも、米原が多和田へ
「(劇中で)嫌がらせしかしてなかった。申し訳なかった」と、恐縮。すると多和田が、「普段殴られるということないじゃないですか。基本、自分の身長が大きい方なので、自分より小さい人に殴られるというのが…。初めての新しい不思議な経験をしました」と、身長差のことを話しだし、これには米原も「言葉遣いは丁寧でもグサーッと来た」と、苦笑いを浮かべ、場内は沸きに沸いていた。

最後に陳内から、
「シリーズ22作目で番長をさせて頂いて、ガチバンが今後も作っていけるように頑張りたいと思っています」と、抱負を述べ多和田も、「ヤンキー映画ということでいろんな見方があると思うんですが、負けられない部分だったりその中に優しさとかも隠れている作品だなと思っています。みなさんに何かいい影響を与えられたらと思っています」と、メッセージを寄せていた。









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